作品情報/キャスト
美形男子アラン・ユーと4000年に1人の美少女と称される元SNH48のジュー・ジンイが共演した中国ラブ史劇。中国古代から伝わる民話「白蛇伝」を基に制作。
千年に及ぶ修練を経て白蛇の妖怪は白素貞(人間女性)に姿を変え臨安の町で修行を積むと出会った医者の許仙と惹かれ合い夫婦の契りを交わす。端午の節句祝いで雄黄酒を飲んでしまい正体をあらわにすると許仙はショックで意識を失ってしまうが彼女を守るために邪薬を飲んで妖怪に姿を変えたことで金山寺に連行され彼の子を産んだ白素貞も幽閉されてしまう。愛し合う人間と妖怪に危機が訪れる!
ネタバレあらすじ/新・白蛇伝
第17話・貧しい民のために
許仙は命を救ってくれたお礼に如意を訪ね「王道陵とはどうゆう関係だ、医術は確かでも心がけが悪いし騙されているのを見ていられない」と伝えるが兄として接しているため聞く耳を持ってくれません。
毒に犯された民達が大勢駆け付けても王道陵は銀子をつり上げるだけ、そこに解毒剤を作った白素貞と小青が駆け付け医師として救うのは当然だと無料で配りました。
臨安に戻ってきていた法海は白素貞は妖怪でも神のように民から崇められているため迷いが生じます。
苦情が殺到した王道陵は何かおかしいと思い確認しにいくと解毒剤が小麦粉と入れ代わっており保和堂に化けて侵入し解毒剤を手にすると盗まれたのだと気付きます。
その頃、王道陵による仕業だったと白素貞は夫に伝えるが盗むのは犯罪だからしっかり証拠を突き止めるべきだと言われます。
王道陵が毒を入れ続けたら意味がないので罠をかけて井戸に毒を流すところを李公甫の役人たちが包囲します。王道陵は姿を消して逃走するが白素貞と小青が追いかけ攻撃を仕掛けたことで事で白蛇と青蛇の妖怪だったかと気付かれます。
白素貞は井戸に解毒剤を流すと民たちは感謝するが王道陵の仕業だと知り済世堂に押しかけ破壊しようとします。
許仙は駆け付け「彼女を導く者もいないし騙されたのです。損額は私が負担します」と止めに入ります。しかし如意は態度を改めることはなく済世堂が潰れる事になったのは白素貞のせいだと喚きます。
如意は雨の中で泣き叫びながら彷徨い倒れたところを王道陵に介抱されます。汁物を作りに行くと出て行った王道陵を尾行する如意は彼が妖怪だと知ります。
「騙す気はなかった、出会った時に前世で縁があると感じたんだ、怖がると思って言えなかっただけだ」
王道陵は太上老君の弟子で仙丹を盗んで俗世に落とされヒキガエルの姿になったのだと説明します。
第18話・端午の憂い
王道陵が妖怪だと知り脅える如意だったが白素貞が千年の蛇の妖怪だと知らされます。いきなり抱き付かれたので何をするんだと突き放すと通りかかった法海から隠れるためであり彼が持つ魔除の禅杖は妖怪を葬るのだと知らされます。
その頃、妖怪に悪は無いのかと迷いながら歩いていた法海は魔気に襲われるがそこに師匠が現われ「自ら生んだ心の魔に取り憑かれている。執着を捨てないと心の魔は滅ばせない」と言われます。
善を装っているなら退治しなくてはと悩みを打ち明けると「白蛇と青蛇は決して妖ではない、善悪を決めるのは心次第だ」と言い師匠は去ってしまいます。
白素貞たちは観音廟に向かう途中、偶然にも睦王妃と出会い共にお参りします。
如意はわざと妖怪に襲われるフリをして法海と出会いこれから襲われたら怖いので法術を授けるか身を守る法具を借して欲しいと頼み鎮妖符を封印した数珠を受け取ります。
保和堂に倒れ込んできた患者を救うため、白素貞は妖術を使って熱毒を吸い込むが蛇は熱に弱いため自分を議性にしないでと小青からお願いされます。
