作品情報・キャスト
ベストセラーを映像化しアクセス数13億を突破した中国宮廷ドラマ。
時は清康熙8年。康煕帝は朝廷を支配していた奸臣オーバイを捕縛し一味と見なすチャハル親王の一族も討伐する。一族皆殺しの惨劇を逃れた親王の娘・良児は葉三と名乗る少年に救われるが叔父・納蘭明珠に家にたどりつくと命を狙われ記憶を失う。納蘭容若が懇願してくれたおかげで良児は名を琳琅と変え使用人として匿ってもらうが数年後、容若と恋仲となった事で追い出され下級宮女となる。琳琅の姿を見た康煕帝は彼女こそ探し続けていた良児だと確信する。また彼女の記憶を取り戻そうとする康煕帝の側には侍衛として仕える容若の姿が。皇帝と宮女、幼馴染みの三角関係の行方は?!
ネタバレあらすじ/皇帝の恋
第4話・遺族の復讐
辛者庫の女官・琳琅は夜中に翠雋がニヤニヤしながら詩を読んでいたので声をかけると納蘭容若から贈られたものだと言われ動揺するが納蘭府を追い出される前に自分の目の前で書いていた詩でした。
容若からの贈物であるネックレスを握りしめ想い出に浸っていると侍衛の葉山(正体は康煕帝)に声をかけられます。
その頃、侍衛に毒を盛る計画が失敗し女主人に叱責を受けた長慶は陛下が乗る馬に細工します。
康煕帝は馬が勝手に暴れ出して制御できなくなり暴走すると琳琅が花を摘むんでいたので力一杯引いて何とか止めるが落下して彼女と口付けをしてしまう結果となります。
琳琅は事故だから仕方ないと許すと怪我をしていたので布で応急処置をするが康煕帝は結び方を見て良児を思い出します。
馬場の陳統領が亡くなっていると報告を受け納蘭容若は現場に駆け付けます。竹槍に落下して事故死に思われたが胸元に鋭い刃物傷を目にし殺されたのだと分かります。
前日に喧嘩をしてしまった海統領は友が亡くなり悲しんでいたが喧嘩していたことがきっかけで容疑者として疑われます。容若は話を聞こうとしたが長慶に毒を飲まされた海統領は身を投じて亡くなっていました。
しかし義に厚い男で友を殺害するのは不自然と思い何か裏があるはずだと康煕帝と容若は思います。
康煕帝は遺族達の生活に不自由がないよう命じていたが今後もしっかり計らえと念を押します。
勝手に復讐をしていた長慶は「狙いは皇帝だ、つまらぬ手下を殺している場合ではない」と玉箸に殴られます。そこに琳琅が雨宿りのため駆け込んで来たので長慶は隠れ、話を聞かれたかも知れないから口を封じるべきだと伝えます。
面倒を見て育ててきた琳琅はとても人が良いので刃物を手に迷っているとタイミング良く画珠たちが戻ってきたので懐にしまいます。
第5話・想人はずっとそばに
琳琅は葉山と名乗る康煕帝に呼び出されていたので少しおいとまを願うと玉箸から外は寒いから羽織り物を持たされます。
康煕帝は名前を良児と名付けたと告げウサギを返すが琳琅が馴染みある名だと思ってもいないので人違いなのかと困惑します。しかし琳琅の手のひらには虎の絵が描かれてあり衝撃を受けます。
あの頃、洞窟の中で怖がる良児の手のひらに百獣の王である虎を描き守ってあげるから大丈夫だと慰めていたので「覚えていたんだね」と喜ぶが陛下を捜す小徳子に見付かってしまい琳琅は行ってしまいます。
あやしい者を捕らえたと報告を受けた康煕帝は拷問にかけろと命じます。捕らえられた琳琅は葉山と会っていたと告げるがそんな者は侍衛にいないと言われ拷問を受けます。
なかなか白状せず葉山と会っていたの一点張りと報告を受けた康煕帝は驚き駆け付けて拘束を解くよう命じ急いで介抱します。
目を覚ました琳琅は「あんたのせいで刺客に間違われた」と引っぱたくが「陛下に何をやっているんだ」と小徳子に叱咤され驚き気を失ったフリをします。
翠雋や画珠たちは琳琅を陥れたものを絶対に許さないと怒り玉箸は動揺するが陛下がアリバイを証明してくれたと琳琅が戻ってきました。
納蘭容若は海統領は事前に突き落とされ下手人が海統領の服を着て飛び降りたように見せつるを掴んで逃亡したのだと現場検証で分かります。
噂を耳にした玉箸は「自首しなさい、我々に迷惑かけないで」と長慶に告げると新しい靴を履いて死ねば来世は幸せになれると言い伝えがあり靴を用意してくれと頼まれます。
しかし長慶は長勝に靴を履かせて陛下を襲わせ居所に毒と呉三桂の密書を書くしすべての罪を着せました。逃げる長勝を捕らえ「必ず仇を討つ」と耳元で告げ自害させました。
陛下に呼ばれた琳琅は傷が治ったから罰せられるんだと思い拝謁すると「すべて思い出せば帳消しにする」と言われます。
しかし記憶がないので困惑していると顔に悪戯書きされて帰るよう言われます。画珠たちに笑われるなか玉箸は笑いをこらえ陛下の命なら勝手に消すことはできないと忠告します。
第6話・身分の違い
康煕帝に呼ばれ顔の落書きを拭いてもらった琳琅は人違いされていないか訪ねるが「もう一晩考えろ」と言われてしまいます。
記録簿に目を通していた納蘭容若は拷問を受けた者が琳琅だと知って驚き辛者庫に向かいます。
荒井を終えて戻る琳琅は容若が自分を捜していると翠雋に知らされ驚くが小徳子がやってきて「陛下がお召しだ」と言われます。
琳琅は良児としての記憶がないので思い出せと言われても人間違いにしか思えません。跪いて許しを請うと陛下にお目通りする容若がやってきて目が合い互いに気付きます。
「8年間捜していた者と再会したが自分の事を覚えていないので素直に喜べない」
康煕帝は「お立場を配慮し深交を避けたのでしょう、謙虚な方ですね」と告げます。
3年間必ず会えると信じていた容若は琳琅を捜して抱き締めます。琳琅も内心喜ぶが辛者庫の女官と御前侍衛の個人的な面会は規則違反であり罰せられるので突き放します。
「私への思いを隠すな、私が贈ったネックレスを身に付けているではないか」と言われご理解くださいとその場を離れます。
琳琅はせっかく会えたのに身分の障害により結ばれてはいけないんだと涙を流します。容若は一緒に凧揚げをして楽しんでいたので辛者庫から見えるようにタコを揚げるが糸が切れ飛んで行ってしまったことで琳琅は運命だと思ってしまいます。
しかし、琳琅は凧が気になり探すと気に引っかかっていたので登るが枝が折れそうになります。容若は自分が受け止めるから信じて飛べと叫び受け止めます。
「陛下は聡明なお方だ、話して結婚を許してもらおう」
長慶は厨房に侵入する辛者庫の女官・芸初が腹を空かせて侵入してきたので捕らえるが幼い頃の妹と重さなり見逃して肉まんを差し出します。