韓国ドラマ「雲が描いた月明り」
パク・ボゴム&キム・ユジョン共演、2017年最大の話題作、韓国ラブコメ時代劇
幼い頃から男装して生きてきたラオンは恋愛相談家として生計を立てていました。
代筆を頼まれて恋文を送っていた相手と会うことになるが現れたのは一国の世子であるヨンであり、そうとも知らないラオンは身分を明かせと詰め寄るヨンを落とし穴に置き去りにして逃げ出すことに成功。
借金取りに売られて内官試験を受けるはめになると仕返しをしたいヨンによって合格!互いの素性を知らぬまま、2人は次第に距離を縮めていく・・・
ネタバレ感想/雲が描いた月明り
16話・思い描く世の中
ヨン世子と礼曹判書の娘ハヨンの婚礼の日、10年前に死んだはずのホン・ギョンネが義禁府に捕らえられます。
国王は激しく動揺するが側にいたハン尚膳も驚きを隠せません。ラオンは家に帰ると荒されたような痕跡があり母親が俯いてしゃがみ込んでいました。
世子の婚儀が中断されるなか、ラオンはどうしたのか声をかけると父親が生きていた事を知らされます。
ラオンは王宮に行きたい、一度も父に会ったことがないのだと尚膳に相談します。尚膳とビョンヨンの協力を得て牢獄されている父の背中を目にするが誰かが来るとビョンヨンに言われ刺繍入りの手巾を投げ入れます。
世子はホン・ギョンネに会いに行くと民のための指導者は天が定めるものではなく民の手で直接選ぶべきだと言われます。
ビョンヨンに会いに行くとラオンがいたので匿うが彼女は吏曹判書キム・ウィギョに目撃され領議政に伝えられていました。
ラオンは再び獄舎に向かうと投げ入れた手巾を父は手にしておりラオンと呼ばれます。苦労させるためにつけた名前ではなかったと謝罪され、世の中を変えなくても父親としてそばにいてほしかったと涙を流します。
ソン内官はラオンが世子と一緒にいるのを目撃し王妃に報告します。ちょうど訪ねていたユンソンはラオンを守るために数日前に裏門から運び出された赤ん坊について話があると告げます。
ソン内官からの報告を国王や領議政に黙っていてくれれば赤ん坊をすり替えた話は伏せておきましょうと脅します。
世子は尋問場に向かうホン・ギョンネに理想とする世を目指して共に歩める道があるはずと訴えるが領議政にラオンが捕まっており逆賊の娘を脚て匿っていたなと訴えられます。
17話・始まりのための終わり
ホン親子は処刑されそうになると白雲会が現れるが世子はビョンヨンに刀を突き付けられたので驚きます。
世子が人質となったために国王は動くなと命じ、ハン尚膳は世子様の安全が最優先だから道を開けよと訴えます。
ホン・ギョンネとラオンは白雲会に守られながら尋問場を脱出し、世子はお許しくださいと涙を流しながら剣を突き付けるビョンヨンに、刀を下した瞬間に失ってしまうと訴えます。
しかし、ビョンヨンは白雲会の望む世が世子様の夢見る朝鮮と同じだと信じていると告げると刀を捨て官軍の矢と刀に倒れてます。世子は駆け寄って抱きかかえるが友を失い、同じようにショックを受けるユンソンは密かに遺体を引き取ります。
ハン尚膳は駆け付けて己を命を盾にして時間稼ぎしホン親子を王宮から逃がします。
~1か月後、
領議政は政務を怠り妓楼や賭博場でふける世子の廃位を求めます。礼曹判書は国を混乱させたのは世子ではなく世子と白雲会との関係をことさらに論じ、事あるたびに儒者を動員した者だと領議政に言い放ちます。
領議政は王妃が出産した王子を世子に据えようと企てており、喜ぶ王妃だが真相をユンソンに知られているので不安が押し寄せます。
ソン内官に調べさせると本物の子である王女は妓生に育てられ生きていると知り激しく動揺します。王妃に呼ばれたユンソンは話さないのは同族としての配慮からだと告げるが権力のために捨てた子がいると自白なさいませと訴えます。
