韓国ドラマ「コッソンビ」
消えた世継ぎの行方をめぐるミステリー、秘密を抱えて一生懸命に生きる4人の若者
両班の娘ダノが営む科挙を受ける士人専門の宿・二花院に3人の若者がやってくる。世継ぎだった兄を殺害し王座を奪っていた国王は行方不明の廃世孫が都にいると知り漢城府のチャン判官に始末を命じる。ダノは亡き父が借金をしていたために二花院が奪われそうになり廃世孫を見つけると交渉しに行くと3人の士人も協力するが・・・
全18話で紹介
ネタバレ感想/コッソンビ
8話・衝撃的な告白
ユハは王に対抗する勢力組織・木人会(李花会)に入ることにするが左議政から王座に就くよう言われます。恵嬪が出産したのは女子だと言われ王室の血が途絶えないよう赤子をすり替えたのかと察するが何で自分が王なのだと聞くと尊いお方だからだと言われます。
ダノは居場所を漢城府に突き止められてしまい連行されるとチャン判官から何で世子の遺品・輪図を持っているのかと追及されます。首を絞められたので現在ではなく十数年前の父親の葬儀の時に廃世孫イ・ソルを匿いその時に渡されたのだと話します。
そこにユハがやってきて借金をすべて返すからダノを解放するよう要求します。シヨルから彼女が捕まったと知らされるサンは自分が輪図を置いて行ったことが原因だと思い急いで駆け付けるがユハとダノが出てきたので身を隠します。
ダノはユハのおかげで二花院に戻れることになるが姉ホンジュは戻っても隠れているだけだと言い出家するために寺へ行ってしまいます。
殿試に合格したサンは王を守る内禁衛に入りたいと願います。御賜花をかぶって二花院に戻り「十数年前、俺が誰なのか次会った時に教えると言った。犬小屋に隠れてたのは俺だ、俺がイ・ソルだ」とダノに告げます。
9話・王座への決意
サンが廃世孫イ・ソルだと知ったダノは無事に生きていたんだと涙を流し、追われながら生きるのは辛かったでしょうと抱きしめます。
怪我をしているのに気付き手当てをするがサンが内禁衛に入り王を断罪すると言い出したので宮廷は敵だらけだし身分がバレたら危険だと止めます。
サンが言う事を聞かないので清へ逃がそうと船の空きを調べるがチャン判官から監視を命じられていたバンヤに聞かれてしまいチャン判官の耳に入ります。
ダノはシヨルの説得で姉ホンジュが戻ってきたので喜びます。二花院の年長者であるユクホはチャン判官に呼ばれるとダノがイ・ソルを守って逃げたらユン家は皆打ち首だと言われます。
「恩師の娘が打ち首になるのは嫌だろう、イ・ソルが誰か分かり教えてくれたら官職を与えてやる」
世子の遺書と遺品を手にしたユハは幼いころに一度だけあった事を思い出すが実の父親が世子とは夢にも思いませんでした。王座に就くことを決意し左議政に告げるとまずは世子の遺品を見せてイ・ソルとして木人会を率いるよう言われます。
顔も知らない兄弟の名前を勝手に使うのは民を騙しているのと同じだと訴えるがイ・ソルを捜していてもキリがなく時間だけが経過してしまうと言われます。
左議政はユハをイ・ソルとして王座に就けたいと尚膳に話します。ダノはいきなり国王に呼ばれたので謁見するとユン・ウォンの娘だなと言われいきなり論図を渡されます。
イ・ソルを助けたのはお前かといきなり首根っこを掴まれ・・・
10話・世孫の番人
ダノは子供が脅えていたから匿ったが廃世孫だと知っても助けていたと正直に話すと父親と強情なとこがそっくりだと言われます。
国王が師であるユン・ウォンの娘を罰することができないと口にしたのでそばにいたサンは安堵しため息をつきます。
尚膳は世子の遺品であるまげ留めを目にし間違いなく世子の隠し子だと分かるがイ・ソルの名前を使って本当に王に就くつもりなのかと聞くと躊躇している間に大勢が命を落としてしまうとユハに言われます。
そこにファリョンがやってきたのでチャン判官側の人間かと思っていたが木人会の裏にいたのかと思います。そしてユハを見て母君にそっくりだと告げるとファリョンは険しい表情で睨んできます。
ユハはイ・ソルを捜したいと告げるが王座をめぐり争いが起こりかねないとファリョンに反対されます。
国王の前で新入りのサンは目上の従事官に圧倒的に勝利してしまったために反感を買ってしまいます。新入りなら武器を磨いて帰れと言われ素直に従うがそこで内禁衛の侍衛日誌を目にし護衛がつかない空白の時間がある事に気付きます。
ホンジュは男装してシヨルと一緒に、はたご屋に行き二花院の宣伝を行うと通りかかったチャン判官は似ていると思うがそんなわけないと思い先に進みます。
ダノは科挙の合格発表を見に行きユハにお祝いの言葉をかけます。ユクホにはいつものことだと慰めると合格していたので驚き今夜は御馳走にしましょうと喜んで帰るが国王が訪ねてきたので驚きます。
サンは養子であることがバレてチャン判官の手下に囲まれます。イ・ソルだなと詰め寄ってきたのでそれ以上迫ると殺されると忠告するが番人が現れ一掃しました。
そして顔を見せろ、命令だと告げるとシヨルだったので驚きます。
11話・犬小屋と子供の絵
サンは8年ぶりに番人と会うがずっとそばにいたシヨルだったので驚きます。また、ユハは自分が廃世孫イ・ソルだと偽って姿を現し木人会を率います。
現場検証を行うチャン判官は間違いなく番人の仕業だと確信し、木人会の左議政は世孫の顔が誰にも見られていないことを確認します。
そして西江にイ・ソルが現れたようだと国王に報告し動揺させると国王はチャン判官にまた取り逃がしたのかと怒りをぶつけます。
ファリョンとチャン判官の話を聞いていたバンヤはくるぶしに赤い斑点があると知りサンが世孫なのかと疑います。
ユクホは三韓秘記の本をユハの部屋で見つけるが描かれている犬小屋と子供の絵を目にします。ユハを問い詰めると絵はサンが描いたものだと知りダノを危険な目に遭わせたくないので二花院から出ていってくれと跪きます。
ダノは国王に宮殿の宴に招待されイ・ソルが誰なのか聞かれるが知らないフリをします。
国王はダノが帰るときに命を狙えばイ・ソルが現れるはず、もし現れなければ娘を殺せと内禁衛に命じます。サンは彼女を救うために命を狙うフリをしてほしいと番人に頼み救出して助けます。