中国時代劇/恋心は玉の如き
ウォレス・チョン&タン・ソンユン共演、政略結婚から始まるロマンティック時代劇
あらすじ
明の時代、身分の低い母親から生まれた庶子の羅十一娘は自由に生きることを願っていたが姉の死後、その夫だった寡黙な将軍、徐令宜に嫁ぐことになってしまう。
互いに距離を取る2人だが様々な問題を解決していくうち認め合うようになっていくものの実は羅十一娘は母親を殺した仇敵が徐家にいると疑っていて・・・
累計再生数52億回を突破し13カ国語以上に翻訳され面白さは世界へ拡大中!!
オリジナル52話を自分なりに45話にまとめたのでズレが生じる場合があります
ネタバレ鑑賞感想/恋心は玉の如き
オリジナル52話を自分なりに45話にまとめたのでズレが生じる場合があります
40話・恩と愛
秦石榴は花を受け取りに来た琥珀にわざと手巾の刺繍を見せます。同じ刺繍だと激しく動揺したので元娘の侍女だった佟碧玉と知り合いなのかと訴え、まさか妹なのかと驚く演技をし佟姨娘が使っていた部屋に案内します。
そして首を吊って亡くなったことを伝えると自害するはずないと訴えてきたので真相が知りたいなら手を貸すと告げます。
秦石榴は陶氏を酒の席に招き「元娘が嗣諄を懐妊の間は夜の床に侍れないので他の女子に寵愛が移らないよう碧玉を側室にした」と聞き出します。
隠れて話を聞いていた琥珀は自分の存在が利用されて姉が脅され、酔った徐令宜の寝台に忍び込むよう強いられた事を知り涙を流します。酔って覚えていない徐令宜は仕方なく側室にしたが近付くことはなく碧玉は元娘の不興を買い叱責されて元気をなくしていったと陶氏は言い、秦石榴は徐令宜がもっと気遣っていればこんなことには・・・と琥珀に敢えて聞こえるように話します。
徐大夫人がしつこく仙綾閣から離れろと羅十一娘に告げるので徐令宜は家を守ることの妨げにはならないと庇います。
子供が出来ないのなら近いうちに側室を迎えると強いられるのも徐令宜は母上と意向は違うから娶る事はないと羅十一娘に告げます。
羅家の悪計と冷淡な徐令宜のせいで姉は殺されたんだと涙を流す琥珀だが善良な羅十一娘があれだけ努力しても悩んでいるので姉のようになるのでは心配します。すると正室だから大丈夫だと思うが徐家には向いていないのかもと秦石榴に言われます。
それにより、琥珀は羅十一娘は徐家を離れべきだと思い悩んでしまいます。
41話・残酷な嘘
琥珀は徐令宜の帯が紛失したと徐大夫人に仕えている許氏に告げます。報告を受けた徐大夫人は冬青が関わっているなら仙綾閣と側室の件で利用できると思います。
徐令宜の帯を隠し持っていたことで追及される冬青は刺繍を習うために借りて持っていただけだと弁明します。羅十一娘も分不相応な想いを抱いたりする子ではないと訴えるが奴婢の罪は主の罪だと言われます。
三日猶予をやるから仙綾閣から手を引き冬青を側室にするか徐家の家法にのっとって冬青を売り飛ばすか自分で選べと言われます。
まさか冬青が徐令宜に身の程知らずな想いを抱き奥様を巻き添えにするとはと琥珀に言われる羅十一娘はそんな人ではないと告げます。たとえ帯を隠して持っていたとしても何で徐大夫人が知っているのだと疑問を抱きます。
冬青は傅臨波のために刺繍をしていただけだが彼の態度を見て信じてくれていないのだと気付きます。そして側室になれば追い出されることもないし寵愛を争って奥様を傷付けることもないと琥珀に唆されたために側室の座を狙ったのだと認めます。