王道陵から「しばらく体力を消耗するだろう」と言われた如意は許家の前でわざと倒れ同情を買います。許仙は屋敷で面倒を見ると決めるが白素貞はあくどい王道陵でも如意を傷付けるとは思えず恨んでいたはずなのに急に素直になっている事で慎重になるべきと訴えます。
体力消耗する白素貞は今までのお詫びにと如意から数珠を差し出され戸惑いながらも受け取ります。
第19話・仙人の地 崑崙山へ
小青(青蛇の妖怪)は暑さに弱く湖で体を冷やしていると法海が現われます。
なぜか助けてくれたので姿を現すと「半神なら懸命に修行し早く位を上げなさい」と意味不明なことを言われます。
その頃、如意は許仙が白素貞と一緒に飲むための酒を準備していたので端午節には雄黄酒は付きものだと教えます。
匂いに察知した白素貞は自分が白蛇の妖怪だとバレてしまうと思い体調が悪いからと告げると清熱や解毒作用があるから取り寄せたんだと言われ断れなくなってしまいます。
千年の修行のおかげで平気だと思い飲むが皮膚に蛇の模様が見えだしたので体調が悪いから1人にしてと許仙を部屋から出します。
許仙は心配で強引に押し入ると大きな白蛇を目にし白素貞を食べたのだと勘違いして気を失ってしまいます。
魔除の禅杖が反応を示し法海は駆け付けると許仙が倒れているのを目にし白素貞が妖怪だったと気付くが人間の姿に戻り駆け付けた白素貞に禅杖は反応しませんでした。
姣容が埋葬しようとするので白素貞は生きているから3日だけ待つようお願いします。
天と地に2つの魂が残り体内に妖丹がある事を伝えると法海は三魂七魄の大半を失えば残る2つの魂も長くは持たないと思うが天に逆らうわけではないので協力を受け入れます。
崑崙山に500年に1度咲く仙草で魂魄を集められるので妖怪にとっては危険だが白素貞は小青を残し仙人の地へ向かいます。
南極仙翁が留守にしていたのでラッキーと思う白素貞だが峨眉から駆け付けた景松に止められます。仙草が手に入らないなら許仙と一緒に逝く覚悟だと言い放つと時空を裂いて過去に戻れる金の蓮を授ります。
白素貞は過去に戻るが仙草はありません。西王母の誕生祝いで南極仙翁が持って行ったと知りお供する鹿に化けて南天門をくぐります。
第20話・素貞の覚悟
白素貞は仙女に化けて天界に到着するが哮天犬に見破られ仙草を盗んだ事がバレてしまいます。
玉帝は怒りをあらわにするが瑶地に普通は入れないのに侵入したという事は何か事情があるのだと西王母は言います。
白素貞は峨眉山の出身で夫を生きかえらせるために盗んだと弁明するが生死は運命に従うものだとして天牢に入れられそうになります。
しかし、白蛇は一心に多くの人間の命を救ったから見逃してやるべきと観音様が進言してくれたおかげで善行により許されました。
仙草を恵んでもらった白素貞は戻ると景松が辛そうにしていました。
過去に戻すのは天に逆らうものであり白素貞が戻れるよう結界を作って耐えていたことですべての力を使い果たしていたのです。
景松は人間の姿を保つ事ができなくなり徐々に薄くなっていき修練をすべて白素貞のために使った事に満足して消えていきました。
人間界に戻り小青と法海の協力を得て急いで仙草を練ります。人間に飲ませれば生きかえるが過去を忘れると知り小青は救う意味がないではないかと訴えるが白素貞は救えるならそれでもいいと覚悟を決めていました。
「白素貞のために生きかえった」と姉や義兄に言われた許仙は娶った事も覚えていないので誰の事を言っているのかと困惑します。
如意は自分にとっては都合がいいため笑みを浮かべます。