中国ドラマ/新・白蛇伝
美形男子アラン・ユーと4000年に1人の美少女と称される元SNH48のジュー・ジンイが共演した中国ラブ史劇。中国古代から伝わる民話「白蛇伝」を基に制作。
あらすじは?
千年に及ぶ天上界での修練を経て、白蛇の妖怪は白素貞(人間女性)に姿を変え人間界で善行を積んで仙人になることを目指します。
臨安の町にやってきた白素貞は出会った医者の許仙と惹かれ合い夫婦の契りを交わすが端午の節句祝いで雄黄酒を飲んでしまい正体をあらわにしてしまいます。
許仙はショックのあまり意識を失ってしまうが彼女を守るために邪薬を飲んで妖怪に姿を変えたことで金山寺に連行され、彼の子を産んだ白素貞も幽閉されてしまう。
愛し合う人間と妖怪に危機が訪れる!
キャスト/ジュー・ジンイー&アラン・ユー共演
全36話ネタバレあらすじ/新・白蛇伝
1話・人間との出会い
天上界で千年に及ぶ修行を積んだ白蛇の妖怪・白素貞は人身を手に入れ人間界に送られると幼馴染みの金鼠の妖怪・景松から人間に見えるが歩き方が変と言われ練習します。
観音様が撒いた甘露のおかげで霊的に目覚めたので感謝を伝え協力すると願い出ると「俗世を知らぬ身では何も語れない。人間には六欲があり多くの誘惑を体験し、克服し手放し悲しむ事を学んでこそ俗世を離れる修行が成るのだ」と言われます。
白素貞は臨安で経験を積むことにして向かうと華佗の生まれ変わりと評される許仙がいて民がわんさか集まっていました。
白素貞は許仙に論破された医師を見て女性(如意)が扮していると見抜き後を付けるとやってきた許仙に「いくら儲かった」と聞いていたので華佗の生まれ変わりとかたった偽物なんだと疑います。
金山寺の僧侶の法海は妖怪退治に役立つ紫金鉢と殺気や怒気を察知する魔除の禅杖を師匠から授ります。
白素貞は参考書を読むと詐欺師は役所に届けると知り向かうが証拠も何もないので門前払いを受けてしまいます。直接忠告するため髭を付けて会いに行き騙した金を返しなさいと要求するが髭を取られ「まだ幼いから許してやる」と詐欺師と疑われ追い出されます。
妖術を使っていたずらし満足するが外に出ると妖魔を感じ人間を傷付ける妖魔がいると景松が言っていた事を思い出します。
妖魔を追って行くと男の子(長生)に襲いかかっていたので妖術で蹴散らし助けます。困った人を助けに来た仙女だと思われ母親が病気だから助けてとお願いされます。
白素貞は約束通り長生を気にして会いに行くと母親が妖蛇の毒に犯されていると気付きます。
許仙が訪ねてきたので互いに詐欺師と疑っていることもあり口論となるが「長生の母親の病をどちらが先に治せるか勝負だ、私が負けたら何でも言うことも聞くが私が勝ったら長生から離れろ」と言われ白素貞は受け入れます。
いつも十里坂の女媧廟へお参りに行くと知り向かうと500年修行を積んだ青蛇の妖怪・小青と出会います。
2話・祭りの夜に
白蛇の妖怪・白素貞は「人に毒を盛り害を与えるとは何事だ」と青蛇の妖怪・小青と決闘して勝利します。
「長生の母親が毒に犯されたのは自分がかじった果物を盗んで食べたからであり、あれは事故だ」と小青は弁明し解毒剤を差し出します。
白素貞は誤解していたと謝罪して受け取り帰るが解毒剤から異臭がすることに気付き妖術で消し去ります。
近くにいた魔除の禅杖を持つ法海に妖怪だと疑われ退治されそうになったので妖術で姿を消して逃走し許仙の寝床に白蛇となって隠れます。父親から強いられる縁談を断りたい如意は許仙の部屋で寝れば回避できるのではないかと布団に入り込むがしつこく追ってきた法海に布団をめくられ叫びます。
許仙たちが駆け付けると法海は「妖怪を追ってきただけです。まだ近くにいるはず追わなければ」と逃げるように去っていきます。
許仙に逃がされた白蛇(白素貞)は悪い人ではないのかもしれないと思います。
白素貞の姿になって戻り解毒剤を与えると簡単に病が治り許仙が感謝されていたので「彼の治療で私の薬が効きました」と顔を立ててやります。
許仙が華佗の生まれ変わりと偽ったのは病を治すために高い生薬を買うためだったと知り人助けのためなら仕方ないと責めるのを止めます。そして自分が訪ねた理由は不正を正すためだったと伝え2人の間にあった誤解が解けます。
臨安の元宵節は人間が家族で集う日、それなのにいつになったら母親は迎えに来てくれるのかと小青は酒に酔います。
