明蘭~才媛の春~
実際に夫婦でもあるウィリアム・フォン&チャオ・イーリン共演、強い絆で結ばれる夫婦の愛を描いた中国ラブ史劇!
全73話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
中国北宋の時代。盛家の娘・明蘭は母親の身分が低かったことから父親から愛情を得られず正妻や姉妹たちにも虐げられて育つ。
亡き母の教えを守り自分の才気を隠して耐え忍び成長した明蘭は子供の頃に知り合った寧遠候府の御曹司・顧廷燁に見初められて顧家の女主人になり夫を支え優れた才知を発揮していく。
ネタバレ感想|明蘭
58話|潜む敵意
弾劾された沈従興の部下・段成氷が手込めにされたと訴えられます。妓楼での出来事なのに目撃者が1人もいない事が不可解だが潔白を証明するにも調査が必要なので塩税の不正を正すための巡察は難しいのではないかと顧廷燁は思います。
女が亡くなれば釈明できなくなると明蘭に言われ、顧廷燁は慌てて見張るよう石頭に命じるが既に息絶えていたと報告があり陥れられたようだと察します。
沈従興が弾劾され段成氷が訴えられるなか、桓王が巡察に行くので顧廷燁は護衛を務められるのは自分しかいないと思います。
顧廷燁は明蘭が身籠ったので大喜びするが巡察で護衛を務めることになり妻を心配しつつ危険な旅に発ちます。
盛家の大奥様は夫が家を空け朝廷も安定していないので食物や衣、庭園の花々や使用人の動きにまで注意を払うよう小桃や丹橘に告げます。
大奥様は高利貸しをするよう王若弗を唆す康夫人は秦氏とつるんでいるから構ってはいけないと明蘭に忠告します。
明蘭は秦氏と康夫人に挨拶しに行き席に座ると、指示してないのに座るのかと康夫人にいつものようにブツブツ言われます。
大奥様を貶されたので今までは流していた明蘭だが叔母上の目上に当たるので悪く言うなど不作法、私の目が黒いうちは祖母への中傷は許さないと言い放ちます。
明蘭を世話するために寧遠侯爵家にやって来た常婆は康夫人が秦氏に会いに来ては明蘭を呼び出すと翠微から知らされます。まともな人間だったら妊婦を何度も呼び出すわけないと頭に来る常婆は向氏を追っ払います。
そして秦氏と康夫人のもとに押し掛け、明蘭は身重で動けないのに何度も呼ぶとは非情すぎると言い放ちます。目上の人に無礼だと康夫人に訴えられると身内の七光りだけで敬われているだけなのに自分が偉いとでも思っているのかと言い放ちます。
休ませるために盛家の者たちは来訪を控えているのに妊婦を虐げる叔母がどこにいるんだ、それにここは顧家であって部外者だろうと怒りをぶつけます。
それにしても常婆は言いたい事を見事に言い放ってくれた、こういった場面がちょくちょくないと見てる側はストレスがたまるのよね。ほんと康夫人って身内の七光りだけで己は目上の人だと言い出し威張ってるだけなのよね
59話|姉妹の縁故
明蘭は康夫人が兆児を連れてきたので一旦は誘いを断るが庶子であるために虐げられると心配し顔を出します。
秦氏は兆児を気に入ったから顧廷燁の側妻にしたいと言い出し、康夫人はお目に止まって幸運だと喜びます。賢いし嫉妬なんてしないから明蘭が拒否するわけないと勝手に話しだしたので明蘭は叔母上の娘はお断りだと告げます。
叔母上は最近まで秦氏と面識さえなかったのに私が嫁いだ途端にいつも顧家にいますねと訴えます。実家の祖母は叔母上が盛家に来てても挨拶さえ受け付けないし王若弗は銭を巻き上げられては利用されていると訴えます。
康家ではここ5年で3人も亡くなっているが何人あの世へ送ったんだと康夫人に訴えると、康夫人は兆児を置いて去っていきます。
明蘭は居座った兆児を康家に送り届けようとするが隠し持っていたハサミで自害をはかったので仕方なくひとまず引き取ることにします。
康夫人はこれで兆児の亡骸が発見されたら明蘭は告発されるだろうと勝ち誇った笑みを見せ、秦氏は常婆が口汚く罵ってくれたから捨て身の攻撃に出たようだと満足します。明蘭は目を覚ますと盛家の大奥様がいたので驚くが翠微が勝手に助けを呼びに行ったのだと気付きます。
大奥様は兆児を呼び命が懸かっているならすべて話せと追及すると生母の命を握っている康夫人から顧家に残り自傷しろと命じられた事を知ります。それだけでなく明蘭を役所で罰するために体に多くの傷を作って死ねと命じられたと知り、明蘭は側妻として残ってもいいし侍女を装って脱出し盛家の本家で嫁ぎ先を捜してあげてもいいと告げます。
