作品情報/キャスト
イ・サンウとハン・ジへが共演した韓国愛憎劇。
養護施設で育った看病人ドンジュは苦しい生活の中でも明るく過ごしていました。トラブルに巻き込まれ刑事のチャ・ピルスンに助けられるが彼は同じ悪夢に魘され幼い頃に同じ事故を経験していました。居合わせたアメリカ帰りの美容アドバイザーとして活躍するサビーナは大企業の跡取り息子ジュンギと交際し結婚を控えていたが実はウン・ドンジュという名前で生きていた知られてはまずい過去があった。自分の名前を聞いて動揺するサビーナにドンジュは過去に関わりがあったのではと疑問を持ち始め過去に隠された陰謀を暴いていく
●完全版・全44話で紹介しています。
ネタバレあらすじ/黄金の庭
第33話・よみがえった記憶
チン会長は「隠し子がいる私と暮らしたくないのか」とジュンギに言い放つサビーナの言葉を耳にします。サビーナがミドゥムの母親であり息子ジュンギは前夫を轢いたのだと動揺するが彼女がアメリカに渡り名前を変えたのはそうゆう事かと気付きます。
ピルスンはソンウクが動画を撮った店を突き止め防犯カメラを見せてもらうとドンジュをひき逃げしたバイカーと同じヘルメットを持つ男が撮影していました。
ドンジュは記憶を確かめるために釜山に行きナンスクの過去を知る老人を訪ねると船主の家を追い出されたナンスクはソウルのお金持ちの家に働きに行ったことを知ります。28年前に事故があってから蛍祭りは行なわれていなかったが黄金の庭はまだあると知ります。
黄金の庭に入ったドンジュは蛍祭りの時の記憶が鮮明によみがえり迷子になった事を思い出します。そして声を掛けてくれたのがピルスンであり自分はドンジュだと名乗っていました。ドンジュを追って黄金の庭に来ていたピルスンも同じ事を思い出し二人は抱き合います。
第34話・口は災いの元
チン会長に呼ばれたサビーナはジュンギと共に向かうとナンスクも席に着いていました。
「親子で結託して我が家を欺くほどの手だれなら何で呼ばれたかわかるでしょう?」
「愛するがゆえに娘は黙っていた」と謝罪されるが愛するなら嘘は付かないし財産に目がくらんで結婚したはずとチン会長は激怒します。
ジュンギとデソンから落ち着くよう言われるがチン会長は怒りがおさまらず「今日中に荷物をまとめて母親と一緒に帰りなさい」と言い放ちます。
サビーナは必死に許して欲しいと謝罪するが屈辱を受けて耐える必要はないとナンスクに頬を叩かれます。
「娘は妊娠しているがこちらで育てるので問題なく」、そう言われたチン会長は「そうしてください」と出て行くが追い出したいときに妊娠しているとはと苛立ちます。
28年前、チン会長は自社株を寄付しており患者たちが株式を分け合って子供に譲渡しました。ピルスンの祖母ナムドゥはその時の写真を見てチン会長に会いたいと連絡し支援会を再開しようと誘います。
その頃、ナンスクはサビーナが倒れてしまったので「後継ぎを宿した子になんて仕打ちだ、命を何だと思っている」とジュンギに怒りI&Kグループの会長室に乗り込みます。
そこにいたナムドゥとドンジュがチクったのだと勘違いし罵倒するがそれにより自分が犯人だとチン会長の前で明かしてしまいました。
「妊娠したから躊躇っていたけど今日限りでお宅とは縁を切る、覚悟しなさい」
第35話・親子に亀裂
騒ぎを聞きつけ家族が部屋に入ってきたのでチン会長はナンスクが28年前にチャ博士を殺した恥知らずな犯人だと教えます。
「どんな過去の罪が出てくるか分からない、さっさと縁を切るから出て行け」
開き直るナンスクから「この程度で離婚?娘が何を握っているのか忘れたのか」と挑発されるが脅しに屈するぐらいなら息子に罰を償わせると言い放ちます。
ピルスンはバイカーを逮捕すると「カン室長に頼まれただけ」と口を割らせるが何者なのか分からないでいました。依頼したのはナンスクだろうと予想するピルスンは肉親がする事ではないのでナンスクはドンジュの父親と再婚した継母で夫の死後にサビーナとドンジュをすり替え遺産を手に入れたのだろうと推理します。
ドンジュはすべてを思い出した事を告げ船主の家で5歳まで生活したのはあなただとサビーナに告げます。
「まるで双子のように寄り添い仲が良く2人でいるだけで幸せだったが私の人生を奪ったのはあなただ」
ウン・ジョンスの娘ドンジュとして生きたいのだから今からでも人生を返せと訴えるとサビーナは受け入れ「法的な明かしなら・・・」と話し始めるが帰ってきたナンスクに止められます。
証明してみろと挑発されたドンジュは「なんて人だ」と軽蔑し絶対に証拠を突き止めると言い放ち出て行きます。
チン会長の許しを得て平穏に暮らしたいだけのサビーナは母親がまだ犯罪を犯そうとしているのに気付き「もう疲れた、ママはまともじゃない」と言い放ちます。
第36話・名前に執着する理由
ドンジュとピルスンはウン・ジョンスが妻を亡くし乳母を捜していたので紹介した人を訪ねるとナンスクであると証言が取れます。
ジョンスがMS(多発性硬化症)で急死するとナンスクは自宅と工場を売って娘と共に姿を消したことが分かりピルスンは自分の推理が正しかったと確信します。
ドンジュの出生届を出していなかったので再婚と同時に戸籍に載せて実の娘とし、夫の死後、サビーナとドンジュを入れ替え財産を奪ったのです。
ドンジュは仕事中の父親にしがみつく光景を思い出し涙を流します。
サビーナは「ドンジュにすべて返して終わらせるから私の人生にもう関わるな」とナンスクに言い放ちます。
法的に身分を取り返そうと思うドンジュは弁護士に相談しにいくとピルスンが「サビーナが今になってもドンジュの名に執着するのは何故なのか」と考えていました。
最後の良心に訴えにいくがナンスクは「事故を起こした後、怯えていた私にドンジュは責め立てたが引き取ったばかりの実の娘サビーナは自分の見方をしてくれた。だからあなたを捨てたんだ」と言われます。
「捨てられたんじゃない、必ず母親が迎えに来ると信じていたのは5年間育ててくれた想い出があったからなのに・・・あなたは暴走している、大切なサビーナまで不幸にしているのが分からないのか」
すべて返せと訴えるが「ジョンスの娘だと証明してみろ」と開き直って言われたため「人の心を失うあなたにもう容赦はしない。会長にすべてを話す、そうすればサビーナがどんな仕打ちを受けるか」と言い放ち出て行きます。
すると追いかけてきたサビーナに「心を入れ替えてあなたに協力するから黙ってて」と泣き疲れ戸惑います。
その頃、サビーナがドンジュの名に執着するのは何故なのか考えるピルスンは「支援会から患者が買った株式を買い集めた人を捜して欲しい」と祖母に言われ自分が株主だと初めて知らされます。30年も経てば株価は相当上がっているかも知れないと喜ぶがドンジュも受取人になっていたのでナンスクの狙いはこれだと気付きます。