琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~
2015年中国版エミー賞10冠獲得の大ヒット作、諸葛孔明を超える策士が巻き起こす信念の物語
こちらの作品は「U-NEXT」で全話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末まで感想を交え詳しくネタバレします。
あらすじ&キャスト
2015年中国版エミー賞10冠獲得、ネット放送視聴数60億回突破した大ヒット作。
南北朝時代を模した架空の国・梁で皇帝の座を巡る皇子たちの争いと梅長蘇の復讐が複雑に絡んだストーリー!
「麒麟の才子を得た者が天下を得る」という才子とは江左盟の宗主・梅長蘇だったが12年前に謀反の罪で壊滅させられた赤焔軍の生き残り・林殊で蘇哲と名を変え潜伏していました。
やがて誉王の謀士となると皇太子派と誉王派の勢力を削いでいき・・・
ネタバレ感想|琅琊榜
19話・南楚からの客人
靖王は蒙摯に密室を発見されたと報告を受け急いで戻ると、皇子の部屋に密室があってもおかしくはないが蘇宅にも同じような密室があったと言われます。
仕掛けも配置もそっくりだと指摘されるが帝位争うに加わるつもりなら協力すると言われます。
当時、祁王と林燮が大渝と結託して謀反を企てたと謝玉が察知し皇帝の命で梅嶺に向かい赤焔軍を全滅させ、懸鏡司が調べた結果、祁王は死罪となり宸妃は自害し林家も滅亡となったのだと知らされます。
練兵中で東海にいた靖王は誰も異を唱えなかったのかと困惑するが謀反など起こすはずないので何年かかっても汚名をそそぐつもりだと決意を語ります。
静嬪が静妃に昇格するころ、梅長蘇は皇太子があっさりと謹慎が解かれたので陛下は民の命など二の次なんだろうと思います。
南楚の使節団が梁に訪れることになり誉王は迎えに行くよう命じられたので皇太子ではないのかと困惑します。
梁皇帝は南楚が友好を示すとは福なのか災いとなるのか分からず頭を悩ませます。野心を恐れると雲南を長く空けすぎたようだと気付き二人とも帰すわけにはいかないので穆青を残し郡主を戻すことにします。
蕭景睿や夏冬は穆霓凰が雲南に戻るので見送りに行くと南楚の陵王が現れます。挑発された穆青が刀を抜いて突き付けたので穆霓凰は止めると、蕭景睿はいきなり琅琊達人榜に名を連ねる岳秀澤を師に持つ宇文念という娘に勝負を挑まれます。
まだまだ未熟だった宇文念は負けを認めると「岳秀澤が約束を果たしに参上すると卓鼎風に伝えてくれ」と言い何やら名残惜しそうな表情を見せ去っていきます。
そもそも蕭景睿の宴に宮羽は呼ばれていたから謝玉と顔を合わせたらヤバいのでは?
20話・誕生日の宴
蕭景睿の誕生日に招かれた蒙摯や夏冬、宮羽たちは寧国侯府を訪れます。
宮羽は時間があるから母親を紹介すると言われ自分はただの妓生だからと遠慮しようとしたが大丈夫だと説得され蒞陽長公主に挨拶します。
梅長蘇が到着し宴が始まると太監殺し事案を調査する夏冬と卓鼎風の腕比べがいきなり勃発します。互いに検討を称え合い終わると宮羽が琴を奏でお祝いすると長公主が涙をこぼすなか謝玉は素晴らしいがお祝いの席だから楽しい曲にするよう告げます。
南楚の陵王、宇文念、岳秀澤が突然に乗り込んできて岳秀澤が卓鼎風に勝負を申し込みます。無断で寧国侯府に乗り込んでくるとはどうゆうつもりだと謝玉が激怒する中、江湖の掟にはかなっているから挑戦を拒んでは天泉剣の名が廃ると夏冬は訴えます。
卓鼎風が追い詰められ逃げられなくなると謝玉は夏冬に卓鼎風の剣筋を悟らせたくないために止めようとします。
