中国ラブ史劇/皇帝の恋
ベストセラーを映像化しアクセス数13億を突破した中国宮廷ドラマ。
ストーリー&キャスト
時は清康熙8年。康煕帝は朝廷を支配していた奸臣オーバイを捕縛し一味と見なすチャハル親王の一族も討伐する。一族皆殺しの惨劇を逃れた親王の娘・良児は葉三と名乗る少年に救われるが叔父・納蘭明珠に家にたどりつくと命を狙われ記憶を失う。納蘭容若が懇願してくれたおかげで良児は名を琳琅と変え使用人として匿ってもらうが数年後、容若と恋仲となった事で追い出され下級宮女となる。琳琅の姿を見た康煕帝は彼女こそ探し続けていた良児だと確信する。また彼女の記憶を取り戻そうとする康煕帝の側には侍衛として仕える容若の姿が。皇帝と宮女、幼馴染みの三角関係の行方は?!
ネタバレあらすじ/皇帝の恋
第1話・出会い
愛新覚羅・玄燁は8歳で康煕帝として即位し14歳で親政を始めました。
16歳(康煕8年)、太皇太后は宰相オーバイを倒さねば朝廷の実権は握れないと思い結託していたチャハル親王(阿布鼐)を幽閉するよう勅命を出します。
康煕帝は納蘭容若と協力してオーバイを捕縛し過去の功労に免じて禁固刑に処すと太皇太后と皇太后は喜びます。
しかし、「何者かが春和居に侵入して衛兵を殺害し阿布鼐を逃亡させた」と報告が入り康煕帝は一家を捕らえるよう納蘭明珠に命じ抵抗された場合は始末して構わないと告げます。
阿布鼐の娘・良児は誕生日だったので祝ってくれる事を楽しみにしていたが父親が慌てた様子で帰って都を脱出すると急かされます。
新王府は既に包囲されており阿布鼐は「罪を認めるから家族は許して欲しい」と訴えるが先に剣を抜いてしまった事で衝突してしまいます。
一族が目の前で次々と殺され「あなたは生きなさい」と母親の最期の言葉を受けた良児は泣きながら叔父の納蘭府を求めて逃げ出します。
良児は人身売買する悪党に目を付けられ浚われそうになるが葉山と名乗る少年(お忍びできていた康煕帝)に助けられます。
オーバイ一派に追われていた葉山から先に逃げろと言われるが怪我を負っていたので知恵を絞って馬だけ走らせて埃を巻き上げます。洞窟の中に隠れていると追っ手に発見されてしまい良児は葉山が奪った馬に乗せられ逃がされます。
第2話・初恋相手
太皇太后は「オーバイの残党を探し出して始末しろ、私情にとらわれ不正な行いをすれば刑部尚書の位を剥奪する」と納蘭明珠に言い放ちます。
納蘭容若はオーバイ一派に追われる康煕帝を発見して助太刀し安全を確保します。良児と一緒に凧揚げをする約束をしていたので帰るが新王一族は謀反を企てた罪で皆殺しにされたと知り捜しに出ようとすると父親に止められます。
「納蘭家は太皇太后から疑念を抱かれ、陛下は何者かに襲われた。姉がもうすぐ入内するのだから大人しくしとけ」
容若は返す言葉が見付からないが良児が無事に逃げ込んできたので安堵します。
「お母さんが納蘭府に行けと・・」と涙を流す良児を見て、容若は「家族を殺され家がない10歳の少女を追い出すのは殺すのと同じ事だ、匿って欲しい」と父親に願いでます。
良児は父親の迷いを消し去ろうと納蘭逸に命を狙われたところ容若に助けられるが頭を強く打って記憶喪失となってしまいます。
容若は名前すら覚えていないのだから納蘭家を脅かす存在にはならないと訴え、衛琳琅という新しい名前を与え納蘭家の小間使いとして匿います。
康煕帝は逃がした良児に「3日後に福佑寺で待っていろ」と告げていたので会える事を楽しみしていたが彼女が姿を現すことはありませんでした。
数年後、辛者庫の女官たちは康煕帝と納蘭容若が相撲を取っていたので見に行きます。容若は文武両道で有名であるが侍衛のため陛下が勝つに決まっているなど勝手に女官たちは賭け事を始めるが仕事が終わってないと玉箸に見付かり叱責されます。
陛下の衣に穴が開いてしまい側仕えの小徳子は辛者庫に持っていきます。玉箸は断るが陛下の側室を狙う画珠がしゃしゃり出て勝手に受け取ってしまったため何かあれば罰を受けてしまうため困惑します。
容若と恋仲となった事で追い出され下級宮女となっていた琳琅(良児)は手先が器用なために画珠に押し付けられ仕方なく仕上げてあげます。
康煕帝はずっと良児を探しており、また納蘭容若も琳琅との再会を信じていました。
第3話・再会
康煕帝は仕上がった衣を目にし良児の手巾にあった刺繍と同じだったため驚きます。誰が繕ったのか小徳子に聞くと辛者庫の女官だと知らされすぐに呼ぶよう命じます。
小徳子は仕事を受けた者と届けた者が違うため誰が繕ったのかと聞くと画珠が名乗り出たため琳琅(良児)は何も言いませんでした。康煕帝は楽しみに待っていたが初恋の人ではなかったのでがっかりし褒美を取らせて帰らせました。
琳琅は染め物を干していると散歩をしていた康煕帝が足を引っかけたために全部倒して汚れてしまいます。
何者なのか聞くと「侍衛で名前は葉山」と言われ、たとえ陛下だったとしても責任を取ってもらうと言い放ち洗濯を手伝わせます。
洗濯すらできず力を入れすぎるため「絹が破れたら首が飛ぶ、帝王は非情なり、機嫌を損ねた者は死罪よ」と言い放ちます。そんなんで陛下は死罪にしないと康煕帝は告げるが何でよく思われていないのかと困惑します。
琳琅が元気ない兎を捕まえようとしていたので康煕帝は捕まえ侍医に診せてやると告げます。
体の動きを抑制できなくなる人工的な毒物を飲まされたのだと分かり警戒していると予想通り侍衛が暴れ出しました。納蘭容若は駆け付けて倒し刺客に侵入されたことを謝罪するが「刺客ではない、侍医に調べさせろ」と命じられます。
康煕帝は料理の中に毒を混入したのではと疑い葉山となって見張っていると黒装束(長慶)が侵入してきました。毒を入れるのを確認して出て行ったところを捕らえようとしたが「兎はどこへやったの」と琳琅に話しかけられ失敗します。
侍衛に見付かったら大変なので琳琅の手を掴んで隠れるが、厨房の食事を調べる納蘭容若の姿を目にした琳琅は驚き自分の口を両手で抑えます。
呉三桂が湖南を占領した頃、清軍が韶州を猛攻しました。武力で勝てない呉三桂が清兵に一服盛ったが今回の毒の事件と繋がっていると確信した康煕帝は勇敢な清兵を見くびるなと教えてやれと納蘭容若に命じます。
全40話あらすじ一覧/皇帝の恋
1話~6話まで
7話~14話
15話~24話
25話~32話
最終話・33話~40話