作品情報/キャスト
「恋はつづくよどこまでも」で新米ナースを演じ声優としても活躍する上白石萌音主演のラブコメディ。
普通の幸せを望む鈴木奈未は片想い中の幼馴染みを追って上京し大手出版社・音羽堂出版の面接を受ける。偶然出会った潤之介のおかげで無事に採用されるも新設されたファッション雑誌編集部に配属されドS編集長の雑用係となり毎日振り回される日々。いつしか人並みで良いと考えていた奈未にも変化が生まれ恋に仕事に全力で駆け抜ける
ネタバレあらすじ/4話~6話
第4話・
書店の前で待ち遠しい奈未はオープンした瞬間に定員を突き飛ばして中に入ります。
MIYAVI創刊号が発売され最後のページにはファッションエキスパートナーとして自分の名前が記されていました。最初は人並みでいいと入社したが振り返って見ると皆かっこよかったなぁと感動します。
しかし潤之介からオデコにキスされた事を思いだし「あれは好きだという愛情表現なのか、東京の人は挨拶で誰にでもするのか」と悩みます。
ファッション業界にいるのだからオシャレしなくては思い着飾ってサングランスをかけて出社するがあまりのセンスのなさに罰ゲームかと思われます。
当然、ドS編集長・麗子からも呆れられてしまい、しかも差し入れでチーズテリーヌを届けろと言われていたのに芋羊羹を届けた事で叱責を受けます。
そんな麗子は次号の特集でファッション業界のトップでクリエイティブ・ディレクターのウエクサジンコの協力が必要だと思い宇賀神(副社長)から承諾を得ます。
(ウエクサジンゴは宇賀神の元妻でありかつての麗子の上司)
あまりにセンスがないため奈未は同僚たちにブランドのレセプションパーティーに誘われます。すると結婚したばかりの幼馴染み・健ちゃんと出会いレセプションパーティーに参加できるほどになったのだと気に入られ「付き合おう」と言われてしまいます。
二股じゃないかと戸惑っているとカメラマンとしてその場にいた潤之介が軽く見てやがると頭にきて「俺の彼女をどうする気だ」と助けてくれます。しかし「私をこれ以上惑わせないで」と混乱します。
奈未はジンコのスタッフミーティングの場に挨拶に行き差し入れを渡すと表参道に行くから道案内して欲しいと頼まれます。
企画を手伝うよう頼まれた奈未は喜んで受け入れるがジンコは尊敬されるもののアシスタントがコロコロ変わっているため厳しい人なんだと分かります。
撮影で着物の帯が1本ないとジンコのアシスタントから電話を受けた奈未は潤之介、中沢、遥と4人で遊んでいたが中断し、潤之介と星を見に行く約束をして駆け付けます。
ジンコが宇賀神と食事中だったので邪魔したらまずいと思いアシスタントが勝手に帯を選ぶが報告しなかった事でクビだと言われてしまいます。
奈未はうちの編集長はアシスタントの意見も取り入れてくれると訴えると、そこに麗子が現われ「迷惑をかけるわけにはいかないので今回の特集ページはうちの編集部が引き継ぎます」と撮影に入ります。
麗子はジンコのアシスタントが選んだ帯を利用しクリエイティブで大胆な演出で表現するとジンコは初心を想いだし首は撤回するとアシスタントに告げました。
潤之介のアシスタントから潤之介は一途な人でずっと幼馴染み(蓮見理緒)を想っていると知らされた奈未は好きな人いるんじゃないかと思い約束をすっぽかすが雨が降っているのを気にして向かうとフードを被って座り込んでいるのを目にします。
潤之介の笑顔を見て奈未は思わずキスすると、しばらく見つめ合ったあとにキスされました。
第5話・
いるはずもないと思い待ち合わせ場所に向かった奈未は雨の中、傘をさしながらうずくまる潤之介を発見し思わずキスしてしまいます。
ずぶ濡れの潤之介を自分のアパートへ連れて帰るが一途に想いを寄せている幼馴染みがいるはずだと不安を抱えます。
朝ご飯を作って先に出社すると「朝ご飯美味しかった」とメールを貰い「このまま行けば結婚だ」なんで浮かれているとドS編集者・麗子に何ニヤニヤしてんだと怒られます。
編集部では音羽堂出版の社内報に載せるMIYAVIの紹介記事作成をどのスタッフに担当させるか半田が頭を悩ませていました。
麗子は遥に任せようとするが優秀すぎるのであちらこちらから仕事の依頼を受けていたので難しいと知らされます。奈未は遥のようになれば潤之介との交際を麗子に認められるのではないかと思い社内報作りに立候補します。
中沢の事が好きな遥が不安を抱えるなか、奈未は遥に代わり中沢が担当する対談企画で使うヴァイオリニスト・蓮見理緒のドレスを届け取材を行ないます。
「奈未ちゃん、カニ好き?」
潤之介からメールを貰った奈未は間違いなく告白されると思いウキウキして食べに行くが恋人なのか曖昧な関係で話が進まないので言葉で言われないと分からないと告げると・・・
インターホンが鳴って邪魔されます。
