中国時代劇「萌医甜妻」
人気のベストセラー恋愛小説「陛下請自重」をドラマ化した中国ラブコメ時代劇
あらすじ&キャスト
幼いころに両親を殺された沈昭児は男装して新米医師の田七と名乗る。太医署から節度使である紀邸へ嫁入りする郡主のおかかえ医師として派遣されるが郡主が毒殺され犯人だと疑われてしまう。紀家の若き主人・紀衡は田七の節度のないふるまいに怒りを覚えつつも何故か興味を抱き紀衡の母親違いの弟・阿征は女性姿の沈昭児に一目ぼれする。女だとバレないで紀家の医師として両親の仇を探し出すことが出来るのか、そして恋の行方は?
ネタバレ感想/萌医甜妻
第25話・すれ違う心
紀衡がしばらく姿を消していた事で陳無庸の話を信じ込んでしまった田七(沈昭児)は両親を殺した親の敵だと勘違いし刺してしまいます。
紀衡が刺されたと報告を受けた紀夫人は驚き急いで駆け付けると盛安懐から意識不明だと言われます。
いつも乗り越えてきたから絶対に大丈夫だと呼びかけるが田七に刺されたと知り牢に入れられている彼女に会いに行きます。
牢獄される田七は何で彼を愛してしまったのかと涙を流すが自分は両親の敵を討っただけで悪くないと自分に言い聞かせます。
紀夫人は紀邸の封鎖を命じ田七を処罰しようとしたが田七が紀衡が両親を殺したと勘違いしていること、また阿征から自分と争うのかと訴えられ紀衡が目覚める前に紀邸を出て行くよう命じました。
阿征に連れられ紀邸を出て行く田七は彼が「戦うのか二度と戻らないから何もなかったことにするかどちらか選べ」と訴え守ってくれたことを知り申し訳ない気持ちになります。
そして危険があったらすぐに連絡する条件で万紅楼に向かいます。
目を覚ます紀衡は何度刺されても田七に罪はないと涙を流し紀夫人に告げます。
そして人が多すぎるので万紅楼を封鎖し田七の安全を確保して追跡するよう盛安楼に命じます。紅姨と田七は全然客が来ないので不思議に思っていると丁志が訪ねてきて盛安懐が配下と共に店の前で見張っていると知らされます。
田七は裏から回って盛安懐に話しかけると強引に連れ戻されそうになるが阿征が止めにやってきます。
第26話・危篤の知らせ
沈昭児(田七)は阿征がむかし住んでいた家に案内されます。
両親に連れられてきたことがあると思い出す沈昭児は凧あげや習字を教えてくれたお兄ちゃんを懐かしみます。
戦に出かけたきり戻らなくなり家族が追放されてから彼の記憶が少しづつ薄れていったと話すと紀衡の事だと分かる阿征はそのお兄ちゃんは自分だと嘘をつきます。
沈昭児は泣きながら抱き着き「いなくなってから両親が殺されたんだ」と言います。
「もう会わない」と沈昭児からの伝言を伝えられた紀衡は立ち上がるが盛安懐から傷口が完治していないと止められます。
紅姨が訪れ阿征との関係を聞かれるが兄妹みたいな関係だと告げると敵であってもやはり心には紀衡がいるようねと言われます。
康兄妹が戻ってきたので追放したはずだと紀夫人は怒るが阿征が出て行った今、紀衡が心配だと訴えられ、とりあえず残り看病するよう命じます。
紀衡はお前の家だからもう追い出したりはしないが従兄として接することしかできないから勘違いするなと告げます。
阿征に散歩に連れ出された沈昭児だがスリを追いかける人々が現れ離れるといきなり現れた紀衡に腕を掴まれます。
阿征は驚いて後を追うが盛安懐が立ち塞がります。紀衡は自分を恨んでおきながら未練があるはずと訴え凧を揚げれば何でも許してくれたはずと訴えます。
沈昭児は紀衡がお兄ちゃんだったのかと驚くと紀衡は長年音信不通になってしまったから名前を告げなかったことを後悔していると言います。
