作品情報/キャスト
親友にすべてを奪われたヒロインの愛憎復讐劇
結婚を控えるウンジョは親友の財閥令嬢の女優ハラとデザイナーを目指すセリンに裏切られお腹の子を殺され橋から転落、奇跡的に助けられたウンジョは一時記憶喪失だったが自分の婚約者とハラが結婚することを知りすべてを思い出す。亡くなっていた父親も二人に見殺しにされたと知り、別人の仮面をかぶる復讐クイーンへと生まれ変わる。
完全版100話で紹介(テレビ放送では70話~75話ぐらいかな?)
ネタバレ感想/ミス・モンテクリスト
14話・人生を奪われる
~8か月後、記憶喪失だったウンジョは偶然ソニョクとハラを目にしたあと海に落下した拍子に記憶をほぼ取り戻し、流産したことを知って悲しみに暮れます。
ずっと母親と偽り面倒を見てくれたファイプファンド会長ジナに何で自分をガフンと呼んでいたのか聞くと亡くなった娘の名だと知らされます。
ジナはガフンを妊娠中に夫を亡くし、夫を殺した人たちに復讐を誓って生きてきたが2年前に娘を亡くし間違った生き方をしたと気付きました。ウンジョは助けてくれた事に感謝しガフンの代わりに娘になると告げると流産を誘発する薬が検出されたことを知らされます。
ウンジョは両親に連絡しなければと思い実家に電話するとテシクが雇った家政婦に持主が変わったと言われ、コウンモールに電話するとジュピターモールに変わったとウクドに言われ困惑します。
実家がなくなり社長も変わり父サンマンの携帯も繋がらないのですぐに確かめに行こうとすると不可解な事故だったし流産させた人物も分かっていないから動くなとジナに言われます。
ジナに命じられたワン秘書は仕事場に行くと悪徳オーナーは退けとデモが行われていました。不渡りの危機に心労がたたってサンマンは亡くなり、ビルと家を奪ったテシクが賃料を上げて皆を追い出したことを知ります。
ウンジョは何とかソニョクの番号を思い出すがハラが出たので驚いてきります。ホテルに向かい偶然にもハラを発見し後をつけると電話をしていたので視界に隠れるが相手はセリンであり「ウンジョのデザインを盗んで留学し家まで奪ったのね」と耳に届いてきます。
彼女の跡をつけるとハラは妊娠していて相手がソニョクだと知り、いったいどうなっているんだと困惑するとジナから父親は亡くなったと聞かされます。
15話・復讐を決意する時
父親の死を知りすべての記憶を取り戻すウンジョは発狂して道路に倒れこむと偶然通りかかったハジュンに発見されるが、猛スピードでやってきたワン秘書に車に乗せられます。
納骨堂に向かい涙を流すと父親は自分の葬儀中にも帝王からの圧力で心身に負担がかかり発作を起こして亡くなったとワンから聞かされます。何で自分が亡くなった事になっているのかと聞くと損傷が激しい遺体が自分の服を着ていたと知り事件当日に薄着で歩いていた女性に貸したことを思い出します。
自分がハラとセリンに騙されなければ父を亡くす事はなかったかもしれないと泣き崩れます。また実家と会社はセリンの父テシクに奪われ、母スンジョンはテシクに家政婦として雇われていると知るが加害者たちに存在を知られてはいけないとワンから言われ姿を見せる事ができません。
ウンジョは過去を振り返りハラはソニョクが好きだったから紹介した時に怒ったのだと気付きます。その後の彼女の言動行動はすべてソニョクと自分を引き離そうとしていたこと、そしてセリンは盗作していた事で自分が消えるのを望んでいたのだと確信します。
倒れた父親を発見したのは誰だと聞くとワンからセリンとハラだと聞かされ関与を疑うがニュースでハラが出産したと知り、「私の子供を殺した女が何で出産したんだ」と激怒します。
ワンの車から降りてタクシーで病院に向かうとソニョクの幸せそうな笑顔を目撃し涙を流すが408号室と電話の相手に告げていたのでハラがいるんだと察知し向かいます。
するとセリンがお見舞いに来ており、父親は事件の真相を知って問い詰めようとしたが発作を起こし二人が注射器を渡さなかったのだと知り衝撃を受けます。
復讐を誓いハサミを手に取ろうとすると駆け付けたジナとワンに阻止され「殺すのではなく、苦痛を何倍にしても返すのが復讐だ」と言われます。
16話・破滅とは何かを教えるために
海外で手術を行い辛い治療を耐え抜いて歩けるようになったウンジョは4年後に帰国します。父親の納骨堂に向かい、これからジナの娘ガフンとして悪党どもに破滅とは何かを教え必ず復讐すると告げます。
ガフン(ウンジョ)はテシクに家賃を上げられ出て行くよう強いられたテナントに「大事なものを取り返したいのなら二度と見下されないようにやり返せばいい」と声を掛けます。
ジュピターモールの実態を告発したかったら相談すればいいと名刺を渡します。そしてセリンが動画配信をやっていたので「トム・グランドのデザインとそっくりだ」と書き込み、トゲだらけの薔薇を贈ります。
ハラは産後、出演作に恵まれずストレスで所有欲や執着が強くなり年末の授賞式では他の女優が着るドレスを買い占めていました。子供の教育には熱心で幼稚園も何度も変えていると知りガフンは様子を見に行くとソニョクが迎えにきていました。
