作品情報/キャスト
美形男子アラン・ユーと4000年に1人の美少女と称される元SNH48のジュー・ジンイが共演した中国ラブ史劇。中国古代から伝わる民話「白蛇伝」を基に制作。
千年に及ぶ修練を経て白蛇の妖怪は白素貞(人間女性)に姿を変え臨安の町で修行を積むと出会った医者の許仙と惹かれ合い夫婦の契りを交わす。端午の節句祝いで雄黄酒を飲んでしまい正体をあらわにすると許仙はショックで意識を失ってしまうが彼女を守るために邪薬を飲んで妖怪に姿を変えたことで金山寺に連行され彼の子を産んだ白素貞も幽閉されてしまう。愛し合う人間と妖怪に危機が訪れる!
ネタバレあらすじ/新・白蛇伝
第5話・子を思う母の願い
転生する我が子をずっと探しているのにも関わらず殺してしまい嘆く呉を見て同情する白素貞は協力しようとすると彼女と一心同体になった蜈蚣が襲ってきます。
小青と法海が駆け付けると魔除の禅杖の攻撃を受けた蜈蚣は妖力の消耗が早いことで逃げようとするが長生を助けるまでは動かないと彼女の体内から出されます。
小青と法海が蜈蚣と対戦しているときに白素貞は長生を助けるために魂魄を奈何橋に送ります。呉は蜈蚣と共に滅び法海は「今日は禅杖がお前達を救ったから許すがおかしな行動を起こせば次は容赦はしない」と去って行きました。
輪廻路から脱出した白素貞たちは長生の家を訪ねると母親が首を吊ろうとしていたが魂がお腹に吸い込まれていくのを見て誕生する命のために頑張ってと声をかけます。許仙は脈をとり確かに懐妊していたので何で分かったのだと驚きます。
白素貞と小青は許仙の人柄を探るため隠れ身の術や化けたりして観察するととても聡明な人だと確信します。
子供を救った事で家で祝宴を開く事になり招待したい人はいるかと姉に聞かれた許仙は白素貞に招待状を書き持って行くと急な雨に直撃し、雨宿りできる場所に駆け込むとちょうど白素貞も駆け込んで来ました。
第6話・妖狐の誘惑
宴の招待を受け白素貞は景松と小青を連れて向かうと如意と出くわし「今日は親戚だけの宴があるから出直して」と訴えられます。
小青は「許仙からしつこく誘われたお嬢様が仕方なく来てやったのだ」と招待状を見せ追っ払うと景松は拍手を送ります。
宴に招かれた時はどうすればいいかと相談していていた白素貞はとにかく主人を褒めてどんどん飲むべきと言われていたのでその通りに実行します。
如意が邪魔だと思った許仙の姉は「漢文の蔵書の虫干しをしたいけど多いから手伝って欲しい」と白素貞にお願いし弟と二人っきりにさせてやります。
2人は互いに想いを伝え良い雰囲気となるが仮病を使った如意が女の病気だから診て欲しいと白素貞を連れ出します。侍女はわざと大きな声で如意と許仙は許嫁の関係なんだと白素貞に知らせます。
ショックを受けた白素貞は1人になりたいと出て行くと想いを寄せる景松は心配で後を追い「人間の心はすぐ変わる。峨眉山に帰ろう」と説得します。
役人を連れて酔仙楼で遊んでいた巡査長(李公甫)は王が妓女を強引に連れて行こうとしていたので止めるとお礼にと部屋に招かれるが恐妻家であるため部屋に送り帰ります。そろそろお開きにしようとすると傷一つない王の死体が発見されたので封鎖します。
夫が帰ってこないと姉が心配しているので許仙は酔仙楼に向かいます。
第7話・再び十五夜に
酔仙楼に向かった許仙は殺人事件の捜査中だと知り知恵を貸します。
言付けを得た巡査長(李公甫)は犯人が香炉に手を入れると手が黒くなるように術を施したと告げます。早く帰りたい者がさっさと手を入れ出て行くと巡査長は早く帰りたいと先ほどまで訴えていた妓女の可心にどうぞと勧めます。
犯人は手を入れることが出来ないので綺麗な者があやしいと言うのが許仙の策だったため可心を捕らえます。連行しようとすると県令に止められて解放する羽目になってしまうが必ずボロを出すはずだと尾行すると法海と出くわします。
妖気に敏感な伏魔剣を渡され信用していないが巡査長は受け取ります。
白素貞が急に出て行ったのは如意が適当な事を言ったからだと知った許仙は誤解を解きたくて会いに行くが大雨の中ずっと待っていたせいで倒れてしまいます。
風邪を引いてしまった許仙はメッセージ付きの天灯を作り始め白府の外から揚げます。目にした白素貞は峨眉山に帰ると言ってしまった手前動くことが出来ず帰るなら挨拶しなければと翌日訪ねて生きます。
「許仙を連れてくるから足止めしといて」と姣容(許仙の姉)に耳打ちされた李公甫は従うが法海から受け取った剣が光り出します。白素貞は警戒するが気付いた景松が見せて欲しいと頼んで一時の間妖術で封じ込めました。
するとまたもや如意の悪計により縁談話をでっちあげ結納品が届けられます。姣容から白素貞が帰ると知らされた許仙は驚き、何も知らなかった小青は景松の奴が強引に連れて帰ろうとしているのだと思い向かいます。
小青は姉妹の契りを交わしたのだから一生離れないと白素貞にしがみつきます。舟は出てしまうが駆け付けた許仙は声を出して呼び止めました。
第8話・雨の夜に
許仙は船場に駆け付け臨安に留まる理由はないのかと白素貞に訴えます。出会いもあれば別れもあると言われ許仙は傘を返して引き下がるが「いつ文字を彫ったの」と小青に聞かれた白素貞は確認すると「心の中で君を慕う、君はそれを知らず」と書かれていました。
白素貞は急いで舟を下り雨に打たれながら歩いている許仙に傘を差し抱き締めます。
「僕が愛するのは人生で1人だけ、僕は君のそばにいたいんだ。白髪になるまで添い遂げる」
許仙が誰とも婚約していないと知り白素貞は喜びます。許仙は送っていくと白素貞から送って行くと言われ小青は「そんなんでは二人して一生家に帰れないから泊まっていけばいい」と言ってやります。
李公甫は可心(狐の妖怪)に知らぬ間に狙われるが法海から受け取った伏魔剣が攻撃し追っ払っていました。
伏魔剣から逃げる可心は許仙がいる白邸の部屋に逃げ込みます。そもそも屋敷に入ってくることがおかしいと察知する許仙は誘惑を突き放すと攻撃を受けるがお茶を届けに来た白素貞が跳ね返します。
白素貞は追うと太鼓たち(小青の部下)が教えた陣法を更に強力な陣法にしていたので調べると東海竜王の配下の神なんだと気付きます。
景松が戻ってきて「あんなやわな人間が守れるわけない」と言われるが白素貞は心があれば大丈夫と許仙の目を見て言います。
仕事を手伝う白素貞は許仙が子供の時に父親が朝廷で悪党に害されて流刑された事で官吏になるつもりで頑張っていたが「優れた医者は宰相に勝る」と母親に説得され済世堂の金師匠の弟子になった事を知ります。
男女の関係ではないし想人は白素貞だとはっきり許仙に言われた如意は落ち込み父親に追い出してとお願いするが白素貞が来てから女性の患者が増え儲かるようになっていたので受け入れられませんでした。
そんな如意に可心は接近します。