浮図縁~乱世に咲く真実の愛~
「蒼蘭訣」のワン・ホーディー&「霜花の姫」のチェン・ユーチー共演、弟の敵討ちを胸に秘める男と殉葬を強いられた女の禁断の中国ラブストーリー。
見所キャスト、全話あらすじ一覧、最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
身分を偽り宮廷に入り込み権力を握るようになっていた肖宮廷の政務を仕切る官吏・肖鐸は福王と宮中の反乱を計画する。
崩御された皇帝への貢物として葬られるはずだった才人・歩音楼は、福王に気に入られ肖鐸に助けられる。
2人は肖府で過ごし想いを寄せていくが想いを胸に秘めなければならない。肖鐸は外国との絹の貿易を監督するために江南に行き音楼は彼に同行して江南の親戚を訪ねる。
福王が帝位につき皇帝の想いを知りながらも2人は恋に落ちる。肖鐸の正体、南苑王の脅威、宮中の皇帝の弾圧など、前途多難な状況であった。2人の恋の行方は?
ネタバレ感想|浮図縁
21話・嫉妬する男たち
急にやってきた皇帝・慕容高鞏から歩音楼を危険な目に遭わせた罪で杖刑を受ける肖鐸。
兵権奪還の功労も忘れ大勢の前で罰するとはと曹春盎は不満を口にするが、肖鐸は毒の件は報告していないので誰が伝えたのかと考えていました。
歩音楼は肖鐸が背中に傷を負っていたので心配で声を掛けるが陛下に呼ばれ向かいます。
連城が持っていた私物から本名が濯纓だとバレてしまうが仲を疑われたので従兄であって男女の仲はないと告げます。
肖鐸は西蜀に残り賊討伐を命じられるが歩音楼が陛下と共に帰るよう命じられたので駆け落ちを決意します。すぐに討伐に迎えと命じられたので燕過山で馬車を降りるよう歩音楼に告げ発ちます。
歩音楼は陛下の様子を伺うために茶を淹れるが、禁軍の頭領に就かせた静妃従臣・于尊に燕過山を堅く守れと命じていたのでノックしようとした手を止めます。
逃げるとしたら絶好の場所だと告げていたので引き返すとすぐに都に戻るよう命が届きます。
見付かったら肖鐸が危険であるため守らねばと思い、燕過山に付いても馬車を降りることはしませんでした。
戸惑う肖鐸は剣を手に立ち上がるが曹春盎たちに羽交い絞めに止められます。
そなたの心にいるのは朕だけでよい、頼っていいのも朕だけだと告げられる歩音楼は戸惑いながら返事します。
永澤宮を下賜されると肖鐸の代わりに捜すべき人を捜し、代わりにしたいことをするだけだと思います。
6年前、南苑王が殺していなくても同行者がいたことを黙っていた可能性があると疑います。南苑王と皇后は長く結託しているので彼女なら知っているかもしれないと思い危険だが接触するしかないと思います。
婉婉は兄はどうなったんだと暴れる宇文良序が禁軍に痛めつけられたので禁足を解いて医官を呼んでくれと陛下に頼むが礼儀も忘れたのかと叱責されます。
しっかり挨拶し再び願うが勝手に上穹宮に入ることを禁じられてしまいます。
夜伽に選ばれてしまった歩音楼は避けて通れないと東雲に言われるが愛もない人に寝そべるなんて冗談じゃないと怒ります。
訪ねてきた婉婉から宇文良序を助けてとお願いされ、受け入れるからこっちも助けてくれと告げます。
歩音楼は兄妹の仲をとりもってあげると婉婉は宇文良序の禁足を解いてもらったので感謝します。
暇人だけでなく馬車で勝手に手を握ってくるし正直気持ち悪い。それにしても歩音楼を夜伽に選んで重臣たちは何も言わないわけ?
まだ先帝の妃・端皇太妃ですよね?
22話・屈辱の夜
皇帝と合徳姫・婉婉の仲をとりもつ歩音楼は婉婉から密かに秘薬を受け取ります。庭を散歩すると陛下から感謝されたので夜伽を回避するために自分にとっては陛下も婉婉も兄妹のような方ですと告げます。
先帝の妃嬪である私が後宮に戻り陛下に迷惑をかけると思うので皇太后様で暮したいと告げます。
すると他の男でもいるのか、朕から離れられると思うなと皇帝は逆上し、沐浴して着替えろと命じられてしまいます。
歩音楼は沐浴しながら考えるが夜伽から逃げられないようだと察します。東雲が代わりに夜伽の相手をすると言い出したので宮女が枕元に入れば大罪だと叱責します。どうやら婉婉から受け取った秘薬を飲み顔を潰傷だらけにするしかないと思うが、いつまで待たせるんだと陛下がやって来てしまいます。
緊張するからと酒を飲み干そうとすると朕にも注いでくれと頼まれ躊躇したことで怪しまれてしまいます。
東雲が飲むよう命じられてしまったので歩音楼は毒ではなく容貌を損なう薬が入っていると正直に告げます。
歩音楼は東雲が杖刑のあと染織局に入れろと命じられ連行されたので追いかけようとすると陛下に腕を掴まれます。
そなたが望むものをすべて与えていたのに何で拒むのだと激怒する皇帝は夜伽の功を賞し端妃に封じる聖旨を出せと叫びます。
孫泰清から入宮だけでも朝廷では非難が絶えないと訴えられるが朕の女だと天下に知らしめるためだと言い放ちます。
婉婉は宇文良序との未来はないし歩音楼に秘薬を渡したことが陛下にバレたら危険だとと侍女に心配されます。宇文良序に罪はなし歩音楼にも罪がない、正しいかは分からないが今は助けたいのだと告げます。
皇帝は歩音楼を妃に封じる件を重臣たちから反対され、議論の途中で朝儀を散会させます。報告を受けた皇后はやはり陛下は歩音楼にご執心だったかと満足し、まだまだ足りないので肖鐸を得るためにも唆しにいきます。
皇帝は孤独に耐えられなくさせるために歩音楼を端妃に封じると皇室の別邸に住まわせます。
歩音楼は厳しい監視のもと栄安皇后がやってきたので喜び、自分に何かあれば陛下が激怒するはずなので部屋に引きずり込み簪で自分の腕を刺します。
木魚を叩くために寺に戻りますかと言い放つと皇后は捨て台詞を吐いて出て行きます。しかし冷静な皇后は端妃に何かあれば仕えている者は皆罰せられるので誰の命を聞けば生きていけるか分かるだろうと宮女たちに告げます。
嫌いだしキモイからでしょうよ、嫌われていることぐらい気付きなさいよ。
慕容高鞏が帝位に就いたのに栄安皇后は何で皇后のままなのでしょうね、普通は皇太后になりますよね。
皇后が登場するとコメディっぽくなってきましたねww