作品情報/キャスト
陳情令の監督と半妖の司籐姫の原作者が壮大なスケールで放つ、チャン・イーシャン&グアンホンのW主演のファンタジック・ラブロマンス
神仙、幽族、人間、3つの種族が存在する世界。
明国の都・啓封府の捕吏長・展顔たちは奇妙な事件を捜査する中で天上界からの使者・端木翠と出会い幽族の仕業だと教えられる。
種族を越えた愛と友情、異世界をも巻き込んだ陰謀と戦いを描き壮大なスケールで展開していく。
全52話で紹介します
ネタバレ感想/玉昭令
41話・崇城の決戦
端木翠は投獄されている展顔を助けに行くと和議の日に丞相の死体を見たが処理されてしまったと言われます。偽者の江易である江文卿が葬儀を行わずに埋葬を命じたのは殺害の証拠隠滅のためだと気付きます。
温孤は人族の大軍が押し寄せてきたと紅鸞から知らされ決戦は避けられないようだと母の位牌に報告し江易を捕らえるために集結させます。
人族と幽族が衝突すると江易はこれで筋書き通りだと思い、千年前と同じように轂閶が戦死したので後は端木翠の出番だと全軍撤退を命じます。
端木翠は楊鑑たちを説得するために戦場に向かったが轂閶の姿を目にし悲しみます。温孤が現れたため誤解だから止めるよう訴えるが命の恩人だから一度は見逃すから去れと言われます。
江易は轂閶の遺体を目の前に悲しむふりをしてお前が人族を信じて招いたことだと端木翠を叱咤し弔い合戦を命じます。楊鑑は急ぎすぎるし端木翠を行かせるなら義兄である自分が責任をとっていくと告げると端木翠に決着させると拒否されます。
こんなにすぐに攻めるなら撤退した意味もなく兵も休ませもしないなんで丞相らしくないと思います。
展顔の偽物だという訴えを思い出すがここまで似ている者がいるかどうかと困惑します。
42話・大罪人
交易の死体を確認した端木翠は江文卿とは何者なんだ、義父上を殺すなんてどんな恨みがあるのだと憤ります。
すると江文卿は千年後からきた展顔の義父で丞相の生まれ変わりだと知らされます。その話が本当だとして崇戦の決戦はどのように決着するのかと聞くと轂閶が戦死したあと人族は全滅するものの勝つと知らされます。
幽族は九獄に落とされるが千年後に温孤が解き放ってしまい三界は崩壊の危機に瀕している・・・摩訶不思議な話だが展顔が自分を騙すはずないので端木翠は信じます。
端木翠と展顔は江易の遺体を楊鑑に見せ天幕にいるのは江文卿だと知らせます。楊鑑は刀傷などを確認して義父上だと確信し兵営にいたのに殺されたことも気付かなかったのかと己を責めます。
弔い合戦を命じらえる端木翠は皆の前で、和議が結ばれれば阿弥や轂閶は死ぬことなかった、お前が故意に和議を潰し戦を起こしたのだと江文卿を指さします。
幽族にありもしない罪を着せ惨劇を招いたのだと訴えると柩の蓋を開けます。そこには轂閶の遺体ではなく江易の遺体があり、展顔はまだしらを切るのかと訴えます。
長年の戦で無数の古傷があるはずなので江文卿の訴えを信じる者はおらず、多くの仲間を失い激怒する楊鑑は投獄を命じます。
楊鑑は江文卿は死罪いがいあり得ないと訴えるが端木翠はまずが幽族の誤解を解いて和議を再び実現させるのが先決だと言います。
展顔は投獄される江文卿に会いに行くと啓封を守るため沈淵に者を傷付けて何が悪いのだと言われます。どこにいても正義は変わらないし立派な理由をこじつけても過ちは許されないと訴えます。
端木翠はまだ目覚めないしこのままだ苦しみ続け完全に消えたら現実からもいなくなると訴えられる大勢を犠牲にしてまで生きたくないと訴えお別れの挨拶をします。
話を聞いていた端木翠は本当にここは朕淵なんだと知り自分こそが幻なのかと気付きます。
楊鑑は江文卿を送り届け和議を結ぼうとしたが逃げられてしまったために戦は避けられない状況となってしまいます。
43話・命を犠牲にした和議
江文卿が脱走したことで幽族と人族の戦はもはや避けられない状況となります。
展顔は単身で温孤に会いに行き、兄弟で友であるお前の恨みが消え戦を止められるのであれば江文卿の代わりに自分が命を差し出すと告げます。
また端木翠も単身で会いに行き自分の命と引き換えに戦を止めて、戦いなくないと訴えます。沈淵を開いたことが過ちなら自分で消さなければと思っていたが人族を率いる楊鑑が押し寄せてきてしまいます。
人族と幽族が衝突してしまい紅鸞の手引きで拘束を解かれた展顔は駆け付けるが楊鑑と温孤の間に入った端木翠が両者の剣をまともに受けるのを目にします。
温孤は戦闘をやめるよう命じると楊鑑も人族に命じます。端木翠はこれですべて終えるはず、縁があればまた会えるはずとつぶやき展顔に抱きかかえられながら息を引き取ります。
端木翠を弔う展顔は自分の姿が消えかけていたので柩の寄り添います。温孤と紅鸞も姿を見せ戦を続ければ端木翠は悲しむと思い和議を結び直そうと告げると楊鑑も平和に共存しながら自由に交易し助け合っていこうと言います。
越龍門は温孤に化けて幽族を操る宝器を手に入れると幽王を毒殺します。侵入していた江文卿は背後から短刀をぶっ刺して越龍門を殺害し宝器を手に入れます。
これで冊封の祭壇にあがることが出来ると高笑いするが蓬莱図に誰の名前も記されていなかったので困惑していると「端木翠を神仙に封じる」と文字が浮かび上がってきました。
44話・神仙だけを封じる玄天傘
消えかかる展顔は棺に寄り添い苦しむがいきなり端木翠が目を覚ましたので驚きます。愛する者の帰還に喜び抱き合うと美貌の神仙は死なないと言われ千年後の記憶を取り戻したのだと分かります。
沈淵が開くと同時に神医が消え中の自分と一体化し記憶も封じられたが功績が認められ神位が復活したのだろうと端木翠が言います。
端木翠は故郷を見降ろすと故気を消す善良な願いの天灯が上がっていました。二人は永遠の愛を誓うと天灯を作る展顔の前に江文卿が現れます。
巨闕を手に何しに来たのだと歩み寄ると犯した数々の罪を償いたいと言うので両族に謝罪し神位を諦めて啓封に帰るべきだと告げます。
しかし猿芝居をしていた江文卿は隙を突いて噬心咒の毒を染み込ませた短剣で展顔の胸を刺し「端木翠を殺せ」と命じます。
端木翠は温孤と楊鑑の話がスムーズに進んでいたのを見届け安堵するが展顔の様子がおかしい事に気付きます。
祭壇に行くと江文卿によって展顔が噬心咒にかかっていると知り、彼を救うためにも神位を蓬莱図に渡し譲ると宣言します。
念願かなって神仙となった江文卿は高笑いをして展顔の術を解きます。そして天に昇っていくが端木翠が神仙だけを封じ込める古代の神器・玄天傘で阻止します。万能の神にでもならないと永遠に出ることは出来ず、ここで一生罪を償って生きろと言い放つ端木翠は展顔と手をつなぎ沈淵を出ます。
そして雲に解毒剤を託すと雪が降り故気が消滅していきます。