作品情報・キャスト
人気のベストセラー恋愛小説「陛下請自重」をドラマ化した中国ラブコメ時代劇
幼いころに両親を殺された沈昭児は男装して新米医師の田七と名乗る。太医署から節度使である紀邸へ嫁入りする郡主のおかかえ医師として派遣されるが郡主が毒殺され犯人だと疑われてしまう。紀家の若き主人・紀衡は田七の節度のないふるまいに怒りを覚えつつも何故か興味を抱き紀衡の母親違いの弟・阿征は女性姿の沈昭児に一目ぼれする。女だとバレないで紀家の医師として両親の仇を探し出すことが出来るのか、そして恋の行方は?
全28話で紹介
ネタバレ感想/萌医甜妻
第21話・あいつは女か?
紀衡に呼ばれた田七は昨夜何があったか教えてくれと言われ、阿征を含む3人で酒をたらふく飲んだだけと告げます。
康寧児と酒を飲んだあと意識朦朧となったらしく押収した酒壺を調べてくれと言われ匂いを嗅ぐと媚薬が混入されていることに気付きます。
紀衡は母親・紀夫人と康兄妹、春花を呼んで田七に説明させると息子の名声を傷付けるとは何事かと紀夫人は怒ります。
康兄妹の悪事はそれだけではないと紀衡は言い、康寧児が美容膏に異物を混入したのも媚薬を飲ませたのもすべて兄が仕向けた事だと春花が暴露しました。
自分に話を聞かれたから田七と共に内通者に仕立てられたのだと訴えると兄はデタラメだと訴えるが康寧児は故意じゃないと口にしました。
兄は田七が紀衡や阿征に接近しすぎるので危険だと思い紀邸のためにやったことだと必死に弁明するが紀夫人は呆れて言葉が見つからず席を立ちます。
紀衡は田七を陥れたことが何より我慢ならんと言い放ち康兄妹を紀邸から追放しました。
紀衡が田七の結婚を取りやめたと知った阿征は決定を簡単に変える人ではないため女だと疑われているはずと田七に伝えます。
田七は紅万楼に行って女だと疑われていることを紅姨に相談すると男の胸板を再現できるベストを渡され胸を触らせろと言われます。すると阿征の友人である鄭が酔っ払って何しているんだと入ってきたため帰ります。
最近鍛えて胸板も厚くなってきたと責めるが紀衡は触ってくれません。紀衡は胸を触らせるという事は女ではないのかと考え女官に命じてわざと汚水をかけるよう命じ覆面をして覗きに行くが男でした。
これは田七が一歩先を読み侍衛を金で買収し着替えさせていたためでした。
田七が夜中に出て行ったので尾行する紀衡は水浴びをするのを見てやはり女だったのだと確信し喜びます。
翌日、医学を勉強する田七の部屋をのぞきに行くと男装して紀邸に入りなにがあっても留まりたいのは何故なのかと阿征が質問していたので弟は女だと知っていたのかと驚きます。
第22話・愛の流星雨
董家山荘が兵士を募集しているようなので阿征は探りに出る前に、紀邸に不測の事態が起きても自分の帰りを待ってから決断してくれと紀衡に伝えます。
紀衡は花びらが舞うよう演出しかっこよく田七の前に登場します。
女子なら喜ぶはずと迫ると田七は男だと隠し通そうとします。しかし接近し認めたくないのはなぜかと訴えると「そばにいられなくなるのが怖い」と本音をもらします。
そして女物の服を渡して着替えるよう勧め女性(沈昭児)の姿を初めて目にします。奇麗だと褒めめたあと2人でいる時は女であることを隠さなくていいと告げます。
「これからは君だけを愛し、君だけを守る紀衡だ、何も聞かないがいつかなぜ紀邸にやってきたのか話してほしい」
口付けを交わし二人は晴れて恋人同士になった2人だったが、そのころ田七を調べる陳無庸は紅万楼で昭児と呼ばれ医術があると知り沈青雲の娘かと突き止めていました。
紀夫人は如意がニコニコしていたのでわけを聞くと紀衡と田七が花火を上げていたと知らされるが田七が女装して紀衡がチューしてたと知り驚きます。
盛安懐は紀衡を訪ねると田七といちゃついていたので自分のせいで道を外されてしまったと嘆くが女だと教えられ驚きます。
