作品情報・キャスト
時は 2020年、秦放は曾祖母の恩人を探すため恋人の安蔓を連れて達那を訪れていたが謎の男たちに連れ去られ秦放は深い谷底に落とされてしまう。
秦放は司籐と名乗る女性に助けられるが彼女は100年前、地球外物質によって植物が変異し生まれた生命体「苅族」であり秦放の体から流れる血液によって目覚めた者だった。秦放は助かったものの司籐のそばを離れると死んでしまう体になってしまう。
心優しい秦放は安蔓を捜すために人間を信じられない司籐に従い奇妙な関係となる。
全29話で紹介
ネタバレあらすじ/半妖の司籐姫
第13話・妻の恨み
司籐からキスされ彼女の過去の苦しみを感じた秦放は倒れてしまった司籐を看病します。眠っている彼女の手を握り「君が生まれた時会ったのが僕なら苦しめなかった」と語りかけます。
懸師たちは沈銀灯の夫・央波に見られていることに気付き「彼女は赤傘で本当は化物だったんだ」と説明した方がいいのか悩みます。
学者で権師の白金は話しかけると「妻は元気だ」と言うので様子がおかしいと指摘します。
瓦房が元気に復活したので顔福瑞(丘山の弟子・星雲閣の後継者)は司籐に感謝します。
「赤傘の件は悪かったが寛大な心で許してくれ、二度と司籐とは戦わないことを誓う」
司籐は謝罪に訪れた懸門一同の籐殺を解いてやります。秦放は笑みを浮かべると「沈銀灯の夫に用心するよう伝えてくれ」と乾坤に言われます。
安蔓を誘拐した周万東は九眼点珠を捜して龍の家に潜入するが彼の遺体が冷房されているのを目にし逃げようとすると龍の妻・賈桂芝に見付かります。
「手伝ってくれたらあなたに譲ってあげる。秦放を捜し夫の死体を指定した場所に運んで」と言われ秦放の共同経営者の家に侵入すると龍の家でやりやった単志剛だったので驚きます。
殴って気絶させて拘束し彼の携帯でやりとりしながら秦放がいる雲渓寨に向かいます。歩いていた央波に写真を見せると知らないと言われ去ってしまうが秦放を発見すると央波に殴られ気を失い連れて行かれるのを目にします。
司籐は秦放が帰ってこないので顔福瑞と一緒に探しに行くと血痕を発見し央波に連行されたと疑います。彼の家に行くと沈銀灯の遺書があり復活するための策が託されていました。
洞窟に行くと秦放が拘束されながら這い出てきたので助け介抱します。様子を伺っていた賈桂芝は司籐を目に白英がいると驚きます。
第14話・ありえない姿
司籐、秦放、瓦房、顔福瑞は秦放の家があるユーハンに飛行機で向かいます。
秦放は単志剛に電話しても繋がらないので部下を自宅に行かせると拘束され怪我をしていると知り救急車を呼ばせ急いで向かいます。
司籐は病室の前まで付き合うが初対面なんで遠慮します。秦放はしばらく入院が必要だと知るが単志剛が元気そうだったので安堵します。しかし単志剛はドアの隙間から司籐を目にし激しく動揺します。
司籐と秦放は荷物を取りに行くため単志剛の家に行くが隠し部屋に陳宛の遺影があったので激しく動揺します。陳宛に贈った腕輪まであり何で家にあるのかと聞くと司籐に手を握られ当時の映像が現われます。
苦しむ単志剛を助けようとした陳宛が手を振り払われたときに湖に落下して命を落とした事を知ります。1人で病院に戻り亡くなって7年も経つのに何で話さなかったんだと責め「良心が残っているなら彼女の両親にしっかり説明しろ」と言い放ち出て行きます。
単志剛は蒼城山にある星雲閣を訪ねます。
秦放はまたも司籐が倒れてしまったので看病します。その頃、秦放の実家を訪ね細かく調べるよう司籐から託されていた顔福瑞は豪邸だったので驚き近所の人に話を伺います。
第15話・再びダーナへ
司籐に布団をめくってと言われた秦放は従うが両脚が籐になっていました。赤傘の攻撃で体が持たず籐に戻ると言われるが回復するまで100年かかると言われます。
「籐の姿になっても庭に埋め毎日水をやる。君にとっては短い期間かも知れないが自分のとっては・・・」と悲しむとからかわれていることに気付き怒ります。
司籐は植物に包まれ回復を待つが、秦放はいきなり家に押し入ってきた龍の妻・賈桂芝と周に殴られダーナまで連れて行かれます。
顔福瑞は秦放の家を訪ねると彼を訪ねてきた単志剛と出くわします。初対面なのに「蒼城山で飲食業をやっているなら投資するから商売を広めてはどうだ」と誘われ感謝するが「連絡くれ、阿福」と呼ばれます。
回復した司籐は秦放が危険だからすぐにダーナに向かうと告げるとお金がない顔福瑞は普通列車で手配します。
第16話・籐殺の気配
ダーナに到着する司籐は宿の手配を顔福瑞に頼むが籐殺の気配を感じるので誰が仕掛けたのかと不審に思います。
秦放を拉致して運転する周は巨大な木が出現したので急ブレーキをかけるがすぐに消えたので龍の妻・賈桂芝に寝ぼけてんのかと文句を言われます。秦放は司籐が自分を捜しているのだと気付き工事現場にメッセージを残します。
顔福瑞はカップ麺を食べていると弁当の注文の電話がかかってきたので間違いだと電話を切ります。偶然にも司さん当ての電話だったと聞かされた司籐はかけ直すよう伝えると工事現場に電話番号が書かれていたと言われすぐに向かいます。
人通りがない山道で一本道なので調べると4台しか通過しておらず拉致したのならトラックが怪しいと思い追います。
秦放は龍の死体を運ばされるが到着した場所が司籐が復活した場所であり予想が的中します。
司籐はトラックを発見し目の前にあった家を訪ねると自分の姿絵を発見したのでここで待つと顔福瑞に告げます。
家に帰る賈桂芝は司籐を目にし「白英がいる」と脅え、司籐は傷だらけの秦放の顔を見て周を叩きのめし敵を討ちます。