一緒にバージンロードを歩く父のために5年前に購入していた靴を引き取りに行き、無念は晴らすから待っててくれと握りしめます。
帝王グループ会長はファイプファンドが投資先を探していると情報を得るとウナ副社長は帝王ファッションの世界進出には投資が必要だと思います。
ウナは投資を誘致できたら新ブランドを立ち上げデザイナーは任せるが大丈夫かと告げるとセリンは事業を成功させればハジュンと結婚できると思い任せてほしいとお願います。ファイプファンド韓国支社の創立パーティーに参加できる方法はないかと相談されるセリンはロゴを目にしファンの中にいると気付きます。
17話・死者との対面
ウンジョはジナの娘ガフンの名前でファイプファンド韓国支社創立パーティーの招待状をハラとセリンに送ります。
ハラは誰だと思いながら母ウナに招待状を見せると我が社のモデルとして行ってこいと言われます。ソニョクが成果を出せばハジュンを蹴落とせるので夫を連れて行って仕事をつなげてきてと頼まれます。
乗り気じゃなかったがファイプファンド会長ジナは香港映画に投資し、娘ガフンは映画の衣装デザイナーだと知り人脈を築けると思いセリンにドレスを頼みます。
しかしデザインに目を通すと何だこれはと思い「劣等感を抱かずにウンジョのデザインで作りなさい」と言い放ちます。
ソニョクはガフンの報告書に目を通すとウンジョがかつてデザインしたオオカミのモチーフだったので驚きます。
ガフン(ウンジョ)は二人が出て行ったのを確認してからセリンを訪ねると自分のデザインが机の上に置かれているのを目にしドレスを依頼をします。
ハジュンはガフンを目撃し、またあいつかと尾行するが子供を轢きそうになって急ブレーキをかけた事が発端で4年前に路上で倒れこんだ女性だと思い出します。
セリンはハラのご機嫌取りにうんざりしながら帰るとガフンから依頼があったと秘書に言われ驚くがハラが指定したデザインと同じだったのでどうしようかと悩みます。
ハラは赤いドレスを頼んでいたのに届いたのが黒いドレスだったので勝手な真似をしやがってと舌打ちし着用します。
セリンとパーティーに参加しジナの挨拶に聞き終えると紹介された娘ガフンのドレスとアクセサリーを見て自分が着用したかったものだと気付きます。
しかし、ハラとセリンは笑みを浮かべるガフンの顔を目にし言葉を失います。
18話・奈落の底に突き落とすために
セリンはウンジョが生き返ったと脅え、瓜二つだと驚くハラは会場に送れてきたソニョクを捕まえ動物園に行って疲れたみたいだからフンを迎えに行ってほしいとお願いします。
ガフン(ウンジョ)は1人1人挨拶して回り、「ドレスをありがとう、あなたがデザインしたの?盗作じゃなくて」と告げるとセリンが今にも死にそうな顔をしたので冗談だと笑います。
そして自己紹介し握手を求めると応じたので力強く握り「震えて手に汗までかいているけど大丈夫?」と告げると彼女は逃げるように去っていきます。
セリンは外階段に出るとハラがいたので「あの女はなにもかも知っている」と告げるが先にハラが注文したドレスをガフンに譲っていたことで責められます。あれはウンジョだと告げると似てるとか夫の前で絶対言うなと引っ叩かれます。
2人が言い争うのを見下ろすガフンは「幽霊を見て逃げるように帰って行ったわね」とジナに話しかけられます。ウンジョと似ていただけの理由でパーティー会場を後にしたのかと母ウナに叱責されるハラは気持ち悪いほどそっくりなんだと喚きます。
「銀行に圧力をかけて父親への融資を防いだウナ、家族を騙して財産を奪ったテシク、才能を盗んだセリンとソニョクを奪いたいセリンがウンジョとお腹の子の人生を奪った」
これからどうするとジナに聞かれたガフンは「すぐにとどめは刺さない、お腹の子と父まで殺して得た成功の代価を払ってもらう、徐々に苦痛を味わせて奈落の底に突き落とす」と告げます。
弟ウンギョルをセリンが虐めているのを目にしたガフンは今すぐに殺してやりたかったが我慢します。翌日、出勤するセリンを待ち構え「私が軽蔑する作品は見たことがあると言われる服だ」と赤いドレスを投げ侮辱したら次は許さないと言い放ちます。
ファイプファンドから連絡を受けたウナは名誉会長からハジュンを連れて行けと言われるのを阻止するため黙り、娘にも内緒にしてソニョクに会いに行くよう託します。
ジナは金を用意してウンジョの母親と弟が家を出れるよう手配を命じます。
ガフンはついにソニョクと対面する時だと思い覚悟を決めジナと共に待っていたがウナとハラがやってきたので「夫に会わせたくないようだ」と察します。ウナから投資の話をされるがビジネスの場に夫の代わりに妻が来ても話にならない、投資を望んでいるとは思えないとガフンは告げます。
「夫のために来たなら仮面夫婦の噂はデマのようね、夫のためにしたことが裏目に出たわね」と告げ席を立ちソニョクを揺さぶってやると決意します。