徐令宜を慕っているから側室にしてほしいとお願いされる羅十一娘は耳を疑い思い悩みます。すると琥珀から仙綾閣にいるときは生き生きとしていたのに、このまま徐家の言いなりになって自分を見失うことになってもいいのかと聞かれます。
そして噂を聞いた林世顕(区彦行)に呼ばれ向かうと徐家から出るべきだと琥珀と共に言われ疑念が生じます。
羅十一娘は徐府に戻ると林世顕に会っていたのかと徐令宜に咎められ禁足を命じられます。逃がされる羅十一娘は待ち構えていた林世顕の馬車に乗り込むと追いかけてきた徐令宜に止められます。
すると兵を率いる区励行が現れたため、私だけでなく邪魔者の弟の命、そして母の死を探る羅十一娘の命も狙っていたのかと徐令宜は言い放ちます。
区励行は海賊との密会を見られたから羅十一娘の母親を殺したのだと認めるが任坤の放った矢が胸に突き刺さります。
冬青の嘘をその場で見破っていた羅十一娘は琥珀からの提案だと聞き出し、前もって徐令宜と林世顕と相談して罠を仕掛けていたのです。
42話・最後の告白
徐令宜は羅十一娘を守るよう命じると傅臨波に投げられた弓矢を受け取り逃げる区励行の馬を射抜いて転ばせます。
そして私兵を養い海賊と結託し廷臣を殺す大罪を犯したと剣を突き付けると、これほどの大罪は靖遠侯に挽回の余地はないと衛国公・任坤は言い放ちます。
法で裁くために連行しようとしたが区励行は突き付けられた剣を握り自害しました。捕らえた者が全員服毒して自害したために証人を失ってしまうが私兵を養ったことを問われたくなければ騒がないはずだと徐令宜は言います。
徐令宜と羅十一娘は無事に徐府に戻ると、徐令宜はすべて区励行の仕業だと事情を話します。そして羅十一娘は自分の侍女をどうするかは自分で決めるし交換の道具にはしないと徐大夫人に告げます。
人倫と秩序は祖先が残した掟であり徐家を支える柱石なんだと訴えられると徐令宜は世は移ろうものであり掟もそれに応じて変わるべき、祖法に逆らい海禁に反対した父兄は誤っていたと思っているのかと問います。
また羅十一娘は被災民に技を伝授し家を失った者たちに生きる術を与えているのに国や民のためにならないと思っているのかと訴えます。徐家を想っての事だとは分かっているが冬青の運命を弄び妻に無理強いするのは誤りだと指摘し側室は持ちませんと誓います。
羅十一娘は徐令宜に感謝し離縁状を処分しようとするが今の幸せに気付けるから取っておけと止められます。
冬青は監禁される琥珀のもとに向かい、私が好きなのは徐令宜ではなく傅臨波なのに勘違いして区家と結託し奥様を陥れたなと責めます。
徐令宜と共に羅十一娘もその場に駆け付けるが琥珀の姉が佟姨娘だと知り驚きます。徐令宜は元娘が姨娘にするよう母上に申し入れており不本意だったが話が進んだのに拒否すれば碧玉は徐家で立場を失ってしまうから側室にしたのだと説明します。
許すよう羅十一娘にお願いされる徐令宜だが罠を見破らなければ区家に殺されるところであり何より妻を陥れた罪は許せないとして徐家を去るよう命じます。
冬青は誤解だと知った傅臨波がやってきたので信じてくれなかったくせにと不貞腐れます。好きだから娶りたいと大きな声で言われたので思わず口を塞ぎ折った簪を直せと要求します。
琥珀が姉の存在を知ったのは秦石榴から聞かされたと知り、羅十一娘たちは監視をつけると靖遠侯を訪ねたのを確認します。しかし毒を飲まされたことに気付く秦石榴は徐府に帰り「徐令宜と同衾させといて子を産ませぬために薬を飲ませたな」と徐大夫人を責めます。
そのために流産し二度と子を産めぬ体になったんだと言い放ちずっと恨んでいたことを伝えると毒が回り命を落とします。