作品情報/キャスト
宿命を背負う姫と二人の王、三大スター共演・超大型ラブロマンス時代劇
煬国奎州城の姫・馬摘星は狼に育てられた狼仔と友情を育んでいたが彼が行方不明に。8年後、城主となった馬摘星は煬国の皇子・渤王から冷たく突き放されるが狼仔の面影を感じ気になります。自分に想いを寄せる疾沖が現われるなか渤王と愛し合うが敵として戦うことに・・渤王の強い愛と摘星の憎しみを超越した愛、摘星を信じて支え抜く疾沖の切なくも優しい愛、権力闘争や過去の因縁など複雑に絡み合う物語から目が離せない
ネタバレ感想/狼殿下
第29話/渤王が下手人?!
出征した馬摘星は馬婧とすれちがったので馬車を止めるよう命じるが先を急ぐと言われ腹痛を装います。
そして馬婧のもとに向かうと説明は後だと馬に乗せられその場を離れます。喪服を着ていたので何があったのか聞くと馬峰程が亡くなったと知るがいきなり煬国兵に包囲されたので馬婧は味方だと訴えます。
渤王の刺客だと馬婧に言われ困惑していると槍が向かってきたので目をつぶるが煬国皇帝・楚馗の命を受けた渤王が間に合います。
馬摘星は攻撃を受け鎖が手首に巻き付いたときに父・馬瑛を襲った者たちだと気付きます。渤王のはずないと自分に言い聞かせるが馬府を襲撃したのは溍国ではなく楚馗と渤王だと馬婧に言われ激しく動揺します。
渤王が逃がさずに馬摘星と馬婧を捕らえて護送中だと知った遥姫はすぐに出られそうだと笑みを浮かべます。
馬邪韓と疾沖は現場の状況から一足遅かったようだと察知するが命を奪うわけないと思い煬国がどう出るか様子を見るため引き返します。
牢獄される馬摘星と馬婧は友達だと思っていたのに良心が痛まないのかと訴えると莫霄と海蝶はうつむきます。
馬家軍が溍国に寝返ったと知る楚馗は長い年月をかけた策が台無しだと激怒します。渤王は溍国をおさえるためにも大事な人質だから殺してはいけない進言すると解毒剤を渡されます。
楊厚とともに都に戻る4皇子・楚有禎は何で溍国を攻めなかったのかと困惑すると鷲を目にし疾沖が近くにいると気付きます。再会を喜ぶがいきなり剣を突き付けられ馬家軍に包囲され人質として捕らわれてしまいます。
第30話/溍国王の息子
牢獄されている馬摘星は渤王に呼ばれ足を運び、「楚馗の手先である渤王は父の仇相手だけど狼仔は私を助けてくれた。いまのあなたはどっちなんだ」と聞きます。
馬家の敵である渤王でしかないと言われ、望みはどっちになりたいのだと訴えると馬俊に崖から突き落とされて狼仔は死んだと言われます。
思い出の品である影絵を燃やされ、もう狼仔はいないのだと馬摘星は泣き叫びます。
楚有禎が人質に取られたと知った楚馗は激怒すると一刻も争うから馬摘星を解放するべきと重臣たちが進言してくるので指図してくるなと下がらせます。
渤王は馬摘星と引き換えに楚有禎を救ってこい命じられるが無事を確認したら馬摘星を始末しろと命じられます。
同時に解放し人質の交換を行った渤王は魏王がやってきたので馬家軍をずいぶんと手厚く歓迎するんだなと言い放つと「弟である川王・李炬嶢のためだ」と言われ驚きます。
馬摘星は疾沖が溍国王の息子・李炬嶢だと知って驚きます。
第31話/溍国に帰順
人質となっていた4皇子・楚有禎は馬摘星と交換で渤王のもとに合流するが親友の疾沖と義姉と何で敵対しているんだと怒ります。
渤王は安全なところまで来て追手がいないのを確認し馬婧を解放して奔狼弓を渡すが敵の物は受け取らないと拒絶されます。
「これで私を殺せばいい、いらないなら捨てろ」と告げ帰路に就きます。
馬摘星は魏王を見送り馬家軍は溍王と李炬嶢に命を捧げると誓います。今まで通り疾沖と呼べと言われるが溍国に帰順したのだから君臣の別は崩せないと告げます。
馬婧が弓を持ってくると疾沖がこんなもの捨てろと奪い投げ捨てようとしたので馬摘星は下手人をこの弓で殺し父の墓前に報告すると止めます。
煬国皇帝・楚馗に謁見した楚有禎は馬府の者を惨殺させたのは父上なのかと訴えると否定せず親不孝者だと禁足を命じられたので事実だと知り自分で歩けると出て行きます。渤王は疾沖が溍王の息子でさらに魏王まで現れたので馬摘星を殺せなかったと報告します。
疾沖(李炬嶢)が戻ってきたと噂になり侍女たちが楽しみ集まります。
泰元にいる馬摘星は民たちが平穏で幸せそうに暮らし物乞いなど一人もいなかったので驚きます。疾沖が将軍たちから帰還を喜ばれておりほっこりさせられるが戦狼がいるのを目にし偵察されていると察知し追いかけます。
市内を馬で走るのは禁じられており更に戦狼と犬を間違えた事で魏王から叱責を受けます。
馬摘星は溍王に謁見し今すぐにでも煬国を攻めると告げるが、国と国の戦いであり感情に流され渤王への復讐に執着すれば馬瑛の面目を保てないと叱責され兵法をまずは習えと命じられます。
第32話/前朝の生き残り
現実を受け止められない4皇子・楚有禎は渤王府に乗り込み「父上の傀儡の渤王を殺してやる、そうすれば馬摘星のもとにいけるだろう」と剣を突き付けるが深酔いしており倒れます。
渤王は自分の中のある狼仔を消し去るために庭にある花と馬摘星の部屋を片付けさせます。
急速に兵法と弓を習得していく馬摘星は疾沖から渤汪を始末するなら協力するが自分を捻じ曲げるなと心配されます。
疾沖に連れ出された馬摘星は隠れながら様子をうかがっているので誰が住んでいるのか訪ねると前朝の長公主・屛元公主が住んでいると噂されていると知らされます。
「溍王は屛元公主の存在を隠しているのだろうか、どうやって楚馗の殺戮を逃れたのだろうか」
馬摘星は疑問を口にすると疾沖は直接聞けばいいと大総管を捕まえます。屛元公主は前朝で唯一の生き残りの皇族であり殺戮の時に顔に傷が残ったために静かに暮しているのだと知らされます。
馬摘星は馬婧と共に屛元公主に後押ししてもらうために塀を乗り越え侵入します。母親と同じ誕生日なうえに好きな花も同じなので驚きます。無礼を承知で押し入り溍王に煬国を攻め民を救うよう進言してほしいと願うと「知人にそっくりだ」と驚かれます。
馬家軍がしっかりまとまっているところを見せるため屛元公主を連れ出すが遊んでいたので馬邪韓を叱咤します。訓練させるがほとんどの者が病み上がりであるため倒れてしまうと溍王が公主を連れ出すとは何事だと押し寄せてきます。