作品情報とキャスト
再生回数20億を突破した中国宮廷ロマンス
景和20年、汐月国の自由を愛するおてんば姫・李明月こと愛麦拉は国交を回復した北宣国の第九皇子・李謙に嫁ぐ事になる。両国の友好関係のための政略結婚だったが李謙があまりに冷たいため帰ろうとすると兄・凱爾比から汐月国の秘宝器(祝心鈴)を渡される。
催眠術で超傲慢な李謙を意のままに操ろうと企む。
心に火を点け二人は徐々に惹かれて急接近するが催眠術で得た愛は真実なのか、愛のバトルをお楽しみに。
ネタバレあらすじ/明月記
第13話・
僕固雲伺が李明月に接近しているので嫉妬した李謙は「一人では寝れない」と声をかけ自分の寝床に連れて帰ります。
手駒ではない事を伝えるためには態度で示すしかないと司空真に言われていた李謙はキスして背中を向けて眠りに入ります。
また李明月も「なぜ拒まなかったのか」と思いながら背中を向けて眠りに入りました。
僕固雲伺は明らかに愛麦拉(李明月)が人が変わってしまったので出征中に嫁いでしまったし何かしたんではないかと彼女の兄・凱爾比に詰め寄ります。
「勝手に調べろ、だが妹は自分で嫁ぐと決めて李謙に虜だ。邪魔をすれば許さん!!」
王府を案内する約束だと僕固雲伺が訪ねてきたので李謙は友人の司空真が病でお見舞いに行くからダメだと告げます。
彼女の友人なら挨拶せねばと僕固雲伺は付いてきてしまうが李謙は必死に目で合図を送ると察知した司空真は病のフリをします。
しかし、妓楼に行く約束をしており李金玉が呑気にやってきたことで嘘だとばれてしまいます。
第14話・
李明月から完全に自分との想い出が消えていると悲しむ僕固雲伺は祝心鈴を思いだし催眠術を使って政略結婚させたのかと凱爾比を責めます。
「解く方法はおそらくない、北宣に嫁いだのだから友好関係を壊す事はするな」
僕固雲伺は例え罰せられても李明月の記憶は必ず解くと言い放ち出て行きます。
僕固雲伺からいろいろと過去のことを訴えられる李明月は幼馴染みとして忘れていないので「李謙の事で頭がいっぱいで配慮に欠けていたけど作り話などしないで」と訴えます。
必死な訴えを見て本当に想い合っていたのかと悩む李明月は「術がかかっている間の愛は本物だろうか」と聞くと自分の事を試されていると思った李謙は「大事なのはきっかけよりも想いそのものだ」と微笑みます。
賊軍討伐に出征した凌王が破竹の勢いで侵攻していると李謙は告げられるが文には「民と兵士を虐殺しながら・・」と書かれていました。
陛下から意見を求められた李謙は賊軍が漠城の民に紛れ込んで区別不能になったと予想されるので守備を論じるべきだと伝えます。
漠城は要塞で漠北と汐月に隣接し兵家必争の地で絶対に守り抜かねばならないからです。
しかし陛下のもとには防衛軍が滅びた話は書かれておらず腹心らに守備を命じたと知らされ勝手な行動をした凌王に激怒します。
李謙は民に罪はない事を訴えると「討伐を口実に防衛軍を殺し腹心を据えるとはけしからん、そろそろ立太子を考えるときだ」と陛下は言いました。
李謙は僕固雲伺が王妃を連れて出て行ったと坦麗から知らされすぐに連れ戻しに行きます。
僕固雲伺と愛を誓い合った場所の光景をうっすら思い出す李明月は怖くなります。そんな彼女を心配し李謙は「記憶が食い違って混乱しているのだろう、私の記憶を呼び戻せたから自身にも使えるのではないか」と言います。
第15話・
「愛麦拉(李明月)に会わせろ、記憶が戻ったら嫁いだことを後悔するはずだ」
僕固雲伺に言われた李謙(資王)はどうゆう事か訪ねると凱爾比が2人の愛し合った記憶を消し去ったと聞かされます。
永遠の愛を誓った仲だと知り動揺するが妻であることに変わらないので夫婦の問題だからと帰らせます。
そして凱爾比を呼び、「彼女の苦悩は事実を隠せばより深くなり、その結果自分も傷付き両国の関係をも損ねる。記憶を消し去ったのか」と訴えると僕固雲伺の言っていた事が事実だと判明します。
彼女の幸せを願う李謙は催眠術を解く方法を教えてくれと頼むと「過去を知っても大事にしてくれるか」と聞かれ受け入れる事を約束します。
難曲の書を渡された李謙は司空真に琴師を探してもらい李明月を連れて向かうと僕固雲伺も強引に付いてきました。
琴師の蘭師は李明月だけを招き他は帰れと要求します。
僕固雲伺は「記憶が戻り彼女が汐月に帰ると望むなら連れて帰る、拒むなら北宣に宣戦布告する」と訴えます。
困惑する李謙に代わりに司空真は「彼女が望まない場合は大人しく引き下がるのか」と尋ねると幼馴染みの自分が負けるわけないと自信満々に言われます。
李明月は曲を習得するため蘭師のもとでしばらく世話になります。
第16話・
「心を静め曲に合わせ乱れた記憶を整理しなさい」と蘭師は口にし琴を奏でます。
李明月(愛麦拉)は僕固雲伺から矢を習いお菓子を作ってあげて愛を誓い合った事を鮮明に思い出すが李謙に惹かれているので動揺します。
李謙、司空真、僕固雲伺は彼女の記憶が戻ったと知り迎えに行きます。
僕固雲伺は「記憶が戻ったのなら汐月に帰ろう」と笑顔で手を握るが李明月は北宣の王妃だから李謙と一緒に王府に帰ると言います。
凱爾比は誰かを想いながら嫁ぐには辛いだろうと思い催眠術をかけたが身勝手な行動だったと反省し謝罪します。
そして「王妃でいるか汐月に帰るかは本人が決める事、誰も強いてはいけない」と皆に言います。
僕固雲伺は「必ず連れて帰る」と言い放ち、李謙は彼女の意見を尊重すると告げます。
賊軍討伐を命じられた李謙は残党が持っていた密書から再起を図っている事を知ります。
坦麗から李明月からの文を渡されるが兵を率いて急行せねばならず受け取ってすぐに出て行きます。一方、李明月からの文を受け取った僕固雲伺は「過去のことは忘れて」と書かれていたのでショックを受けるが諦めてなるものかと思います。
李謙が賊軍討伐に向かったので僕固雲伺は李明月を尾行すると刺客に付けられている事に気付き助けるが腹を刺されてしまいます。
その頃、李謙は凶悪な賊軍の闇討ちに遭い負傷して王府に戻っていました。文を確認すると「我が心は石のごとく、帰る時を知らず、明月は現われない、私を忘れて」と書かれていたので李明月は何処にいるのかと聞くと恐らく僕固雲伺と約束していてまだ戻っていないと報告を受けます。