作品情報/キャスト
宿命を背負う姫と二人の王、三大スター共演・超大型ラブロマンス時代劇
煬国奎州城の姫・馬摘星は狼に育てられた狼仔と友情を育んでいたが彼が行方不明に。8年後、城主となった馬摘星は煬国の皇子・渤王から冷たく突き放されるが狼仔の面影を感じ気になります。自分に想いを寄せる疾沖が現われるなか渤王と愛し合うが敵として戦うことに・・渤王の強い愛と摘星の憎しみを超越した愛、摘星を信じて支え抜く疾沖の切なくも優しい愛、権力闘争や過去の因縁など複雑に絡み合う物語から目が離せない
ネタバレ感想/狼殿下
第45話・
渤王は処刑されそうになるが皇陵の9株の千年松が雷に打たれ倒れた事で不吉だとして処刑は中止されます。
遥姫が天勝を利用して、渤王の処刑を天は許さないようだと皇帝に信じ込ませたのです。皇帝は反逆の意思はなかったことで命は助けるが敗戦の責任を取らせるため渤王を黔奴営に送ると重臣たちに告げます。
渤王処刑の時間に婚儀を終えた疾沖は初夜に馬摘星を待たせます。処刑が中止されたと知り祝うべくは婚儀ではなく渤王が生き残ったことだと思い馬摘星に伝えに行きます。
気持ちに正直なったらどうだと訴え、浴びるほど強い酒を飲んで彼女への想いを抑えます。
命を救う事しかできなかったと遥姫に言われた渤王は黔奴営に送られると知り恐れはしないと言います。
「馬摘星への慚愧の念から命で償う気なのか、他の男と幸せになるのを見届けなさい」
挑発しても無駄だが確かに殺されるだけでは申し訳ないと告げると涙をこぼす遥姫から一時的に痛みを抑える薬を渡されます。
自分を犠牲にしてまで利はないのに協力するのはなぜか訴えると遥姫は利はあるが一生口にすることはないと言われます。
楚有圭(允王)に護送される渤王は「もう守ってやれないが何も恐れるな、己のために生き抜け」と楚有禎に告げます。
第46話・
渤王を黔奴営に護送する允王は奴隷たちが渤王に強い恨みを持っていると知り皇族だったことに免じて焼き印は免ずると告げて特別扱いします。
奴隷たちからいっそう殺意を向けられ酷い仕打ちを受けるが渤王は過去を償いたい気持ちから耐え続けます。
都で戦狼が逃げたと噂が広まり陛下の耳に入れるための允王の仕業だと確信する遥姫は・・・
渤王の救出を試みる馬摘星と疾沖は守銭奴の趙六野が顔が利くと知り銀子を払って黔奴営に入ろうとします。
廃棄小屋で強盗に遭うが収穫を全部朝廷に徴収され生活ができなくなった農家だと分かり銀子を渡します。民のためにも戦を終わらせたいと強く思う馬摘星は何としても渤王の協力を得たいと思います。
渤王が戦狼を操るという噂を何度も耳にし何者かが意図的に流したはずだと思います。
趙六野を発見し黔奴営に入りたいとお願いして銀子を渡します。渤王を目にするが腐りかけた飯を口にしており体に焼き印を押されていました。奴隷たちからもひどく恨まれていたが言い返すことなく耐えていたので変わったの知り涙をこぼします。
第47話・
すべての失ってからが真の贖罪の始まりかと思う渤王は少しずつ狼仔に戻っていくしかないと思います。
趙六野に監禁室の場所を聞き出した馬摘星と疾沖は侵入して会いに行くと前朝の皇女が敵国に何の用だと言われます。
第1皇子の仇討ちのために謀反を企て保身のために自分を浚い黔奴営に送られたのだろうと告げ溍国の盟友として楚馗討伐に協力を願います。
しかしいくら説得を試みても「命尽きるまでここで罪を償う」と言われてしまい、馬摘星は薬と狼煙を置いて去ります。
趙六野は自分の流した噂がでたらめであり允王に命じられた古司獄長が渤王を悪者に仕立て上げ奴隷を始末したことを知ります。
趙六野はこのままでは噂のせいで渤王が殺されてしまうと思い渤王を憎ませて殺させる允王と獄長が奴隷を殺したんだと訴えます。楚馗がいくら憎くても真実は隠さないと訴えると允王に殺されそうになるが「この子には何の罪もない」と渤王は刀を掴みます。
允王は趙六野を投獄させ渤王が始末されたら解放しろ命じます。
渤王が戦狼を操る噂を何度も耳にする允王妃・敬楚楚は渤王を陥れるために允王がしたことではないかと疑います。頼まれた遥姫は黔奴営に連れて行くと楚楚は戦狼の噂を広めたのは殿下だと疑って参りましたと正直に告げます。
遥姫は允王を帰らせることに成功したがこの先どうやって救おうか頭を悩ませます。
渤王は趙六野を救って溍国に帰順すると告げると贖罪のために黔奴営に来たのだろうと察していた趙久に信じると言ってもらえます。ただ1人殺された李強の相棒だった張遠は渤王は信用ならないと出て行き火薬を盗んで逃げだすようだと監長にチクります。