中国ドラマ「鳳星の姫」作品概要
シュー・ジェンシー&ワン・ユーウェン共演、中国ファンタジーラブ史劇
「金翼出ずれば 女帝現る」と予言が囁かれていた人と羽族が共存していた太古の時代の瀾州。
自由気ままに生きる少女・風如澈は追っ手から逃げているところを白衣の紳士・雪景空に助けられる。18歳を迎えると背中から突然金色の翼が生えてきた彼女は羽皇として皇宮入りすることになると雪景空が教育係となる。
徐々に惹かれていく二人だが過去には切っても切れない因縁が・・・
中国ファンタジーラブ史劇「鳳星の姫~天空の女神と宿命の愛~」全34話あらすじ一覧
ネタバレ私感/鳳星の姫
28話・大器の片鱗
白当当が自分の盾となり亡くなってしまった風如澈は必死に戦うが深手を負って倒れます。
風如澈は意識が戻ると雪景空に助けられた事をうっすらと思い出すが姿を消していたために捜しようがありません。銀翼鉄騎は烏合の衆と化して士気が下がっており、この隙に鉄鷹が銀翼王になろうと企てます。
風如澈は漣漪の腹心で古参の者が火事泥棒のような真似をして見苦しいと訴え軍令により処罰すると言い放ちます。背を向けると剣で向かってくるが林月聡が斬りつけると風如澈が振り向いた剣によって鉄鷹は絶命します。
林月聡が皆をまとめた事で羽皇陛下と称えられ再び団結します。
雪景空は居眠りする緯元霆を殺そうとしたが氷封症の発作を起こしその場を去ります。須臾が現れたので決闘すると、様子をうかがっていた杜繊音は今なら始末できると思ったが星商離がやってきたので隠れます。
星商離が雪景空を連れ去ったので杜繊音は須臾のあとを尾行すると燼年の化身に痛い目に遭わされた彼を発見し駒として使うために連れて帰ります。
風如澈は雲沐陽を救うために同じ敵を持つ雨国琮を呼び出し屈辱に耐えて跪きます。手を組むと快進撃を見せ晏城を攻め落とします。
29話・母との決別
雲沐陽を救出するために方祈墨と林月聡は牢に侵入すると人違いだったので出ようとするが助けてくれたら雲沐陽の居場所を教えてやると言われます。
雲沐陽は拷問部屋から杜繊音によって助け出されていたが璇璣夫人に見付かり牢へ戻されます。杜繊音は令印を捜していると変装着を発見し漣漪を殺したのは自分に変装した母の仕業だと気付きます。
風如澈は林月聡が連れてきた者が七星灯祈福大典で自害したはずの空桑大師だったので驚きます。空桑大師の話を聞いた風如澈は手紙で杜繊音を呼び出し璇璣夫人は母親ではないことを告げます。
璇璣夫人の名前は杜若といい羽族である杜繊音の父親と恋に落ちたが杜若は羽族に統治される人族であるため捨てられました。杜繊音の父親は別の娘を娶り杜若は復讐のために武芸を学び、生後一カ月の杜繊音を残し皆殺しにしたのだと空桑大師は言います。
母親どころか実の両親を殺した敵なんだと知る杜繊音は現実を受け止められず発狂します。
緯元霆に呼ばれた璇璣夫人は「緯昭を殺して裴鏡に罪を着せたうえで緯元霆と雨国琮を争わせよ」という杜繊音に出した命令書を見せられます。
惑わされてはいけないと冷静に告げるが空桑大師がやってきまので動揺すると大逆罪により一切の職権を剥奪され無極場へ送られます。
風如澈は杜繊音の協力を得て雲沐陽を救出するが杜繊音を守っていた須臾とは何者なのかと気にします。
風如澈たちは雪景空の霊力によって気付くと砦に戻っていました。星商離から話を聞き出していた風如澈は二人で共に生きる道があるはずと雪景空に訴えます。璇璣夫人が無極場へ送られたと知った杜繊音は何で騙していたんだと涙ながらに訴え両親の仇を取ります。
30話・月明りの下の別れ
璇璣夫人に剣を突き刺す杜繊音は緯元霆が持つ玉佩を目にして雲沐陽が持つ物と同じだと気付きます。緯昭を殺していた事で命を狙われ覚悟を決めるが須臾の秘術によって瞬間移動し助けられます。
斉振賢は莫大な金品を横領しており彼と杜繊音に騙されていた雲沐陽は自分のせいで死なせてしまった者たちの位牌の前で傷心します。
風如澈は漣漪を殺したのは璇璣夫人であり彼女は命がけで協力してくれたことを伝えます。
雪景空と風如澈は月が輝く夜に月光酒を飲みながら共に生きようと語りあいます。幸せな未来を夢見る風如澈を見守る雪景空だが彼女の命を守るために自分に関する記憶を消します。
雪景空の記憶を失う風如澈だが何か忘れたような感覚があり雲沐陽に聞くが雪景空から話を聞いていたために何も教えてくれません。
思い出そうと山を彷徨うと毒に当たってしまい気付くと、仮面をつける雪景空から治療を受けていました。
31話・最後の約束
仮面をつける雪景空の手当てを受けた風如澈は咄嗟に仮面を剥がし見詰めあうも思い出すことはできませんでした。
砦に戻ると命令してもないのに雲沐陽が勝手に緯元霆を討ちにいったと聞かされます。雨国琮が進言した事だと知り急いで南羽都へ向かうと雨国琮と出くわします。
雲沐陽を餌にして皇宮を手薄にするためだろうと訴えると真の帝王になれる好機だと言われます。共に攻め込もうと誘われるが君主として雲沐陽を犠牲にはできないと拒否し先に進みます。
雲沐陽が罠に嵌り緯元霆の兵士たちに包囲されると須臾の秘術で見守っていた杜繊音は危険を覚悟で向かいます。
雨国琮が皇宮を制圧し瀾州の玉璽を手にしたころ、杜繊音は雲沐陽は緯家の者だと緯元霆に告げようとしたが雲沐陽の背後を狙う剣を庇って受けます。独り寂しく死んでいくより愛する人の胸に抱かれて幸せだと涙を流し息を引き取ります。
駆け付ける雨国琮は玉璽を掲げるが、駆け付けた金翼を広げる風如澈が都に戻り皇位に返り咲くから緯元霆に付き従う者は逆賊と見なすと言い放ちました。
風如澈が手にする玉璽は偽物だったが皆が羽皇だとひれ伏したために、雨国琮は従い緯元霆を捕らえ連行します。
風如澈は亡くなった漣漪たちを想い羽皇に返り咲いたと報告します。雨国琮を牽制するためにも緯元霆は生かし配下を帰順させようと思うが銀翼鉄騎は納得しないかもしれないと思います。
師と仰ぐ方殿(雪景空)に相談すると民の気持ちが大事だと言われます。