作品情報/キャスト
リー・チンとチン・ハオ共演、配信開始わずか4日で視聴回数2億超えした中国ラブ史劇
南朝の宋で朱雀盟の刺客として育ち親の仇として彭城王を暗殺する使命を負った驪歌だが暗殺に失敗し奸臣の陸遠に仲間の阿奴を殺される。
驪歌の手には彼女から託された腕輪だけが遺され、兄弟子と二人だけで命からがら逃亡し孤児院に身を隠すと沈夫人が訪ねてくる。
阿奴の腕輪は18年前にさらわれた沈家の娘・嘉寧の物であり長女として歓迎された驪歌は嘉寧のフリをするが彭城王と阿奴の仇を胸に秘める。情報を仕入れるために夜の渡し場へ向かうと陸遠を成敗しようと暗躍する正体不明の英雄と知り合うが・・・
ネタバレあらすじ/驪妃(りひ)
第14話・太妃の大芝居
孫太妃は陸遠だけでなく竟陵王(劉義宣)が禁足されたと知って激しく動揺し、救いを求めて謁見してきた陸家に息子に罪を着せといて何を言っているんだと激怒し何故命令書があるのが正直に話せと薛逑に命じます。
彭城王(劉義康)は陸遠に脅されて命令書を書かされたのだろうと追求するが劉義宣は奸臣を葬るために命令書を見付けられなければ己の命を初めから議性にするつもりだったので説得は無駄だと言われてしまいます。
劉義康は最初から同じ志を持っていたが権力争いに巻き込まれるのを阻止するために遠ざけていたんだと打ち明け「長年の計を捨てでもそなたを守る」と告げます。
劉義宣は覚悟を決めて出頭します。驪歌は何の罪があるのかと驚き竟陵府に押しかけると自分を助けるために解毒剤と引き換えに命令書の印章を押したのだと聞かされ驚きます。
驪歌、孫太妃、そして婉のもとには劉義宣の遺書が届けられます。陸遠の精鋭部隊が大臣たちの目の前で一掃されたこともあり今まで従っていた大臣たちは陸家に手を差し伸べず離れていきます。
孫太妃は獄中の陸遠を訪ね息子を盾にしたなと怒りをぶちまけるが陸家が凋落すれば太妃の行く末は悲惨しかないと言われます。
彭城王はこの日のためにずっと病のフリをしていたんだと知らされた孫太妃は陸遠から知恵を授り、飲まず食わずして大芝居を打って心配させ助けてもらえるようタイミングを見計らって首吊りを試みます。
第15話・新政を決意
彭城王(劉義康)は竟陵王(劉義宣)と陸遠の処刑を願う朝臣たちの前で魏の侵攻を防ぐために、宋の国土を守るために精鋭を鍛えるよう弟に命じたのは自分だと驚きの発言をします。
その機に乗じて玄鉄を密造して沈家に罪を着せるとは何事かと陸遠に言い放ち証人として捕らえていた江東王を連れてきます。また精兵は私兵ではないのに謀反を起こすために建康に送った罪もあると言い放つと、息子の処刑は免れないと思った陸延弟が兵器を密造したのも出陣令を書いて印を押したのもすべて自分だと名乗り出ました。
内心やられたと思う劉義康は陸延弟を牢に入れて陸一族の称号を剥奪し陸遠については護軍から中護に降格としました。
沈廷章と沈植が無事に釈放され驪歌は沈夫人や王子衿たちと共に出迎えます。また孫太妃も劉義宣が無事に戻ってきたので安堵して抱き締めます。
陛下に新政を進めるよう命じられた事もあり劉義康は家柄関係なく優秀な人材を抜擢すると告げると劉義宣は陛下と宋の繁栄のために尽くすと誓います。
劉義康は兄弟で協力すれば成し遂げられるはずと決意し劉義宣に黒甲軍の虎符を授け霍雲を校尉とし黒甲軍に編入しました。
