作品情報キャストの紹介
中国ドラマ「宮廷の茗薇 時をかける恋」はベストセラー「夢回大清」をドラマ化したラブファンタジー時代劇。
北京で見習い設計士として勤務する歴女の徐薔薇(愛称・小薇)は皇帝が暮らしていた時代に憧れていました。ある日、故宮で老婦人に古い灯籠を持たされて家路につくと会話は出来るが触れる事が出来ない弁髪姿の青年が現れるようになる。一方、康熙45年に生きる十三皇子(胤祥いんしょう)は寝ると見慣れない世界にいる夢を見るようになりそこで出会う薔薇と会えるのが楽しみになっていました。二人は両想いとなるが・・・、ある日、薔薇は目覚めるとなぜか300年前の清の時代にいて茗薇という名で13皇子と再会するが・・・。
ネタバレあらすじ/8話から10話
第8話/宮廷の秘薬
秀女が暮らす儲秀宮で作法を学ぶ茗薇。
納蘭貴妃と徳妃が視察に現われ「なかなか美しい、知性を感じる。度胸も人一倍だとか」と言われた茗薇はどうゆう意味かと考えていると皇子たちが噂していると知ります。
不満顔で聞いていた納蘭蓉月は徳妃の髪飾りが落ちているのを目にし誰にも気付かれないようにそっと拾います。
その夜、徳妃の髪飾りが紛失し秀女たちは起こされ中庭に集めさせられます。納蘭蓉月の笑みを見て茗薇は嫌な予感を抱くと自分の部屋から発見されたとして問い詰められます。
春華(小春)に「ずっと一緒にいたからあり得ない」と援護された茗薇は「私は盗んでいません。これは罠です」と主張します。
茗薇は「罪を認めたら許す」と言われるが何もしていないため雨の中ずっと跪きます。
翌朝、髪飾りが戻ってきた徳妃はどこにあった聞くと「秀女の部屋から発見されたが否定しています」と言われます。一緒に食事を摂っていた4皇子(胤禛)は名前が茗薇だと知り13皇子(胤祥)の想い人なんで箸を止めます。
徳妃は秀女たちの前で褒めた日だった事もあり誰かに嵌められたのだろうと察するが弱者は生き残れない世界だからと流します。
4皇子は13皇子に変わって助けを求めると徳妃は受け入れ褒美として与えた事にして事を収めるよう言いました。
納蘭蓉月から秀女の恥知らずだと罵られる茗薇は刑罰が下されようとしていたが4皇子が現われ「髪飾りは徳妃が茗薇に下賜した物だ」と救います。
「今後、汚い小細工で他人を陥れる者がいれば厳しく処罰する」と納蘭蓉月を睨みます。
倒れてしまった茗薇はうっすらと13皇子との記憶が蘇るが4皇子を捜していた人だと勘違いしてしまいます。4皇子を監視するため長春宮の前門でウロウロしていると「私に会いに来たのか」と13皇子に話しかけられます。
「冷静沈着な4皇子は自分から言い寄る女子は嫌いだからまずは弟分の私に近付くしかないな」
馬に乗って景色でも楽しもうと誘われた茗薇は小春を連れて行くと彼女は皇太子の目に止まります。別行動を取り馬で出掛けた茗薇は4皇子の事をいろいろ聞こうとしたが13皇子といつの間にか楽しんでいました。
本選が翌日に迫り「陛下にも皇子にも嫁ぎたくない」と悩む茗薇は夜中に弁髪姿の影を目撃して出て行くと「仮病」と書かれたメモを発見します。
第9話/園林への遠出
茗薇は仮病を使って本選不参加を試みると納蘭蓉月は陛下に嫁ぎたくないのだと気付き納蘭貴妃に偽りだとチクります。
もし嘘なら斬首刑であるため納蘭貴妃は非難されるかも知れないから黙るよう納蘭蓉月に忠告し、侍医に何の病気か調べるよう命じました。
茗薇は仮病だとバレそうになったが偶然にもアレルギーによる湿疹が出たことで本選に参加せずに済みました。14皇子が機転を利かせ「仮病」と書いた紙に湿疹がでる漆を塗っていたのです。
小春が「常在」に選ばれたので茗薇はすごいと喜ぶがこれからは独りぼっちで不安だと浮かぬ顔をしていました。