そこにやってきたのは「カニを取りに来い」と言われた麗子であり奈未は慌てて隠れようとするがあっさりバレてしまいます。
奈未は「ここにいるのはカニが好きだからです」と誤魔化すが翌日、潤之介が好きですとはっきり麗子に告げます。
ドレスを届けたはずなのに届いていないと言われ奈未は潤之介の事に浮かれて確認もせずにライバル社「ZEAL」のスタイリストに渡してしまった事を高橋麻美(ZEAL編集長)から知らされます。
奈未は慌てふためくがヒーローのように参上した編集長の麗子が本来届くはずはずだった衣装をお似合いですと持ってきてくれたおかげで助かります。
奈未は感謝を伝えると「遥が気に入られるのはあなたみたいに片手間で仕事をしないから」と言われてしまいます。
反省した奈未は社内アンケートを取り編集の仕事を中沢に教えてもらいながらしっかり学んでいきます。
「馬鹿にするような仕事こそ仕事の本質がある」と中沢に言われた奈未は雑用な仕事でも大切なんだと受け止めるが潤之介に呼ばれてすぐ出て行きます。
手作り弁当をもらい「充電」と抱き締められた奈未はプライベートが充実すると仕事もやる気が出ると思います。
ボツになったが自分が納得するまで出来たら一段ずつ成長していくんだと学びます。
潤之介は想いを伝えていないと気付き奈未の元に駆け付けるが長馴染みの蓮見理緒がいたので驚きます。奈未は彼の一途に思う幼馴染みが蓮見理緒だと知り同様します。
第6話・
鈴木奈未はドS編集長・麗子に付き添いパーティに出席すると潤之介が想いを寄せるバイオリニストの理緒がいたので慌てて隠れます。
パーティ会場を後にしようとすると麗子の父・宝来勝之介と遭遇し「いつもお世話になっています、お父様」と挨拶してしまいます。
潤之介と付き合っているわけではないのに・・・と思いながら帰宅すると潤之介にお帰りと言われます。避けようとすると「何で避けるの、話してくれるまで帰らない」と地べたに座り込んだので人目を気にして家に上げます。
するとそのままの成り行きで潤之介は風呂入って食事して泊まっていきました。
次の企画で和田和美からアシスタントをやらないかと言われた奈未は許可を得ようとすると麗子が水族館のチケットを手にボーッとしていました。
副社長の宇賀神に頼んでいたことを思いだし訪ねると「成り行きでボクと宝来さん(麗子)が行く事になっちゃって」と言われ恋しているのだと思います。
潤之介の私物がなぜか家に届き戸惑っていると理緒が訪ねてきたので驚きます。ずっと気になっていたのでどのような関係なのか聞くと10年前に付き合っていた事を知ります。
潤之介から告白されたと聞いた奈未は何も言ってくれないのでやはり彼氏ではないのだと思います。しかし仕事場でカメラマンとしてやってきた潤之介から「おととい、トイレの電気つけっぱなしだったよ」と言われます。
皆が「どうゆうこと」と困惑していると潤之介が「俺の彼女です」と宣言してくれたので奈未は喜びます。
音羽堂出版の2冊の廃刊が決まる中、麗子はパーティーで父親から紹介された若手実業家の新谷から広告の依頼を受けます。
父親から話がいったんだろうと把握する麗子は「キャリアを捨てて何でMIYAVIの編集なんてやっているんだ、もったいない」と言われます。
自分がやりたいファッション業界の事を話すと「もったいない」と言われ続けてきた麗子は考えすぎて疲労がたまり倒れてしまいます。
潤之介は一人で頑張ってないで周囲の者に甘えたらと告げるが麗子は退院してすぐに仕事に出掛けていきました。すると脳神経外科からでてくる理緒と遭遇し気になって食事に誘います。
麗子が心配なら呼ばれるのを待ってないで会いに行けと中沢に背中を押してもらった奈未は打ち合わせしているところに駆け付けます。
「オーダーメイドの記事を書いて欲しいが今は出来上がっていないので既製のドレスを用意するのでそれについて書いて欲しい。それとMIYAVI専属のモデルは変えて欲しい」
奈未は「オーダーメイドじゃないし、特定のファッションブランドのパンフレットみたいになってしまう」と意見を述べます。
MIYAVIを守るためには仕方ないと麗子は思うが「皆が思うようなページを作れないなら守る意味はない。呼んでくれている人、楽しみに待っている人のためにもMIYAVIらしくそのままでいてほしい」と奈未の言葉で大事なことに気付き仕事を断りました。
奈未はドS編集長から「ありがとう」と言われ喜びます。帰り、潤之介と一緒に食べようとケーキを買って帰るが潤之介と理緒が抱き付いているのを目撃し仕事場に引き返し遙に差し入れだと渡します。
奈未が泣いているのを目にした中沢は潤之介を見掛け「もっと彼女を気に掛けてやったら」と伝えるが関係ないでしょと言われます。
「そんな軽い気持ちなら遠慮しないから」と宣言し中沢は仕事に戻って奈未に告白しました。