そして父親の葬儀を終えて反省を口にする陸遠から虎符を没収しました。
劉義康が太妃から沈家との縁談を進めるよう言われており内心動揺する劉義宣は驪歌を招き平安結びを贈ります。太妃が婚儀の前に作法を学ばせたいと言っているので侍女がいない彼女のために面倒を見ていた小辛を使わせます。
第16話・養女の決意
驪歌は沈家の娘として腕比べをしたり酒を飲んだり家族との絆を深めていきます。信頼を失って蚊帳の外状態となり桐城の洛家に嫁ぐことになった沈楽清は驪歌への憎しみを深めます。
陸遠を訪ね人に取り入って生きるのは嫌だと伝え「私を彭城王府に入れてくだされば今後指示に従い犬馬の労を取ります」と協力を求めます。
その頃、沈家の娘が嫁いでくる事になり「早く世継ぎを産め」と強いられる謝王妃は地位のことしか頭にない兄・謝顕に考えると告げ帰らせます。
山に薬草を摘みに行った陳少巽は雨宿りした場所で父親の死で悲しみに暮れる陸遠の妹・婉が倒れていたので介抱し薬舗に連れて行きます。
互いの正体を知らずにいる驪歌と彭城王(劉義康)は街に出て楽しい一時を過ごし言葉にはしないものの互いの愛情を感じ合います。
徐臨は驪歌の婚儀の日に王府に侵入して式場である芳音閣で騒ぎを起こし、彭城王を暗殺した驪歌を逃がすよう陳少巽に告げ帰ります。驪歌は徐臨には育ててくれた恩はあるが自分たちの一生は恨みに縛られているのかと疑問を投げかけると陳少巽も恨みを忘れて平穏に暮らしたいなと言います。
驪歌は沈家で暮らす最後の日にそれぞれに贈物を渡し「忘れない事を祈って」と沈楽清にも巾着を贈ります。
中軍の人員をすべて取っ替えられ虎符まで奪われた陸遠は孫太妃を訪ね「彭城王は庶族の側室だけでなく朝廷まで庶族に握らせようとしている。各族の対抗勢力となれば我々が動けなくなる」と告げます。
洛家に嫁ぐために沈楽清は沈家に別れの挨拶をして迎えに来た輿に乗り込むが桐城に向かう途中で全員を毒殺し姿を消します。
第17話・気持ちにケジメ
驪歌への復讐に燃える沈楽清は陸遠に忠誠を誓い協力を求めると「驪歌を見張るだけでいい、すべて報告しろ」と命じられます。
陸遠は彭城王(劉義康)が学生たちと新政要略を書き進めていた儀賢館を放火して手に入れ謝王妃の兄・謝顕に渡します。劉義康が変えようとしているのは官吏の登用法であり各族全体の地位を脅かす結果となると告げ謝王妃に仕えさせたいと沈楽清を紹介します。
驪歌は彭城王府に入ったら会えないので小舟で酒を飲んで眠っているのを確認し彭城王とは知らずに自分の正体を語り始め別れの句を書いて去ります。
気持ちにけじめをつけた驪歌は彭城王府入りすると孫太妃が差し向けた教育係・月梅から礼儀作法を学ぶことになります。どう見ても意地悪そうな顔なので驪歌は婚儀前だからまだ側室ではないから教育係には礼を尽くすべきと言いたいのかと告げます。
礼儀作法ぐらい出来るので先に披露し口出しすら出来ない状況まで持って行き下がれと命じます。一方、王妃の侍女としてお目通りした沈楽清だったが兄が寄越したら用心せねばと思われ庭掃除を命じられてしまいます。
沈慢性は霊犀を使って沈家の嫡女は放浪の旅を続けてきて体に刀傷がたくさんあると噂を流させます。
湯浴みをさせて体を調べようとしているのだと察する驪歌は足を引っかけられて自分の衣を掴んだ侍女・紅丹が罰せられそうになったので売るなら買取ると告げそば仕えさせて守ります。