王宮の外で密かに東宮襲撃事件の真相を追っていた世子は茶山先生のもとで治療を受ける意識不明のビョンヨンの様子を見に行きます。
朝廷に生じる穴を埋める準備をしておいてほしいと茶山先生に頼みます。世子と入れ違いで茶山先生を訪ねてきたラオンは意識が戻るビョンヨンを目にし喜びます。
世子は自分の廃位を求める朝議に送れて参上し東宮を襲撃した刺客たちの遺体を調べていたのだと訴えます。刺客を集めるよう命じたのは戸曹判書、刺客たちに流れた田地や銀貨は吏曹判書キが所有していたもの、そして白雲会に罪を着せたのはこの二人であると証人と証拠で明らかにします。
判義禁府事に二人を投獄し厳しく取り調べるよう命じます。
18話/最終話・雲が描いた月明り
ビョンヨンが長旅のために密かに姿を消す中、王宮では毒を盛られた世子が倒れます。
チョン・ドッコから世子が毒を盛られて危篤だと報告を受けた茶山先生は同行を願うラオンを医女に変装させ急いで向かいます。
看病を受け目を覚ます世子は毒味した尚宮が無事だったのは器に毒が仕込んであったからだと茶山先生に教えられます。
当分の間、危篤のままにしておいてほしいと茶山先生に頼むと医女がラオンだと見抜き再会を喜びます。そしてお見舞いに来てくれた淑儀に10年前に母が急死した件と似ているために同一犯の可能性があると告げます。
世子は王妃が予想通り子を連れ出そうとしたので立ち塞がり、その子の母親は王妃だと明かすよう一度だけ助かる機会を与えます。
しかし、王妃は我が娘を目にしても何のことだか分からないと告げます。そしてその場を離れるが我が子の鳴き声を耳にし後ろ髪惹かれる想いで歩みが遅くなっていきます。
医女に扮するラオンはヨンウン王女が何やら思い悩んでいたので声をかけます。世子の母親が遺した手紙を慌てて隠した女官が殺されたのを目にしていた王女は一緒に探してほしいと言います。
ラオンが床下から何やら文を見つけていたと報告を受けた領議政は殺してでも奪って来いと命じます。それを聞いていたユンソンは自分が行くと告げてラオンを捕らえるが領議政の手下の者を皆殺しにし、己の命を犠牲して彼女を救います。
世子はラオンが見つけた母の手紙だと告げて国王に渡し二人で涙します。王妃は認めてほしくて、力になりたくて王の子をすり替えたと領議政に話します。
お気に召さなくても実の娘、愛したことはなかったのかと聞くと欲のために我が子を殺そうとした者の言葉かと聞かれます。邪魔になれば誰だろうと切り捨てることができるのはそっくりだと訴えると認められるなど妓生の娘であるお前には叶わぬ夢だと酷い言葉を投げかけられます。
国王と世子は王妃キム氏の身分を偽り王室を侮辱した罪、世子の毒殺を試み王妃ユン氏を殺害して隠蔽した罪で領議政の役職を剥奪し、刺客を送ったキム・ウィギョ、キム・グンギョと共に斬首刑に処すと命じます。
また、身分を偽り王女と王子をすり替え王室を侮辱したキム氏を王妃の座から廃します。領議政は最期に息子の部屋を見たいと告げ銃で自害しました。
世子は亡き母の意志でもある民を想いやる国王になると改めて己に近い、逆賊の娘ラオンは大逆罪人だが王室の名誉回復に貢献したことですべての罪を赦免すると命じます。
国王の許可を得てハヨンが世子嬪の座を退いた1年後、国王となったヨンは民や重臣たちと近い距離でいたいために王座にあがる途中の階段に座ります。
国王は王の顔を表紙に使い「雲が描いた月明り」の小説を売るラオンを訪ねます。小説通り聖君になってほしいのかと聞くと「王様が創る世界をのぞき見ただけ」と言われます。
国王は「おまえは余の世界を満たす楽しさ(ラオン)だ」と告げ口づけしました、終。
最終話までまとめました。そして淑嬪崔氏は悪女なのか、噂についての持論