酒を持ってきた商人に蛇料理を勧められた小青は頭にきて青蛇となります。法海がやってきたので襲いかかると紫金鉢を出されて呪文を唱えられやられそうになるが白素貞によって逃がされます。
白素貞は祭りに出掛けると助けてくれて感謝する小青が守ってやるとついてきます。ついてくるなと訴えるが店で銀子を払わないと手に入らない事も知らなかったので助けられます。
如意と一緒に祭りに来ていた許仙は「歩行も、立っても、座っても、寝ても腹ばい」と謎を出す天灯を見て蛇だと解き「季節が変われば衣替え足がなくても俊敏で木々を登るは軽々と硫黄の道は行き難い」と付け足します。
白素貞は天灯を取りに行くと謎を解いた者が持って行ったと知らされます。
置いていったという「道士はそろばんをはじき仙人は妙音をはじく」と書かれた提灯を手にすると2人は偶然にも出会います。
3話・親分の決心
祭りで偶然出会った白素貞と許仙は互いに持っている提灯を見て驚くが突風が吹き荒れ騒然となります。
蜈蚣の匂いに気付いた小青から逃げるよう言われた白素貞だったが許仙と一緒に怪我をした人の手当に専念すると人間は肉体は弱いが優しい心と勇気は強いのだと思います。
魔除の禅杖を持って駆け付けた法海は子供達を捕らえて連れ去ろうとする妖魔に襲われ戦います。また炎に包まれる屋敷に人命救助のため突入した許仙を見て白素貞は方術を使って雨を降らそうとすると法海が持っていた魔除の禅杖が反応し飛んできます。
小青が魔除の禅杖を引きつけている間に白素貞は雨を降らすと彼女を救うため盾となります。すると景松がくれた簪が魔除の禅杖をはじき飛ばしました。
傀儡符が砕けた事で白素貞の身に何か起こったのだと景松は心配します。
白青は男になって母親を守ろうとしていたが白素貞と姉妹の契りを交わすため女となります。
帝辛(今では大暴君の紂王と呼ばれる)に嫁いだ蜈蚣は夫は灰となったが自分は2千年後もまた臨安の街で最高の刺繍の名人と呼ばれていると誘拐した子供達に話します。
紂王と妲己への恨みが消えないだけだろうと妖魔に耳元でささやかれます。
その頃、役所には子供がいなくなり親たちが押しかけていました。蜈蚣の仕業にちがいないと言われた白素貞は長生も消えたと知り母親を訪ねると子供が最後まで持っていた宝珠を渡されます。
4話・約束の宝珠
許仙は歩いていると「なぜ体に妖気が?今まで誰と一緒にいましたか」と法海に話しかけられます。民家に侵入した不届き者だと気付き「妖怪は知らないが破廉恥な僧侶なら見た」と告げると「妖は人を惑わす、お気をつけ下さい」と去って行きました。
坊主から目を付けられているから許仙とは会わない方がいいと白素貞は小青に言われます。
蜈蚣と決闘することを決心した白素貞と小青は蜈蚣の匂いに敏感な鶏を盗むため屋敷に侵入するとそこは許仙の家でした。
長生の件で話があって迷い込んでしまったと誤魔化すと許仙が白素貞に惹かれていることを察知した姉は喜びよくしてくれるので鶏を譲って欲しいと頼むと料理にされてしまいました。
白素貞と小青は荒れ地に幻術を使って家を作ると「底知れぬ力を持ちかなう相手ではないから蜈蚣と戦うのは止めろ」と景松が姿を現しました。
人間は妖怪に冷酷なのだからほっとけと言われるが白素貞は見捨てる事は出来ないと言います。
長生の宝珠を渡し持ち主を探してほしいと頼むと景松は鼠に命じ探りにいかせます。その頃、蜈蚣は娘から「宝珠を口に含んで生まれたからいなくなっても宝珠を持つ子を探し出せば何度生まれ変わっても一緒にいられる」と言われたことを思い出していました。
鼠が戻ってきて蜈蚣が明日の晩に子供達を食べると気だと知ります。白素貞と景松は子供達の声を聞き駆け付けると蜈蚣の攻撃を受け長生が犠牲となってしまいます。頭にきた白素貞は身構えるときに宝珠を落としてしまいそれを目にした蜈蚣は驚き会わせてくれと要求してきました。
長生の物だと知った蜈蚣は「何で男なんだ、宝珠の力を感じないなんて」と嘆きます。
「宝珠は霊力で人の魂を守るので光もなく、魂が人から離れ霊力が宝珠に戻ったときに光り輝く」
蜈蚣は輪廻路を開き魂の深い記憶を読み取る三生石で長生の前世と今世を知り自分の子だったと涙を流します。
5話~12話
13話~20話
21話~28話
29話~36話/最終話