作品情報/キャスト
リー・チンとチン・ハオ共演、配信開始わずか4日で視聴回数2億超えした中国ラブ史劇
南朝の宋で朱雀盟の刺客として育ち親の仇として彭城王を暗殺する使命を負った驪歌だが暗殺に失敗し奸臣の陸遠に仲間の阿奴を殺される。驪歌の手には彼女から託された腕輪だけが遺され、兄弟子と二人だけで命からがら逃亡し孤児院に身を隠すと沈夫人が訪ねてくる。阿奴の腕輪は18年前にさらわれた沈家の娘・嘉寧の物であり長女として歓迎された驪歌は嘉寧のフリをするが彭城王と阿奴の仇を胸に秘める。情報を仕入れるために夜の渡し場へ向かうと陸遠を成敗しようと暗躍する正体不明の英雄と知り合うが・・・
ネタバレあらすじ/驪妃(りひ)
第46話・反乱者たち
沈楓と梅綺は沈家を訪れた王勉と酒を酌み交わすします。
王勉は帰還した沈廷章と酒を酌み交わす約束をしていたと惜しみ、沈楓は「義姉上(王子衿)を沈家は大事します」と告げます。
荊州、陳郡、彭城で新政を始めた彭城王(劉義康)だが謝顕が必ず手を回すはずだと予想し竟陵王(劉義宣)に今は様子を見て邪魔立てしたときに一気に成敗すると告げます。
沈楓は彭城王に命じられ新政を推進するために荊州に向けて出発すると梅綺が後を追ってきます。
新政施行地の名族が建康に来ていた空城から報告を受けた驪歌は彭城王に報告すると新政施行地で反乱が起きたと報せが届きます。
竟陵王は反乱の真相を突き止めるために荊州へ向かい霍雲は民をなだめに行きます。
それを知った謝顕は真相を突き止められたら一環の終わりだと覚悟を決め朝議の場で「1万もの死傷者が出ているので新政を打ち切るべきだ」と進言します。
「民は田畑を持ち名族に搾取されない。朝廷からも税を免じられ食糧も支給される。この新政がなぜ民の怒りを招くのだ。お前たちは己の利を守りたいだけだ」
彭城王は激怒すると隠居していた王勉がやってきて「急に変えては混乱するので少しずつ変えるべき」と言われ孤立します。
孤立無援になっても宋と民のために新政は続けると言い放つと「陛下に上奏し決裁を待つまで」と謝顕に言われます。
竟陵王は民を虐げる官吏がいれば厳罰に処すと告げ霍雲に取調べに応じてもらいます。そして何故に田畑を焼いたのだと聞くと「私たちがするはずありません。一夜で焼かれ中軍がいきなり乱暴を」と民に言われます。
「民のための新政は名族の利益を侵すが朝廷は恐れない。新政を阻むものは私が許さない。皆で協力して成し遂げよう」
事態を収めた竟陵王は霍雲のもとに向かうと偽の中軍がいると言われ何者が関わっているか調べるよう季恕に命じます。
中軍が食糧を運ぶのを目にした沈楓は尾行すると民に配るための食糧を隠していたので偽の中軍だと気付き竟陵王に報告します。季恕は偽の中軍を全員捕えて牢獄しその中にわざと沈楓と梅綺は紛れます。梅綺は名族に殴られたと号泣する芝居を見せ「すべて白状し供述書に署名すれば釈放してもらえる」と皆に伝えます。
彭城王は謝韞之(王妃)と謝家を訪ね当主・謝仲に挨拶し謝顕にも同席するよう告げます。驪歌は侵入して盟約書を盗もうとするが姿絵を取りに来た謝仲に見付かってしまいます。
しかし人格者であるため「反乱を起こさせたのは謝顕です。それだけでなく私の父兄の死にも関わっています。すべては当主にかかっている」と告げます。
第47話・名族の誇り
驪妃(驪歌)の話を聞いて動揺する謝家の当主・謝仲は盟約書を見て本当に謝顕が反乱を企てたのかと知ります。
