作品情報とキャスト
再生回数20億を突破した中国宮廷ロマンス
景和20年、汐月国の自由を愛するおてんば姫・李明月こと愛麦拉は国交を回復した北宣国の第九皇子・李謙に嫁ぐ事になる。両国の友好関係のための政略結婚だったが李謙があまりに冷たいため帰ろうとすると兄・凱爾比から汐月国の秘宝器(祝心鈴)を渡される。
催眠術で超傲慢な李謙を意のままに操ろうと企む。
心に火を点け二人は徐々に惹かれて急接近するが催眠術で得た愛は真実なのか、愛のバトルをお楽しみに。
ネタバレあらすじ/明月記
第30話・
李謙は陣営に侵入し拘束される凱爾比の見張りに矢を突き刺します。
李謙を助けに来たはずなのに監禁され強引に婚儀を挙げられてしまうと嘆く李明月だが後ろから李謙に抱き締められ驚くが兵を引きつれた僕固雲伺に見付かってしまいます。
「李謙は私の唯一の夫、死が分かつまで私達は一緒だ」と李明月は自分の首に短刀を当てます。」
僕固雲伺は彼女の心をどこへやったのだと李謙に言い放つが凌王の軍勢が奇襲をかけてきました。他軍営とも連絡が取れず汁物に毒を混入されていた事で兵力は半分以下になっていました。喬慧心に唆された凌王は李謙や李明月だけでなく僕固雲伺も含め皆殺しにしようとしていました。
成り行きで3人は僕固雲伺の秘密の部屋に隠れます。
喬慧心は自分のために凱爾比を拉致したのではなく李謙に罪を着せて殺すためだったのかと知る僕固雲伺は利用されたのかと激怒します。
多くの過ちを犯した事を許してくれるかと僕固雲伺に聞かれた李明月は命を賭ける気だと気付き「許さない、生きて罪を償うべき」と伝えるが彼は罪滅ぼしは来世ですると言い出て行ってしまいます。
僕固雲伺は李謙と李明月が亡くなったように装うため二人の私物をばらまいて男女の死体を燃やします。そして一人で立ち向かうが最期は複数の矢を受けたあと刀にやられます。
二人の死体を確認した凌王は一人にしてもらい「喬慧心が手に入るなら太子の座など譲っていたし争いたくなかった。喬慧心のために悔いてやまぬことをしてしまった。平民の兄弟として生まれたかった」と嘆きます。
しかし亡骸を見て背が低いため偽物だと察知し撤収を命じます。
第31話・
喬慧心にどうなったのか聞かれた凌王は死体が偽物と知りつつ僕固雲伺が李謙と李明月を始末したので処刑したと伝えます。
辛いのは分かると告げると「辛いのはこの手で葬れなかったことだ」と言われ今はもう憎む者がいないのだから昔みたいに笑って過ごして欲しいと訴えます。
知恵を振り絞り李謙を葬った喬慧心だが心残りがあり酒に溺れ、このままでは生きた屍だと毒酒を飲もうとするが凌王に止められます。
凌王は亡骸は偽物だったと正直に伝えおそらく二人はそのまま逃げて戻らないだろうと伝えます。
僕固雲伺の命と引き換えに助かった李明月は李謙が一人で北宣に戻れば皇子として暮らせるので自分のような悪筆な人に出会わないように願いを込め文を残して去ります。
宿に寄るが悪徳宿だと簡単に察知し、しびれ薬が混入されている事にも気付くが文を読んだ李謙がちゃんと後を追っており襲おうとしていた宿主たちを痛めつけ追っ払っていました。
「私を忘れようとするなど無謀だ」と李謙は部屋に押しかけキスすると酔っ払っていた李明月は「これは別れの挨拶よね、明日になったらすべて忘れる。僕固雲伺のように議性になってほしくない」とつぶやき眠りに入りました。
翌朝目覚めた李明月は李謙がいたので驚き早く北宣に帰ってと要求し催眠術を使うしかないと思うが察知していた李謙は炭を握って握りしめ惑わされないようにしていました。それに気付いた李明月はずっと一緒にいると涙を流します。
第32話・
李謙と李明月が生きていると知った喬慧心が探しに行くというので凌王は仕方なく兵を率いて付き添います。
宿で幸せに過ごしていた李謙と李明月は兵が押し寄せてきているのに気付き隠れると入れ立てのお茶を置きっぱにしていた事で周辺を捜索させれます。
李明月は何で喬慧心の父親を李謙が殺したことになっているのかと疑問に思い訪ねると彼の剣で自害したが剣の柄を握っていたので勘違いされたのだと知らされます。
凌王は取り返しがつかなくなる恐れがあるから止めるよう訴えると喬慧心は「それは自分を心配しているだけで釈明できないからでは、鄭妃を殺して証拠も隠したことはどう釈明する」とまたもや脅されます。
隠れて聞いていた李謙は火事の時に母親を助けようとして自分を救ったのは凌王であり母親を殺したのは今の皇后・淑妃だと知ります。
凌王は母親を救うために証拠を消していたのだと気付くが李明月に催眠術をかけられ身動きできなくなります。
李明月は帰るふりをして堂々と戻ると死を装った李謙は重罪人だと喬慧心に言われ「僕固雲伺を唆して凱爾比を解禁したことは重罪ではないのか」と鼻で笑います。
剣を突き付けられたので李謙の居場所を知らなくていいのかと挑発すると予想通り誰よりも彼のことは知っていると言われます。
「だったらなぜ父親を殺されたと思っているのか、彼の剣が突き刺さっていただけであって見ていないはず。喬は賊軍と繋がっていて問い詰められ自害したが李謙は娘には秘密にしてくれと頼まれたから何も言わなかっただけだ」
動揺する喬慧心に凌王は「もし李謙が北宣に戻り陛下に報告していたら終わりだ」と告げ止めます。