4皇子(胤禛)と14皇子(胤禵)は母親である徳妃を訪ねます。4皇子は13皇子(胤祥)の想い人である茗薇を徳妃付きの女官にするよう願い出ると14皇子も偶然にも同じ事を頼もうとしていたので「二人の意見が同じとは珍しい」と言われます。
4皇子は「小魚の件で裏切ったため良心が咎め借りを返したいのだろう、目的は何であれ不届きな考えは捨てよ」と14皇子に忠告します。
馬が合わず確執がある兄弟が同じ意見だった事が嬉しく徳妃は贈り物を持参し貴妃に願い出ると受け入れられます。実は8皇子の母親・良妃からも同じ頼み事をされていたが陛下の寵愛がないので恩を売っとくべきだと貴妃は思ったのです。
徳妃付きの女官となった茗薇は立場をわきまえ騒ぎを起こさないよう言われます。
茗薇は徳妃が14皇子ばかり可愛がっている事に気付きます。徳妃が14皇子のために白檀をたくとそれが原因で咳き込むようになった4皇子が外に出たため梨湯を届けます。
「母上が喜ぶならいいのだ」と告げる4皇子は茗薇が去ったあと気が利く行ないに癒やされ笑みを浮かべます。
4皇子に同情する茗薇は二人の仲を修復するため、徳妃の咳を治すためのどくだみを手に入れようと13皇子に協力を求めます。13皇子は喜んで会いに行くが茗薇が4皇子と二人で遠出するようだと知りふて腐れます。
関係修復のためだと知った13皇子は仕方なく「薬草を採るらしいから場所を案内してあげてください」と4皇子にお願いします。こうして茗薇は4皇子と一緒に園林へ探しに行くが日が暮れようとしても探すため「目的は何だ」と問い詰められバレてしまいます。
4皇子は「母親はどくだみが嫌いだし親子の関係は変わらん、無駄骨だ」と言い放つが、茗薇は「自ら摘んで煎じれば心も通じ合うかと、嫌なら先にお帰りください」と捜し始めます。
こんな場所に女子を残すわけにもいかないので4皇子は仕方なく茗薇の後を付いていきます。薬草を発見するが日が暮れてしまい捜し人は4皇子だと思い込む茗薇と優しさに癒やされる4皇子は野宿することに・・・。
第10話/狩り場での危機
徳妃の咳が止まらず茗薇は長春宮では禁制のどくだみを出し4皇子(胤禛)が自ら煎じられたものだと伝えます。
真心がこもっていると伝えると4皇子が赤ん坊の時に咳が止まらず何とかしたくてどくだみを飲ませようとした事を思い出します。そのせいで4皇子は貴妃が育てた方がいいと取られてしまったのです。
自分の手で育てた14皇子(胤禵)ばかり可愛がっていた事に気付き、徳妃はどくだみを口にし4皇子を呼びました。
わだかまりの解けた徳妃と4皇子を見て茗薇は喜びます。
13皇子(胤祥)は母親・敏妃が病死した後、徳妃に育てられ悲しみくれていたが何より4皇子に実の弟のように支えられ可愛がってもらったのです。4皇子がいたから今の自分がいるんだと茗薇に語りました。
冬が近付き康熙帝は身体を鍛えるためにも狩りを行なうことを伝えます。いつも通り13皇子と14皇子の争いになると予想されるが康熙帝は皇太子に期待します。
皇子たちはそれぞれの思惑を抱いて狩り場へ向かい茗薇も徳妃に同行し馬車で向かいます。
皇太子派と8皇子派とがしのぎを削り、13皇子と14皇子は一騎討ち、そんな中、皇太子はクマを発見し密かに捕らえ驚かせるために獲物を布で隠します。父に贈るために運んでいたが我が子を取り返すために親クマが現われ襲いかかります。
陛下の馬車に向かって突進していったので13皇子と14皇子が立ち向かい、途中から4皇子も加勢します。
そこに小熊が捕らわれているのを知った茗薇が保護して馬に乗って駆け付けます。13皇子は盾となって茗薇を守り怪我を負います。
(ちょっ、、茗薇ちゃん、中途半端。さっさと小熊を解放すれば良いのに何でずっと抱えているのw、おかげで13皇子は怪我)
自分のために怪我を負ってしまった13皇子に寄り添う茗薇はそのまま寝てしまい13皇子は笑みを浮かべます。
(4皇子も茗薇に惹かれているが弟のために黙っている様子)