作品情報とキャストの紹介
優秀な者だけが在籍する大学で書科学科で学ぶカンフー女子とツンデレ御曹司が織りなす中国学園ラブストーリ。
スポーツや芸術・文化面で優秀者のみが在籍を許される雲起大学。武術、書画の達人である祖父に育てられた風飄飄は文系を専攻とする書画学科への入学を果たすと、衛式太極拳の継承者にして学院の王子である学生会長・衛楚が怪我による1年半の休学から復学した。衛楚は風飄飄の才能を見抜き弟子として育てながらも互いに惹かれ合っていく。そして旧態依然とした伝統を打ち破り太極拳の未来を築くという夢を叶えるため流派を越えて手を組み全国武道大会の優勝を目指す。
ネタバレあらすじ
第19話/親友との対決
試合当日、太極学科の全員が腹痛を起こし白海洋は絶望感を味わうがそこに転部が認められたと衛楚が風飄飄を連れてきました。
楊凝雪は不満だったが次々と他学科の選手を倒していく風飄飄を見て実力を認め拍手を送ります。
観客も盛大に盛り上がるなか敵陣から蕭笑が現れたので飄飄は「ここは試合会場だから出て行って」と告げるが「どこまで馬鹿なんだ」と構えられます。
蕭笑は八岐門の門主であり太極学科を潰そうと画策していた黒幕だったのです。飄飄は戸惑いながら衛楚に目をやると頷いたので構えるが「親友だから戦いたくない」と退くよう要求します。
しかし「親友なら負けて、衛楚と太極学科には恨みがある」と向かってきます。衛楚と約束していたので仕方なく飄飄は黒装束の技を交わせるように特訓されていいたので勝利する事が出来ました。
飄飄と蕭笑は互いに元には戻れないのだと悟り涙を流しながら別れます。太極学科で祝賀会が行なわれるが蕭笑が悪党とは思えない白海洋は彼女に会いに行きます。
飄飄と衛楚もその場に駆け付けると蕭笑が苦しんでいることは見て取れたが「すべては潰すために近付いただけだ」と去ってしまいます。
八岐門の門主を狙う談臨は内乱を起こして追放された叔父の王兆天を味方にし「試合に負けて八岐門の名を汚した奴は門主に相応しくない」と言いがかりを付けます。
門主に興味がなく長老に復位するため王兆天は談臨から報酬を受け取り
第20話/怨恨の理由
王兆天と戦って敗れた蕭笑は自分に忠誠を誓う者だけを集めるが一掃されてしまいます。談臨もこのままでは殺されてしまうと思い慌てて王兆天を止めるとその間に蕭笑は逃走します。
衛楚と風飄飄は重傷を負う蕭笑を発見し急いで陳医師のもとに連れて行きます。
療養する蕭笑に寄り添う飄飄は何でそんなに衛楚と太極拳を恨んでいるのか訪ねると祖父である門主・方際を殺したのが衛楚だと八岐門の者から聞かされていたからだと知ります。
蕭笑は門主の座を奪おうとしていた王兆天を追い出し主となって復讐を誓っていたのです。
全国武道大会の招待状が届くと1枠につき5人が参加し飄飄は太極学科の主将として出場する事を衛楚から言われます。
白海洋、陳冰、楊凝雪・・自分を含め4人しかいないので衛楚も参加するのか聞くが彼には何か考えがあるようでした。その時、蕭笑が姿を消したと連絡が入り行き先に心当たりがないので飄飄は心配します。
全国武道大会へ向けて八岐門では王兆天が実権を掌握してゆき外部の技を加えて訓練していました。非道にならなくてはダメだと言われ続ける談臨は不満を積もらせていきます。
衛楚は白海洋と走り込みをしていると蕭笑が5.6人から攻撃されていたので敵を全員たたきのめし救います。白海洋は蕭笑を抱き締め家に連れて帰り看病します。
第21話/直談判
蕭笑があんなに太極拳を恨むのは何か誤解が生じているんじゃないかと風飄飄は思います。
衛楚は誘拐事件を担当した警官を捜し、白海洋には連行ではなく事件現場に連れて行くと安心させ蕭笑を連れていきます。
当時、方際は四大流派を脅す目的で太極拳の継承者たちを誘拐して監禁していたのです。衛楚が今でも負傷して試合に出れないのはこの時に負傷した事が原因であり、この事件の後に衛楚に負けた方際は服毒をはかって自ら命を絶った事を蕭笑は知らされます。
誘拐は自作自演で衛楚が殺したと騙されていた蕭笑は自らの犯した過ちに愕然とします。
白海洋、陳冰、楊凝雪の3人は全国武道大会の主将が飄飄なのを認めない衛敏を訪ね実力的には申し分ないから見てみてはどうかと進言します。
衛楚から立派な指導っぷりを見せつければ認めてもらえると念を押されていた飄飄だったが小芝居をあっさり見破られ去られてしまいます。
こうなったら直談判しかないと思い1人で会いに行き反対されたとしても太極拳が好きだから主将として出場し責務を果たすと告げます。手合わせをすると「熟達の域で推手も力強く正統なものを継いでる」と評価され認められます。