雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~
「蒼蘭訣」のジャン・リンホー&ユー・シューシン共演、中国で大ヒットを記録した予測不能なラブサスペンス時代劇!!
あらすじ&キャスト
江湖で「無鋒」と「宮門」が対立。
無鋒の女刺客は雲為衫として宮門への潜入を命じられるが隙がなく宮門の少主の花嫁候補を装うことしか方法はなかった。
自由の身になる条件付きで花嫁候補となるが、無鋒は別の刺客も花嫁候補に送り刺客が潜伏していることも流してしまう。
一方、幼い頃に母を亡くし宮門を率いる父・執刃に厳しく育てられた宮子羽は花嫁が全員抹殺されると知り密かに逃がそうとする。雲為衫と出会い心を奪われてしまうなか父と兄が暗殺され執刃の継承者に任命され重責を担うことになってしまう
ネタバレ鑑賞感想
21話・宮門との別れ
雲為衫は密かに描いていた地図が宮尚角の手に渡っていたので問い詰められます。
地形が複雑だから描いていただけだと告げるが裏に「宮門には47の監視所、日夜警戒を怠らない、辰,申,子の刻に交代を行う、抜け道は後山と宮門の外に続く、無鋒の精鋭を侵入させよ」と走り書きがあり追及を受けます。
花長老が剣を振り落としたので羽子宮は彼女を守るために剣を払い、戦った結果、花長老の剣を折ります。
雲為衫は自由になりたくて無鋒を出たが宮門でも同じだと思います。執刃の愛に背いてしまったと涙を流して謝罪し逃走すると宮尚角は今すぐに侍衛を遣わし谷を封鎖して見つけ次第殺せと命じます。
宮遠徵がすぐに動こうとしたので宮子羽は阻止すると執刃として下がれと命じます。お前如きがと言われるが執刃は二度命じないと忠告したうえで花長老の刀は花宮刀塚の物で折ったわけだからそれは第三関門突破を意味すると告げます。
晴れて正式な執刃となったのだと告げ、誰であろうと雲為衫を追う事は許さないと改めで命をを下します。宮遠徵は宮尚角が跪いて拝命したので目に涙を浮かべながら跪きます。
宮門を出る雲為衫は荷物を運び入れている不審な者を見抜くと寒鴉肆の言葉を思い出し無鋒の四方の王の1人だと察します。その場を後にしようとすると急に目の前に現れ万花楼に案内しろと言われます。
三域試練を突破し正式に執刃の資格を得た宮子羽は第三関門は生贄にしないことが正解なのだろうと花公子に告げます。犠牲になっていない侍衛たちは後山で高度な武芸を学び紅玉侍として育成されるのだと知らされます。
また長老たちに挨拶に向かうと後山の奥深くに邪な者が住み着いており、もし抑えきれなくなったら共に滅びるために無量流火を作ったと宮門最大の秘密を告げられます。
霧姫夫人(無名)が兄・宮喚羽を監禁していたのは無量流火を所在を聞くためかと把握します。
宮紫商の研究部屋で爆発が起こり宮子羽が駆け付けると金繁が落ち込んでいました。能天気なものほど運が良いから大丈夫だと励ますと、命は守れたが目覚めるかは分からないと月長老に言われます。
正式な継承の儀にて改めて花嫁を選ぶことになってしまった宮子羽は困惑する中、五日後だと聞いて何で宮尚角の内力が弱まる日なんだと宮遠徵は不満を口にします。
看病する金繁は想いを口にすると「なら私を娶って」と宮紫商に言われ驚きます。
宮尚角は賢いから上官浅を怪しんでいるはず!!寒鴉肆は雲為衫に対して親心があるみたいね、自由にさせてあげたいのよ、だけど毒じゃないのだから自分も自由になればいいのに・・
22話・四魍の襲撃
金繁は宮紫商を月長老に託し竹林を見張りに行こうとすると執刃の継承の儀が行われるので宮子羽の晴れ姿を見なくていいのかと聞かれます。
執刃から離れずに守れとの命令だと告げると、だったら竹林にも行く必要ないと指摘されます。
宮子羽は宮遠徵のもとを訪ね冷たいお茶を飲むと暗器を上官浅に盗まれただろうと言い当て暗器を渡します。黙って立ち上がったので花公子が作ってくれた暗器を届けただけだと告げると、温かいお茶を淹れていた宮遠徵は振り返ると既に執刀の姿はありませんでした。
「四方の魍のうち、南の司徒紅の姿はなかったが東の悲旭、北の寒衣客、西の万俟哀の3人はもう谷に来ている。無量流火の図面を狙って襲撃してくるから備えよ、儀式の日には7人の刺客が花嫁候補として送られる」
雲為衫から文で知らされた宮子羽は四魍の特徴や作戦を事細かく宮尚角や長老たちにつげたあと襲撃に備えます。
前山と後山の宮門の者たちも備える中、儀式が行われると上官浅は宮尚角と宮遠徵がいないのを不審に思います。
宮子羽は花嫁候補の中に紫衣がいたので驚くと本当の名前は司徒紅だと聞かされます。いきなり刀を振り上げられるがそれを払ったのが花嫁候補にいた雲為衫でした。自由にしてくれるという約束を破られた雲為衫はもはや迷いはなく宮門に加勢して衝突します。
四魍が寒鴉肆と雲為衫に伝えた作戦は裏切ると読まれデタラメだったために月宮に向かう雪重子と雪公子の前に万俟哀が現れます。また内力を損なう宮尚角の前には母と弟を殺した寒衣客が現れ宮遠徵は宮尚角に加勢します。
上官浅は月宮に向かうと月長老のもとに金繁と宮紫商がいて彼らの話から宮門は襲撃に備えていたのだと知ります。
無名が雲為衫の傷を暴いたのは取り調べを行う宮尚角に上官浅も無鋒の刺客だと伝えるために宮子羽が指示していた事でした。雲為衫を追い出したりしたのも宮尚角の内力が弱まるといった偽りも宮門内での争いもすべて上官浅から無鋒に伝えるための芝居だったのです。
寒鴉肆は雲為衫を守るために駆け付け捨て身の攻撃で司徒紅を始末し、雲為衫は目に涙を浮かべながら毒に侵された宮子羽を介抱し月宮へ行きます。
宮子羽が月長老の治療を受ける中、金繁は出雲重蓮を取りに行くとお目当てのものを上官浅が手にしていたので剣を抜きます。月長老は金繁が戻ってくるのが遅いので迎えに行くと上官浅と寒鴉柒を相手に戦っていたので加勢します。
金繁を心配して向かう宮紫商は上官浅を追い払うが金繁が瀕死の重傷を負っており泣き叫びます。出雲重蓮を手に逃げる上官浅は月長老に瀕死の重傷を負わされた寒鴉柒に声をかけられ近寄るが、呼んで来てくれた事に満足する寒鴉柒は服毒します。
それにしても無鋒に責めさせたのは宮門の策だけど、雲為衫が伝えた策は違うのよね・・・
それなのに雪重子は万俟哀を始末しましたね。司徒紅も消されたから生きているのは悲旭と宮尚角と対峙する寒衣客の2人。
無鋒はデタラメな策を伝えたのに・・・意味あったのか・・・
上官浅は金繁よりも強いのかよ、寒鴉肆と雲為衫の関係は信用できるけど上官浅の涙はなんか嘘くさいのよねww