韓国ドラマ「キマイラ」作品概要
世界中で大ヒットした「イカゲーム」パク・ヘス主演の韓国クライム・サスペンス
35年前、社会を騒がせた連続爆発殺人キマイラ事件。
ある日キマイラそっくりの謎の事件が発生すると刑事、外科医、FBIプロファイラー、報道記者がそれぞれ真実を追うことになる。
キマイラの真相、 そして新たなキマイラとの関係は?
ネタバレ感想/キマイラ
14話・蘇るキマイラ
35年前のキマイラはソンヒ、今のウンスだと知ったジュンヨプは家を飛び出して泣き崩れます。ちょうど訪ねてきたヒョギョンが日記を預かると言うので「公表する前にジェファンに伝えたい、彼だけが苦しみを理解してくれたんだ」と告げます。
ジェファンはジュンヨプを連行した検事たちが出国しようとしていたので部屋に押し掛けて追及するとソ会長の指示だったと分かります。
ヒョギョンは事件の背景にはソリュンが隠れていると告げるが尾行されているのに気付いたのでジュンヨプと約束していた事もあり彼に聞こえるように何で尾行するんだと大きな声で訴えます。
しかし尾行する者は集団でありヒョギョンから連絡を受けたジェファンは駆け付けると屋上で車の防犯ブザーが鳴っているのを耳にします。
ジェファンは駆け付けてジュンヨプと共に戦うとヒョギョンが機転を利かしてパトカーのサイレンを放送で流した事で敵は逃げて行きます。
ジェファンは家で隠れていないとダメだろうと訴えるがジュンヨプがいきなり狙撃されます。
キマイラの絵は夫の肩にあるタトゥーと同じだと気付いていたファジョンはジュンヨプが狙撃されたと知り「もしかしてキマイラは夫の元恋人ではないか」とミンギに聞きます。ソンヒの事を知っているのかと聞かれたので父親が調べていたから知っていると伝えます。
ユジンはキマイラと名乗る者が出頭したのでジェファンには告げずに来てほしいとゴニョンから連絡を受けます。急いで向かうとジェファンの母ウンスであり取り調べを始めるが認知症であるためにスムーズに話が進みません。
「ソリュングループ会長ソ・ヒョンテが殺される。35年前に3人が犠牲になった事件の犯人キマイラはソンヒだ」
ユジンは彼女は死んだと告げるが「ソンヒはここにいる。ウンスの記憶が消えればソンヒは戻ってくる」と言われ困惑します。
署長はジュンヨプの手術が成功したとジェファンからメールを受け向かうが連絡した覚えはないとジェファンに言われます。署長は車に戻るとキマイラが彫刻されたライターを発見するが時すでに遅く、嫌な予感を抱いたジェファンは駐車場に駆け付けるが到着すると同時に爆発しました。
15話・最後の標的
ユジンの取り調べを受けるウンスはペンと紙を要求し犯行順に書きなぐると有毒ガスと熱気に苦しみ我が子は焼け死んだのだから死んで当然の奴等だと言い放ちます。
「ジェファン以外に子がいたのか?最後の復讐を果たしたいのにウンスはソンヒを止めるのか?」
罪のない子を傷付けたくない、放火を指示した最後の標的ソ・ヒョンテが残っているから止めて・・・ウンスの言っている事はどっちなんだと困惑する捜査チームだがユジンは供述内容は合っていると告げます。
ヒョギョンは報道番組に出演し容疑者とされたジュンヨプは昨夜の爆破事件の時には狙撃され手術中だったと告げます。35年前の自死したとされる容疑者も無実の可能性があり当時指揮した公安検事は現在国会法務委員会ミンギだと告げます。
また、キマイラ事件とソリュングループの関係については独占的に後ほどネットで取り上げることを告げます。
ジェファンは署に戻ると裏付けるものはないと念を押されユジンから取り調べの映像を見せられます。現実を受け入れられず取り乱すとコ班長から母親は自ら望んで保護観察を受け施設に入っていると知らされます。
母親に会いに行くと自分をソ会長と勘違いし「あなたが私の娘ダソムを殺したんだ」と詰め寄られます。
ジュンヨプの射殺を命じていたソ会長は彼がキマイラではなかったのかと困惑し次は自分が殺される番かと脅えます。銃からすぐに割り出されるとミンギに責められるソ会長は35年前に拷問を受け息を吹き返したサンウを首を絞めて殺したのは自分だと打ち明けます。
ジェファンはヒョギョンのネットニュースを見るがいくつかの関連動画がこれまでの事件に使われた犯行方法とまったく同じだと気付きます。
16話/最終話・罪と愛情
ジュンヨプはお見舞いに来てくれたキム弁護士にヒョギョンが妹だとどうして黙っていたのかと責めます。
ヒョギョンはウンスがいる施設を訪ねてハン班長の日記を読んだことを告げ35年前に最後の標的を何で狙わなかったのかと聞きます。
「止めてくれた人がいたから。あなたにもそうゆう人がいる?」
これからソ会長に会いに行くが伝えたいことはあるかと聞くと「もしキマイラにあったら伝えて、私が同情して哀れんでいる」と言われます。
ジェファンは母を訪ねるとヒョギョンの名詞があったので向かうが今ネットで放送されているのは生中継ではなく録画だと分かります。UBS報道局に向かうと企画を潰された後に辞職していた事が分かるがソ会長のスケジュールを調べていたと知ります。
ヒョギョンは病院のVIP室に閉じこもっているソ会長に会いに行き風船がついた見舞い品を置きます。
インタビューを始めるとキム弁護士の娘さんが何用だと聞かれたので自分は養子、本当の父親はイ・サンウだと教えてやります。
そのころ、ジュンヨプはユジンを訪ね妹を止めたいから友人として協力してくれとお願いします。
ヒョギョンは風船の中身は何だと思うかとソ会長に聞くと水素かと言われ、さすがTH-5開発の立役者だと笑みを見せます。
私がキマイラ、期待外れだったかと訴えるとサンウについて何も知らないと言われたので死を目前にしてもみんな同じだな、おまえが公安検事に通報して逮捕させた人だと声を荒げます。
「検察の捜査官まで買収してジュンヨプの命まで狙っといて何をほざいているのか!」
ジェファンは病室に押し入ると遠隔操作で爆破させると脅されているとソ会長に言われます。風船はただの脅しだと確認したジェファンは出て行ったばかりのヒョギョンを追います。
ジェファンは病院の屋上にいるヒョギョンに銃を突きつけると皆が真実を語らなかったから止まれなかったと言われます。追い詰められたヒョギョンは35年前の真実が入っているスマホを足元に置くと生きがいを失くしたと後ずさりし始めます。
ジェファンは銃を置いてこっちに来いと手を差し伸べるが彼女は後ろに倒れ落下していき病院に到着したばかりのジュンヨプとユジンは上空を見上げ目を疑います。
ジェファンはジュンヨプを撃ったものは内部にいると確信し昨年チャイナタウンで没収した物だったために罠を仕掛けます。銃は見つかっていないがピルソンの服から射撃残渣成分が発見され殺人教唆の疑いでソ会長を逮捕します。
35年前の事件は時効が過ぎて自白だけでは罪が成立せず法的処罰は難しくありました。殺人教唆の疑いも4か月後に無罪となって釈放されてしまうが帰宅したソ会長はキマイラからのメッセージに気付くと贈り物が爆破し死亡しました。終。
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