紀夫人に呼ばれた盛安懐は紀衡と田七はどういった関係だと聞かれ完全な上下関係だと告げます。しかし如意から聞かされていた紀夫人は直接聞くと出て行ってしまいます。
紀衡は田七のおでこにキスしたところを紀夫人に見られてしまい激怒されます。紀衡と駆け付けた阿征は田七は女だと告げます。
第23話・母の秘密
紀夫人から叱責を受ける紀衡と阿征は陛下を欺いた罰なら自分たちが受けると告げると陛下に報告するか何も見なかったことにして田七を紀邸から追い出すか選べと言われてしまいます。
陳無庸はこれを機に二人を唆して何か企んでいるに違いないから消すべきと紀夫人に訴え処理を引き受けます。
田七が好きなのかと紀衡に聞かれる阿征は認めるが田七の好きな人が尊敬する兄上でなければ諦めてないと告げ、今後も心変わりせず守ってくれとお願いします。
そして董家山荘の董子淳は我々の近くに必ずいると告げます。
紀衡は田七を守るために護衛を配置するよう盛安懐に命じます。その晩、田七は覆面した陳無庸に襲われ両親を殺した奴だと確信します。阿征と紀衡が駆け付けると陳無庸は逃げ去っていくが田七は噛み付いた痕跡を確認していたために刺客は陳無庸だと告げます。
両親の仇を取るために男装して紀邸にやってきたことを伝えそれに気付いたから口封じしに来たのだと田七は言います。
そして護身用の毒粉を振りかけたから解毒剤を探しに行くはずと教えます。
陳無庸の捜索を命じる紀衡は田七を紀邸で病死したと見せかけ妻にすると沈昭児(田七)に言います。
鄭と飲んでいるときに見知らぬ子供から文を受け取った阿征は生母に自死を促したのかと紀夫人に直接訪ねます。
何年も親の敵を母と呼んでいたのかと頭にきて短剣を振り上げるが「命を持って償うが紀衡は何も知らないから無実だ」と訴えられ、よくしてくれたことを思い出し短剣を捨てます。
しかし、よくしてくれたのは兄に逆らわないようにするためかと思い、もう偽善者ぶるのは止めてくれと言い去ります。
紀衡は陳無庸を捕らえたと知り駆け付けると田七は沈青雲の娘・昭児であり指示したのは紀夫人だと言われます。
第24話・死人に口なし
紀衡は紀夫人に会いに行き田七は両親の仇を取るためにやってきた沈昭児だと伝えます。
沈一家の殺害に関与しているのかと聞くと秘密を守るために、いい母親になるために排除を命じたと言われ無実の二人を殺害して沈昭児は苦難の中で育ったのだから見ぬフリはできないと訴えます。
「阿征に恨まれているのにお前まで恨むのか」
意味が分からず阿征に何かしたのかと聞くと阿征の生母に自死を迫ったと聞かされ驚きます。
何もかも自分が原因なのかと嘆く紀衡はすべての罪を被るが田七に手を出すなと言います。
田七に会いに行って沈昭児と呼び抱きしめます。しかし他の者なら逮捕できるがあの人だけはムリだと告げると復讐のために生きてきた沈昭児から刺されます・・・という夢を見て飛び起きます。
陳無庸は捜査中という事にし、いつか夢で見たように刺されることがあってもそばにいたいと思い会いに行って田七を抱きしめます。
しかし、沈昭児がむかし会っていたお兄ちゃんは自分だとは名乗れませんでした。
阿征は生母を殺したのは紀夫人であり更に紀衡が捜査を撤回していることで反目することになっても田七を譲るのを止めると言い放ちます。
陳無庸がずっと前から地下牢で拘束されていると密書を受け取った田七は阿征の協力を得て確認しに行くと陳無庸が寝ていたので短剣を突き付けると命令を下したのは紀夫人だと言われます。
紀衡が董家山荘を鎮めると人望が集まり父親は焦って節度使の座を阿征に譲ろうとしたのだと言われます。阿征は沈一家を殺す理由はないと訴えると紀衡が父親に妬まれ冷遇されるのを恐れた紀夫人が沈青雲の協力を得て毒殺しようとしたが断られ口封じしたのだと陳無庸は言います。
そして紀衡に毒を飲まされたと言い残し陳無庸は吐血して息を引き取りました。