卓鼎風は大丈夫だと謝玉に目で訴えると手合わせ中にわざと自分の腕の筋を断ち事なきを得るが夏冬と蒙摯は瞬時に技を止めたなと見抜きます。
改めて宴が開かれようとしたが宇文念がいきなり蕭景睿に歩み寄るとは「お兄様、一緒に南楚に戻ってください」と願います。
蕭景睿は困惑していると自分が晟王の子だと知らされ驚き、本当なのかと追及すると長公主は認めたので膝から崩れます。
宮羽は何で父親が謝玉に殺されたのか分かったと口にし、いわくつきの子を殺すよう命じられたのに卓家の子だけしか殺さなかったと言います。父は仕損じたから殺されたんだと訴えると謝玉は剣を抜き強弩隊を集結させます。
何も知らなかった卓家は激怒する中、飛流が強弩隊の弦をすべて切っていました。それだけでなく兵を率いる誉王が外で待機しており・・・
それにしても謝玉のご都合主義の言葉は聞いてられん。
それにこれだけ多くの重臣たちを前にしてどうやって切り抜けるのか、最低にもほどがあるし誰も忠誠を誓わないでしょ
21話・瀬戸際の攻防
宮羽の父は謝玉の命で赤子を殺すと、赤子を間違えた疑いがあるならもう一人の赤子も殺せと命じられました。もう殺せないと思い逃げたが謝玉の部下に殺されてしまい結果卓家の赤子が犠牲となり殺されると察知していた蒞陽長公主が守っていたので蕭景睿は助かるかたちとなりました。
また蒞陽長公主が事を荒げなかったので両家の息子になれば卓家の力を得ることになるので謝玉は蕭景睿を生かすことにしたのです。
皇太子を守るのは大義だと開き直る謝玉は巡防営を動員し卓一家と宮羽を殺すように命じます。蒙摯や南楚の宇文念たちは卓家に加勢し夏冬は懸鏡司ののろしを打ち上げます。
外で待機していた誉王は中へと乗り込もうとするが巡防営と対峙するかたちとなるがそこに言豫津の父親で皇后の兄・言闕が現れたので謝玉は仕方なく向かいます。
互いに剣を抜き一触即発となると蒞陽長公主が蕭景睿を守るために己の首に短剣を押し当て謝玉を制止し誉王たちを中に入れます。
謝玉の言い分がよく分からん、皇太子を守るのは大義はまだ理解できるけども赤子を殺すのと何の関係があるんだ。梅長蘇の策略もちょっと危うかったよね。
誉王や懸鏡司は外で足止めされていたし蒞陽長公主が動かなかったら始末されていたのでは?
22話・ひとつの決着
莅陽長公主は誉王は政敵であって仇敵ではないのだから謝家の名誉を守るためにも自害するよう謝玉に告げます。
いずれ私も後を追うと短剣を渡すが謝玉は最後までまだ分からないと自害を拒否します。
誉王は謝玉の件を梁皇帝に報告するが卓家は利用されていただけであり莅陽長公主は悪事について知らなかったので罪は免じてほしいと願います。
莅陽長公主は卓青遥の子を出産した娘が難産で亡くなってしまい泣き崩れます。報告を受けた梅長蘇は今回の計画は蕭景睿を深く傷付けると胸を痛めていたが令嬢まで亡くなってしまい動揺します。
懸鏡司の首尊・夏江は帰京すると朝政や党争に関与しないのが鉄則であり陛下の命だけに従い結果を御前で報告すればよいだけだと夏冬を叱責し禁足とします。
陛下に拝謁し謝玉が悪事を犯した事と罪が発覚したことは別問題と説くと調査を命じられ謝玉がいる牢へと向かいます。
あれだけ党争に関与するなと忠告したはずと訴えると、あの約束を果たしてくれと言われます。
謝玉の死罪は当然なのに五日たっても刑が確定せぬことに焦る誉王が訪ねてきます。梅長蘇は皇太子が即位すれば再起できるので何かと訴えて耐え忍ぶ気なのだろうと察し卓鼎風が謝玉に命じられて殺した者のリストに目を通します。
卓青遥に嫁いだ謝玉の娘は都合よく消されてしまい何かかわいそうなキャラでしたね