大奥様から家法で裁けと叱咤された王若弗は姉である康夫人を訪ね、顧家をかき乱したせいで姑に罵られたじゃないかと責めます。明蘭に謝罪し兆児を引き取らないと姉妹の縁を切ると訴えるが康夫人はまったく聞く耳を持ちません。
それに王若弗、康夫人なんかに唆されるなよ、めんどくさいな。盛紘は頼りにならないし康夫人の実家である王家まで出てきそうだな。
60話|難産の悪夢
大奥様は康夫人を罰することができず何もせずに王若弗が戻ってきて最初から期待はしていなかったと告げます。
そして今まで散々康家とは付き合うなと命じていたのに何度も招いていたので目上の私を蔑ろにした罰として跪かせます。林噙霜から辛い目に遭わされていたから過ちを犯しても小言で済ませてきたが甘やかし過ぎたようだと言い放ち1日跪づいてろと命じます。
秦氏は兆児が盛家の者と馬車で都を出たと報告を受け、康家の者は役立たずだとため息つき長いこと相手して損したと向氏に告げます。もう諦めましょう、このまま明蘭を攻撃し続けたら逃げ道を失うと進言されるが明蘭が死ねば顧廷燁が抜け殻状態になるはずだと言います。
明蘭は張氏が急に産気づいて難産だと報告を受け急いで沈家に駆けつけます。鄒氏がわざと医者を足止めしていると知った明蘭は母の一件と重なり、張氏が危険な状態だったために沈家の使用人を多く率いて剣を手に鄒氏の元に乗りこみます。
鄒氏に剣を突き付け人質に取り太医を連れ出すと鄒氏の兄が執拗に追ってきたので剣を振り回します。
英公国は駆け付けると張氏が無事に出産したので安堵するが一連の出来事を耳にし鄒氏を今すぐ追い出せと沈従興に訴えます。
それが嫌なら離縁状を書けと訴えると沈従興は拒んだために妻と孫を自らの屋敷に連れて帰ります。
王若弗、これで恨んで大奥様に何がするんじゃないだろうな・・・王若弗は罰せられて当然なのよ。賢い華蘭が駆け付け康夫人が間違っている事を告げても全然心に届いていないし実家の王家が都に来るから頼りどころはあるとまで言い出すし、なにかやらかしそうだな。
「あー言えばこう言う」とはまさに康夫人のことよね。
61話|起死回生の策
明蘭のおかげで張氏が無事に出産するが東の軍営から駆け付けた英国公は鄒氏が太医を足止めしたと知って激怒し娘と離縁するよう沈従興に訴えます。
皇太后はこれに乗っかって英国公側につき、正妻を殺そうとした罪で鄒氏に50回平手打ちを与えよと朱内官に命じます。
すると沈従興は鄒氏を庇って止めた事で朱内官を傷付けてしまい朝議で弾劾されることになります。
明蘭は鄒氏が皇太后に罰せられたと知り沈皇后に謁見を願うために宮中へ向かいます。すると巡察で桓王は江南に着くや二度も襲撃に遭ったけど顧廷燁が守ってくれたと言われ、初耳であるために思わず立ち上がります。
陛下の腹心は少ないのでやむなき事情がなければ顧廷燁を送っていないし英国公や都の老臣の支持を失えば陛下はますます孤立してしまうと皇后は嘆きます。
明蘭から大胆な提言を受ける皇后は立派な衣を脱ぎ宝飾品を外して妃たちの挨拶に応じます。そして冠から真珠を外すと英国公に届けさせ「沈氏が鄒氏を放任したのは私の過ちだ」と伝えさせます。
そして陛下のもとへ向かい親族の横暴を許していたと謝罪すると共に皇太后の許しを請おうと手を差し伸べられます。
二人が一緒に来たと内官から報告を受けた皇太后は驚き劉貴妃を奥の部屋へ行かせるが陛下は外で跪いていると知らされます。
天下を想う心は同じなんだから謝罪などするなと二人を立たせ、不和の種をまく者の話は信じないでと告げます。
側妻を増長させた罪で沈従興を20回の杖刑、罰俸1年とし謹慎を命じます。
また鄒氏にはしっかりと50回の平手打ちを受けさせ称号を剥奪し小屋への軟禁を命じます。
皇太后は沈家の宴には8名の国公が行き諫院の者も半数が出席、大半の武官が顔を見せ文官も半数が訪れていると報告を受け、皇后によって企みは失敗したと嘆きます。
明蘭は大奥様が倒れたと使用人から報告を受け急いで盛家に駆け付けます。
それにしても、この沈家と張家の家柄がいまいち理解できん。皇太后の思惑は沈家を失脚させることだったのか、それとも沈家を庇う陛下と皇后から老臣たちを離すのが目的だったのか・・・まぁ~どっちにしても残念でしたねww
62話~のネタバレは更新中