「名族を唆して反乱を起こさせ民を害するとは人情味がないのか。彭城王が訪れたのは盟約書が目当てだった。これを処分しても必ずバレる。お前は死罪を逃れられない。
彭城王府の庭で謝仲の遺体が発見され外傷はなく事故ではないかと報告を受けます。謝顕は「駆け付けたときには殺されていたので絵を奪いその場を去りました」と報告を受けなにがあったのだと困惑します。
喪に服し謝家を出れない謝顕は皇帝への上奏文を訪ねてくれた王勉に託します。
竟陵王が反乱の真相を突き止め沈楓と梅綺が名簿をもって建康に向かっていると知り驪歌は迎えに行くと謝顕がおくった刺客に襲われていたので助けます。
竟陵王は霍雲が何者かに襲撃され命を落としたので困惑します。実家を訪れた謝韞之は祖父が遺した手紙を見つけると謝顕の悪事が書かれており、謝家の恥だとして嘆き自ら命を絶ったのだと涙を流します。
彭城王は謝仲の文を王妃に渡され謝家に関わるすべての者を捕えよと命じます。謝顕は抵抗するが許詹は剣を抜いて突き付け「お前など死んでも惜しくはない」と言い放ちます。
盟約書の絵には謀反の意味を含む詩が隠されており彭城王は重臣達に見せます。謝顕がこの期に及んでまだ「新政を反対する祖父が彭城王府で殺されたのかおかしい」と訴えるので謝仲の文を見せ黙らせます。
そして朝議の場にやってきた驪歌は「陸家の残党と結託して沈氏父子を殺した」と告発し薛逑を連れてきて証言させます。
第48話・束の間の団欒
彭城王は謝顕と結託した名族を投獄して翌日の斬首を命じ、薛逑には即刻死罪を言い渡しました。
「斬首に処し綱紀を粛清する。しかし前もって謝仲が告発したことを考慮し三族皆殺しは免ずる」
驪歌と彭城王は沈家を訪れると沈楓と梅綺がいつの間にか仲良く恋人関係のようだったので笑みを浮かべます。沈夫人、王子衿も加わり久しぶりに一家団欒で過ごします。
彭城王は新政施行地を広げるが竟陵王が戻ってくると霍雲が殺されたこと、そして実家に帰ったはずの驪歌の侍女・紅丹が王府で遺体で発見された事を知ります。
紅丹が実家に帰ったのは沈廷章が殺された頃であり部屋を調べると「驪歌に会わせる顔がない」と文を残していました。許詹は自分の佩玉を盗んだのだと気付き彭城王はまた波乱が起こりそうだと警戒します。
婉は竟陵王にお菓子を届ける名目で建康に向かい「太妃(孫氏)は誕生日が近いせいか二人の息子の名を頻繁に出します」と告げます。
竟陵王に見送られると「病が悪化したから療養してから陵墓に戻ると伝えて」と御者を帰らせ薬を飲んで三玖堂に向かいちょうど陳少巽と空城が出てきたところで発作を起こし倒れます。
彭城王は毎年祝っていた母上の誕生日がもうすぐだと言われ「陵墓に行って祝おう」と告げます。
第49話・震える手
治水工事と国境警備どちらを優先すべきかと朝議が行なわれ、彭城王は魏軍の動きはなく戦をしたばかりでどちらも疲弊していること、そして民を見捨てる事などできないので治水工事を優先すべきと告げます。
重臣たちから「謝顕が廃された尚書令が空位のままなので後任に竟陵王はどうか」と推挙されるが陛下から中軍を託されたばかりで重責があるので両立は難しいと告げます。
そして朝臣たちの宴会に出向き王勉を尚書令に任命します。
驪歌は彭城王の手が震えていることに気付き三玖堂に連れていくが婉を陵墓に送っていった陳少巽とすれ違ってしまいます。
沈家では沈楓と梅綺が仲を急速に深めていき、陵墓では誕生日を明日に控えた孫氏が息子たちの訪問を待ちきれずにいました。