お兄ちゃんだろうが両親を殺した人は許せない、縁を切ると決心したと言い放ち沈昭児は去るが翌朝、紀衡が危篤だと情報が入り紅姨に協力を求め紀邸に向かいます。
第27話・紀兄弟の対立
紀衡が昏睡状態だと知った沈昭児(田七)は葉医師(紅姨)の協力を得て紀邸に帰ります。
看病を終えたら紀邸を出て行くと約束し紀夫人の許しを得ます。誰があげても薬を飲まなかったので沈昭児は口移しすると紀衡は口を開くようになります。
懸命に看病をすると徐々に紀衡は回復していきます。紀夫人は夫に毒を飲ませたときに診断した沈青雲から毒を盛られていると告げられたことを思い出します。
沈青雲は大事になるから毒の事は口外せず解毒剤をつくると言っていたが勝手に殺した陳無庸から紀衡のためと言われました。その通りだと自分に言い聞かせていた紀夫人だがそれは間違いだったと悔やみます。
目を覚ます紀衡は誰が看病してくれたのか聞くと康寧児に自分だと言われます。しかし誰が治療してくれたのかと聞くと丁志だと言われ違うと察知します。
「従妹として幸せになってほしい、時間を無駄にするな」
そのころ、紀衡が目を覚ましたと紅姨に知らされた沈昭児は紀夫人との約束通り紀邸を離れます。
紀衡は予想どおり自分を看病したのが沈昭児だと紅姨に知らされるが彼女を開放するよう頼まれます。
沈昭児は新天地で人世をやり直そうと決意し出て行くが鄭(董子淳)が立ち塞がります。
阿征は生母の墓が壊されたと知り剣を手に紀邸に乗り込むと身に覚えのない紀衡は本当に自分の仕業だと思うなら好きにしろと立ち塞がります。
第28話/最終話・2人の運命
沈昭児(田七)は鄭少封(董家山庄の董子淳)に拉致され拘束されます。
阿征と沈昭児の結婚式の招待状が届いた紀衡は単身向かうことを決心すると紀夫人は二人なら最善の方法で解決できるはずと見送ります。
沈昭児は董子淳が阿征と組んで紀衡を始末するのだと知り刺してしまったことを後悔し来ないでくれと祈ります。
結婚式に乗り込んだ紀衡は妻を迎えに来たんだと邪魔し花嫁の面紗を剥がすが別でした。例え罠でも沈昭児のためなら来るんだなと挑発され阿征に剣を突き刺します。
阿征が倒れるのを見届けた鄭少封は「弟を刺し殺すとは噂どおり冷酷な奴だな」と言い拘束する沈昭児を連れて行きます。
8年間も身を偽り愛する人も失い復讐のために生きてきたと言われ紀衡は陳無庸や淑夫人も仲間かと訴えると「俺が董家山荘の董子淳だ」と名乗りました。
紀衡は兄弟の仲を引き裂き阿征の生母の墓を壊したことを認めさせます。自害すれば沈昭児の命は助けてやるとと言われ紀衡は彼女から許しの言葉をもらい笑みを見せて剣を高く放り投げます。
董子淳が見上げると屋根上から放たれた矢が突き刺さり死んだふりをしていた阿征は紀衡の剣をキャッチして董子淳に突き刺します。
沈昭児は黒幕を暴くために兄弟の策戦だったのかと驚きます。しかし両親を殺したのは自分だと紀衡が認めるために会いたくないと言い残し去ります。
紀夫人が訪ねてきて紀衡は自分の罪を被っただけと言います。沈昭児は帰るよう促すと紀夫人は謝罪だけでは済まないのは分かっているから出家して尼になり償うと言います。
両親を目の前で殺された沈昭児は許せる気にはなれず外に指をさし帰るよう訴えました。
紅姨に呼ばれた紀衡は万紅楼に向かい、ここで雇ってもらうことにしたから毎日会えると沈昭児に告げます。紅姨たちはおもいっきり紀衡をこき使い沈昭児を心配させます。
妓女たちに囲まれる彼を見て嫉妬心が爆発した沈昭児は「私の彼だ」と言い紀衡を連れ出しました。
子供のころに、毎年花火を一緒に見ようと約束していたので再び約束し指切りします。そして婚儀を挙げ二人はめでたく夫婦となりました。