作品情報キャスト/花不棄
総制作費32億でベストセラー小説を映像化し総再生数100億超え、同時間帯視聴率1位を獲得した中国ラブ史劇
「碧羅天の宝を開けられるのは聖女だけであり、その宝を得た者は天下を取る」
自分の出自を知らず流浪の人生を送る聡明で明るい花不棄(カフキ)は育ての親を殺され真相を突き止めるために冒険に出ると仮面を付けた蓮衣客と出会い人柄に惚れるが正体は皇族の王子・陳煜だった。
どんなピンチにもヒーローのように現われる蓮衣客に恋する花不棄と冷たい態度を取りながらも支える陳煜、そして花不棄に恋するイケメンたち。
流浪の身から皇族の姫として名家に迎えられ才能を活かし大商家を率いる若き女当主になるまでのサスセスストーリー。
ネタバレあらすじ
第11話/ありし日の舞
信王府に迎えられた花不棄は花九の形見である大事な鉢を陳煜から取り返します。
警備を担当する陳煜は灯籠祭りのために明月山荘が都入りしたので当主・柳明月を訪ね「都は物騒でな、最近、莫若菲は天門関で襲われ大晦日には仕掛け武器で狙われた」と忠告します。
帰るときに天門関で花不棄を襲った刺客を発見し内密に捕らえよと部下に命じます。
その頃、久しぶりに莫若菲に会えると喜び花不棄は信王の許可を得て会いに行くが帰りに「なぜ信王と一緒にいない、すぐに観覧席に戻れ」と陳煜に叱られます。
一方、莫若菲も明月山荘を怪しんでおり蓮衣客からの手紙のように思わせ「天門関の一件で会われたし」と届けるとすぐに2人の兵士が出てきました。
尾行するが陳煜が因縁をふっかけて捕らえるよう命じていた者だったので捕らわれてしまいました。
柳明月は青蕪を引っぱたき「もし蓮衣客だったら役所に届ける、これでは刺客と認めたような者だろう」と怒ります。
飛雲堡の主は「馬の疫病により8先頭しか献上できないので残りの2先頭は必ず来年に上納します」と跪き皇帝に願い出ます。莫若菲も真実だと述べるが密偵からそんな報せが届いていないので皇帝は横領を疑います。
飛雲堡の状況など筒抜けであり皇帝は知っていたのに疫病を知らなかったということは天災ではなく人災なのだと雲琅は気付きます。
莫若菲は柳明月から敵意を感じたので莫府と結託している飛雲堡を陥れるのが目的かと察知するが2千の馬を上納するのが先決だと思い各地の馬商から高値で買い込むしかないと飛雲堡は思います。
灯籠祭りの夜、皇帝と信王、陳煜などそろって明月山荘の優勢を予想していたので莫若菲を応援する花不棄は莫府が勝つと言い放ちます。
面白くないとふて腐れる花不棄は莫若菲に加担するために隙を見て抜け出し明月山荘の船に乗り込みます。
信王は明月山荘の舞を見て薛菲の独自の振り付けだと気付き見とれてしまいます。その様子を見ていた柳明月は勝ち誇った笑みを見せるが邪魔してやろうと船に乗り込んでいた花不棄は舞姫が天門関で襲ってきた刺客だと気付きました。
柳青蕪に突き飛ばされるが陳煜が咄嗟に救い出し何をやっているんだと叱ります。花不棄は心配して駆け付けてくれた莫若菲に報告するとうちの厨房にいる青児に似ていると思います。
(厨房として潜入している柳青妍と天門関の刺客の柳青蕪は双子)
第12話/胸の痣
陳煜は捕らえた明月山荘の者(天門関の刺客)から話を聞こうとしたが柳明月に毒を注入されており亡くなってしまいます。
たかが喧嘩の騒動で始末するとはどうゆう事かと柳明月の元に押しかけるが証拠もなく誤魔化されるため、信王が再び倒れたから灯籠祭りの舞姫(柳青蕪)を連れて帰ると伝えます。
その頃、莫府に「父・林満堂の供養と思ってここに置いて下さい」とやってきた林玉泉と林丹沙を莫若菲は都で商いをさせるために協力すると林満堂と約束していたので受け入れるが明月山荘の密偵ではないかと内心疑っていました。
陳煜は柳青蕪を連れて信王府二に戻ります。
花不棄は倒れた信王を看病するが花九が倒れた時にはものすごく動揺して心配したのにそこまで思わないので家族とは思えないでいました。
