作品情報/キャスト
ポン・シャオラン&ジン・ハン共演、メディカル・ロマンス時代劇
天侑の公主・楚九齢は勅命で武徳司の統領・陸雲旗と婚礼を挙げると楚譲が皇位簒奪をしたと知り仇を取ろうとしたが失敗し投獄される。師匠に助けられると自分の身代わりとなって死んだ君蓁蓁に成り代わり、暗殺された理由を調べるため沢州の方家に身を寄せる。復讐を胸に公主から医者へと変わるが偶然にも両想いだった幼馴染の朱瓚と出会う。亡き師匠の医館を引き継ぎ人々を助け医術を使って陰謀に立ち向かい真の名前を取り戻す。異なる4人のイケメンたちとの恋模様からも目が離せない。
全40話で紹介します
ネタバレ感想/九齢公主
33話・郡主に格上げ
九齢は多くの民が見ている前で寧雲釗と決別するが、これは計画のうちであり縁を切る事で寧雲釗が楚譲の信用を得られるようにしたのです。
陸雲旗から懐王が病だと聞かされた九齢は心配していると探ってくるから動くなと朱瓚に言われます。
そのころ、九黎は年若い子まで利用するのかと責めると丞相・黄誠の策だと陸雲旗から聞かされ成国公(朱山)を倒すつもりかと思います。しかし成国公だけなら手を貸すはずないと思いこの機に乗じて九齢を迎え入れるつもりだと気付きます。
懐王は物の怪に取り憑かれたという理由で皇陵に送られると朱瓚から知らされる九齢は反対する者をあぶりだすためだと思い朱山に反対しないよう告げてもらいます。
朱瓚は九齢が懐王を治すので朝議では立場を示さず沈黙を貫くよう父にお願いします。自分にも考えがあると告げる朱山は朝議で時間稼ぎをすると楚譲は九齢が診ているなら診断を待ってから判断すると言い丞相の悪だくみを防ぎます。
難民を手助けしたのは成公国ではなく徳盛昌だと知った楚譲は方承宇を呼べと命じ九齢も生かしておけないと口にします。朱山は軍功があれば陛下も民の手前方家を潰せないので、すべて手配したのは九齢であって自分は名前を貸しただけだと朝議で話します。
九齢は立派だし正直に話す朱山も立派だと大臣たちが話し出すと寧炎は九齢の功を民に広めるべきと進言します。楚譲は種痘の功の時に山陽県主に封じたので郡主に格上げすると命を下します。
34話・愛の誓い
郡主となった九齢は朱瓚と共に都にやってきた方承宇を出迎えます。義兄と呼ぶべきだなと言われた朱瓚は道理をわきまえたなと感心するが世子様で結構だと九齢に訂正されてしまいます。
九齢は褒賞のように見えて実際は危険だからこの機会に勅書を返そうと告げると以心伝心だねと方承宇は言います。
楚譲に謁見し徳盛昌が官商となった際に賜った勅書をもう官商の重圧は務まらないとして返上します。
しかし楚譲は勅書さえ手元に戻れば後は死人に口なし、手配しろと命じます。
今日は何の日だと陸雲旗に聞かれる九齢は自分の誕生日だと気付くが九齢堂一周年記念日だと告げます。
九齢の誕生日を祝いたい朱瓚は一周年記念を祝う名目で宴を開くが張宝塘や錦繍たちは気を遣って二人から離れます。朱瓚は手作りした思い出のお菓子を九齢に贈り「私が君の最も強い鎧となるから弱点はない」と愛を誓い口づけします。
方家の曹氏たちはこれで安心だと思った矢先、宿の火事で方承宇が亡くなったと知らせが届き言葉を失います。楚譲は間違いないか確認するよう命じるなか、再会したばかりの錦繍は何者かの陰謀だと泣き崩れます。
35話・危機を脱するため
方承宇が亡くなった知らせを受け九齢や朱瓚、錦繍たちは急いで方家に向かいます。
曹氏や劉氏から何で守れなかったんだとなじられるが弔問客を帰すよう番頭に指示すると実は方承宇は生きていて楚譲の目を欺くための策だと教え安堵させます。
成国公世子である朱瓚を紹介すると九齢は方家を守るためには印章の他に楚譲が残したものはないかと聞くと曹氏に隠し部屋に案内されます。
そこには当時取引をした大量の銀子があり、方家は銀子を溶かして流通している馬蹄銀を作り官銀が私財に化けていました。
真実を明らかにし無念を晴らすと口にする九齢は自分は君蓁蓁ではなく楚九齢だと打ち明けます。
九齢は残された銀子と印章があれば楚譲の罪を明らかにできるので特盛昌の荷車で運び出すと朱瓚に告げます。人から注目された方が安全なので錦繍は沢州役所で太鼓を鳴らし財産を分けろと母と祖母に訴えます。
楚譲は方家の分家騒動、そして朱瓚が北方に密書を送っていた報告を受け考え込みます。
36話・逆賊の烙印
弾劾された成国公・朱山は軍務からの引退を願い出ると都でゆっくり養成するよう楚譲に言われます。
成国公を訪ねる九齢は兵権を返したけど楚譲と丞相はこのまま黙っているとは思えないので両親を無事に逃がすよう朱瓚に言います。
黄誠は偽の証拠を持ち出して朱山に謀反の罪を着せると寧雲釗は宮中に九齢がいるので成国公の夫人だから巻き添えになるかもしれないと動揺します。
皇后の健診を終えて帰ろうとする九齢は庭園を目にし家族で幸せに暮らしていた事を思い出すと懐かしいかと声をかけていた陸雲旗に拉致られてしまいます。
北方に戻る朱山たちは謀反の罪を着せられたと知り今まで敵にしか剣を向けた事がないのに逆賊の汚名を着せられるとは何たる仕打ちだと不満を口にします。しかし捕らえに追いかけてきた者たちは成国公により平安が守られてきたとして道を開けます。
九齢は目を覚ますと拘束されており乱心する陸雲旗によって婚儀の準備がされていました。寧雲釗は九齢を浚っただろうと訴えると成国公が逃亡し九齢が消えたのなら陛下はどう思うかなと陸雲旗に言われます。