作品情報キャスト
アラン・ユーとチェン・ユーチーが共演した中国ラブ史劇。
雍帝の寵妃だった母親を殺され昭王に引き取られた景辞は仇の娘としてさらわれてきた赤子の命を救い風眠晩と名付けました。
共に育ち主従関係で両想いだったが風眠晩を守るために彼女を記憶喪失にさせ彼女の双子の妹である原清離と身分を入れ替える。原清離として本当の家に戻った風眠晩は婚約から逃げだし得意の武芸を活かし捕吏・原沁河として活躍を始めると景知晩と名乗る景辞が現われ2人は違う身分で再会する。二人は共に協力して大きな事件に立ち向かう・・
ネタバレあらすじ/両世歓
第19話・口封じ
左言希の容疑も晴れたので趙岩は長楽公主と一緒に靳大徳と薛夫人を都に護送します。
趙岩に原夫人が捜しているから一緒に帰ろうと誘われた原沁河(風眠晩)だったが愛する景知晩(景辞)が沁河にいるため残ることにしました。
振られたばかりであるが想いを伝えると「諦めたらどうだ、こちらは拒むだけだ」と景知晩に言われてしまい、慕北湮に「記憶がないのだから縁談を破談にして」と酔い潰れてしまいます。
慕北湮に介抱される彼女を気にしながら景知晩は都に戻る左言希を訪ね解毒剤を受け取ります。
亳王の奏上で慕北湮が賀王の棺を都へ運ぶことになり原沁河は見送ろうとしたが酔い潰れて遅刻してしまいました。
護送中の靳大徳と薛夫人が毒蛇によって死亡し趙岩たちは何者かに口を封じられたのだと疑います。そんな中、川辺で5人の遺体が発見され原沁河と景知晩は県令とともに向かいます。
第20話・統領の正体
身元不明の5人の遺体も小指が切断されており原沁河(風眠晩)は何の繋がりがあるのだと混乱します。
主人と4人の従者だと予想する景知晩(景辞)は地方に派遣された役人だと思い県令に数ヶ月の官報を調べてもらいます。亳王が来る前に水利部の郎中・何弘が派遣されている事に目がとまり、遺体があったのは沁河の川岸へ通じる道だったので何者かが殺害して水利部の郎中に成り済ましたのではないかと疑います。
亳王が来てから郎中が行方不明になったのは顔見知りでバレると思ったからではないかと思います。
替え玉の何弘が中流に計画外の分水路を作って水を他に流していたと報告を受けた景知晩は現場を確認しに行くと水路が穎水に向かっていると気付きます。
穎水には匡国兵が駐屯しており反乱を起こす気でいるなら都に近い沁河に簡単に兵を運べることになります。
原沁河は水路の地図を景知晩の部屋で発見し抜け駆けして1人で捜査しているのだと疑います。駆け付けると刺客の襲撃に遭っており景知晩に援護すると姜探の面を剥がし「やはり食事処の女将だったか、逃げれたのは左言希が関わっているからか」と言い放ちます。
刺客は退却し原沁河は捕まえようとするが毒針に刺されていたので気を失ってしまいます。急を要するため景知晩は左言希から授っていた毒薬を彼女に飲ませ助けます。
彼女に万が一のことがあったらと考える景知晩は自分が間違っていたことに気付き今を大切にするべきだと思います。
戻ってきた小悪(鷹)が鳳尾草を咥えていたので刺客のアジトのものではないかと景知晩は思います。沁河には廃墟となった杜園にしかないので踏み込むと組織の統領に逃げられてしまうが・・・統領の鄴王は長年の苦労を景辞に潰されるとはと悔しがっていました。
第21話・都へ
景知晩(景辞)が正直になってくれた事で互いの愛を確かめ合うことができた原沁河(風眠晩)は記憶をなくす前の自分を知りたいと思うようになります。
聞かれても言葉を濁す景知晩は「病は治らないが今を大切にしたいからそばにいる」と誓うが彼女を救うために解毒剤を与えていた事で都へ戻る事にします。
心配をかけさせたくないので病のことは伏せ急用が出来たから戻ったと伝えるよう命じ馬車に乗り込みます。
急用の割には荷物1つなく知夏たちもいないので嫌な予感を抱く原沁河は自分たちも都に帰ろうと小鹿に告げるが沁河に原夫人がやってきました。
案じてずっと捜していたと知り謝罪する原沁河は記憶がないので人から過去を聞いても自分とは思えないと胸の内を話します。
「以前の原清離とは違うが間違いなく私の娘よ」
母親が言うなら間違いないと思い景知晩に嫁ぎたいと話すと原夫人は動揺しながらも雍帝に慕北湮との破断をお願いすると言いました。
これからは記憶がない原清離の身分に戻ると思うと寂しい気持ちになるが役所にお別れをして原夫人と一緒に馬車で都に向かいます。
端侯府に到着した景辞の治療をする左言希は雍帝に呼ばれ謁見すると「河東紀王が先帝への忠義を口実に戦を仕掛けてくるので飛廉衛を動かし重臣の身を守れ」と命じられます。
都に戻り原清離となった風眠晩はさっそく男たちが訪ねてくるので拒否するよう侍女に命じると景辞が陛下と景妃の子だと小鹿から知らされ驚きます。
すぐに会いに行くと門前払いを食らったので知夏の仕業だろうと疑います。
その頃、風眠晩を李源に嫁がせ紀国と距離を縮めた昭王は雍国とも友好関係を結ぶため景辞が好きな娘の王則笙を行かせます。
第22話・すれ違い
重臣の保護を雍帝から命じられていた左言希だが刺客の中に姜探がいたため足を洗うよう説得している間に将軍の陸賜安が殺害されてしまいます。
衛兵に犯人と勘違いされて捕らわれる失態までおかしてしまい雍帝の怒りを買って杖刑のあと蟄居を命じられます。杖刑で背中に傷を追ったと知る景辞と慕北湮は心配して訪ねるが左言希は自分が悪いのだと言います。
景辞は組織のアジトに踏み込んだときに刺客が落とした令牌を手にしており二人に見せると「鄴府と同じ紅桐製で出来ているが度胸のない鄴王ではないだろう」と慕北湮は言います。
端侯府に原清離(風眠晩)が訪ねてきたので景辞は内心喜ぶが何者かがずっと尾行していること、そして組織の黒幕がはっきりしていないので迷惑かけないために冷たい態度をとって帰らせます。
原夫人は沁河で愛を誓い合っときながら都で冷たい態度を取り始めたと小鹿から知らされ、最初は応援しようとしたがもともと景辞の母親との仲も悪かったため慕北湮との縁談を破談にさせるわけにはいかないと思います。
昭州から王則笙がやってきたので花園が開かれます。招待された原清離は長楽公主と一緒に参加するとはじめて亳王や慶王をお目にするが目を合わせてくれない景辞を気にします。