信王が自分を見る目は「娘にやっと会えた喜びのようには見えない」と感じる花不棄は陳煜が柳青蕪を連れてやってきたので驚きます。
こいつは間違いなく天門関で襲ってきた刺客だと思い柳青蕪が風呂に浸かっているのを覗き見して刺客と同じ痣が胸にあるのを確かめます。
第13話/灯籠に込めた誠意
明月山荘の荘主・柳明月が信王を目覚めさせる術があると訪ねてきたので陳煜は迎え入れます。
頭に針を刺し意識を回復させた柳明月は薛菲とは異母姉妹である事を亡骸を見せると話を持ちかけ数ヶ月の延命を約束する代わりに「莫府ではなく朱府に官銀流通件を与えて下さい」と願い出ます。
定顔珠という宝があれば亡骸は腐らないのだと説明する柳明月は「ただの火事だと思いのようですが嫉妬に駆られた莫夫人が刺客を送り込んだのです」と教えます。
信王は「莫府に官銀に流通権は渡さぬゆえ安心せよ」と告げ治療を受けるが十数年以内で四大名家の長となった柳明月の才覚だけでは不可能なはずなので必ずバックに何者かがいるはずだから探れと阿福に伝えます。
そして「花不棄を絶対に屋敷に留めて置け、いずれ分かる」と碧羅天の宝で兵を募り皇位を奪って欲しい思いを込めて陳煜に告げました。
その頃、皇帝の元に「柳明月が信王を救ったのは流通権を手に入れるため」と密偵から報告が入ります。
花不棄は王妃の命日に莫若菲に会いたいから戻っていいかとお願いすると必ず戻る条件で陳煜の許可を得ます。
花不棄の帰りを莫若菲は心待ちにしており再会を喜びます。
花不棄も自由が利く莫府に戻ってこれて喜ぶが新たな侍女・青児(柳青妍)が刺客とそっくりだったので疑念を抱き、真王府で出会った柳青蕪が刺客だったがその女と青児はそっくりだと莫若菲に伝えます。
花不棄に謝れずにいた雲琅は花不棄が好きだという灯籠を準備して謝罪します。明日には信王府に戻らなければいけない花不棄は敵より味方にした方がいいと思い許す事にしました。
花不棄は帰る途中に鉢を持って興源質店を訪ねようと計画していました。
第14話/九おじさんの秘密
莫府を出た花不棄は泥棒がいると叫びながら信王府の従者をまいて逃げ出します。
これで何が進展すると期待して興源質店の番頭(朱福)に鉢を差しだし「赤殿に会わせて」とお願いするがこんな物は引き取れないと言われてしまいます。
がっかりして質屋を出るが朱福が追いかけてきて「窓辺の竹山、悠々と風になびき」と言いました。花九の自作の詩だったため花不棄は続きの一句「花、燃え、山は紅に染む」と話すと朱福は鉢をたたき付けて粉々にしました。
花不棄は大事な物だったので何をするんだと怒るが朱福は黒い球体を広い朱府の営む店の銀子をすべて引き出せると言いました。
花九は四大名家の江南朱府の九代目だと知らされた花不棄は「赤殿に会わせる。迎えに行くから信王府で待っててくれ」と言われ約束します。
信王が探していたのは娘だからと思っていたが信王の追跡を逃れるために花九が朱華と名乗っていた事を知りどいうゆう事なのかと考えながら歩いていると突然、柳青蕪の襲撃を受けます。
現われた蓮衣客に助けられるが背中に矢傷を負い池に落ちてしまいます。莫若菲と雲琅が失踪した花不棄を捜しており偶然にも目撃して刺客と剣を交えます。
莫若菲は柳青蕪だと気付き捕らえようとして逃げられてしまうが何人が捕らえる事に成功します。
その頃、背中に矢が突き刺さる蓮衣客を連れて小屋に逃げ込んだ花不棄は逃げろと言われるが置いていけないので治療を試みます。
蓮衣客は目を覚ますと高熱を出して寝ていた花不棄は「あなたが好きなの」とつぶやいたので驚き、花不棄を捜す雲琅に案内して彼女を託します。
一方、莫若菲は信王と共に明月山荘を包囲して押し入り柳青蕪はどこだと訴えると柳明月は信王と二人で話がしたいと要求します。
莫若菲は危険だと進言するが下がれと命じられ仕方なく従うと「明月山荘とは関係ないようだから追求するな」と言われてしまいます。