中国ドラマ「策略ロマンス」作品概要
チャオ・シン&シュー・ジェンシーが初共演、ミステリーラブコメ史劇
自由闊達な才女・秋嫣は婚礼当日に花婿が急死し殉死を求められてしまう。政略結婚を受け入れたのに殉死なんで冗談じゃないと思い真相を解き明かそうとする。
冷徹な検校史・梁翊も調査に加わるが何かと邪魔され・・・
男性に頼らず自由な自立した生き方を求める秋嫣、また冷たい言動とは裏腹に女性を支える勇敢な梁翊。ドラマティックな展開で人間心理を巧みに描き愛憎入り乱れる四角関係も見どころ
中国ドラマ「策略ロマンス~謎解きの鍵は運命の恋~」全話あらすじ一覧
全34話で紹介します。
ネタバレ私感/策略ロマンス
23話・すれちがった運命
元閬が講談師を使って噂を流したために蘇意婉と秋嫣がうり二つだと噂になります。梁翊はあえて皆を宴に招待し、側室だと蘇意婉を紹介します。
招かれた客人が驚くなか元閬は同じ顔の二人が出会うとはすごい偶然だと言います。梁翊は秋嫣に似ているから屋敷に入れたのだと告げると娶るはずだったのは秋珉のはずなのに何で秋嫣なんだと元閬は茶々を入れてきます。
「容姿も趣も妹より上だと気付いたが残念なことに姉妹は逃走する際に命を落とした、しかしそんな時に秋嫣とそっくりな蘇意婉に出会いこれは運命だと思った」
元閬は芝居の一座にいたなら歌を聞かせろと化けの皮を剥がそうとするが師小小から教えを受けていた秋嫣は稽古していたため見事な琴と歌を披露します。
客人たちは納得すると元閬はかつての蘇意婉のなじみの客を連れてきており秋嫣を匿ったという噂を消すためにも招いていいかと聞いてきます。梁翊はそれすらも想定しており蘇意婉を知る者は追い払っていました。やってきたのはかつて秋嫣に助けられた姚蓋であり何で自分を捨てたんだと芝居を打ちます。
元閬は本物なら背中に火傷の跡があるはずだと言い出し梁翊はさすがに怒りだすが秋嫣はさらに梁翊より一歩先を読んでおり本物の火傷を負っていました。梁翊が驚くなかここで潔白を証明しろと訴えると元閬は急用を思い出したと去っていきます。
梁翊と秋嫣は秦暄が訪ねてきたので一瞬躊躇するが秋嫣は他人のフリをし梁翊は蘇意婉だと紹介します。内心、秋嫣だと気付いている秦暄は祝いの酒を飲むが秋嫣は遠回しに二人の縁は浅かったのだと告げます。
秋嫣は秦暄を迎えに来た馬車に秋珉が乗っていることに気付くが声をかけずに見送ります。梁翊は客人全員を見送ったあとに秋嫣を叱責し急いで火傷の治療を行います。
翌日、秦暄がやってきて秋嫣を匿ってくれたのは分かるが側室にする必要はないだろうと責められる梁翊は二人はもう別れたし側室にしたのは好きだからだと告げます。
そして梁翊は秋嫣と共に願いを書いて大きな灯籠を揚げました。
24話・大切なもの
梁翊は秋宜が流刑された甘南への途上で熱病にかかったようだと報告を受け急いで無実を晴らさねばと思います。
父の敵・盧国公の息子・高陽に会いに行き家宝である夜明珠の値を言えと告げるが高家が手柄を立てたと上奏すれば考えてやると言われます。一族の復興に手を貸すことになってしまい再興させるなと父の遺言を破ることになってしまったので墓前で謝罪します。
身を隠したい秋珉は置手紙を残して秋家の女子がいる広済院に戻り、秦暄は秋嫣を裏切り秋珉を傷付けてしまったと己を責めます。
秋嫣は梁府から「大朔奇案録」の手稿を見つけ人生で初めて読んだ本の作者が梁翊だったのかと驚きます。
槿夫人と凧揚げをして楽しんだ秋嫣は梁翊はよく笑う子だったが盧国公が横暴を極めて6年前に父を殺され敵討ちを誓ってから変わったと聞かされます。
梁翊は夜明珠を入手すると腕利きの職人に加工させるよう宋錦に命じ賀永忠に会いに行きます。
秋嫣は「大朔奇案録」の手稿に書かれてなかった終幕を芝居にして槿夫人や梁翊を楽しませます。賀将軍は陛下に謁見して夜明珠を献上すると登仙珠を手にした者に九天玄女が応えると言われているので転生した玄女を探すよう陛下は命じます。
25話・深まる絆
梁翊が玄女が出現する方角を突き止めるために師小小を間者として送りこみます。
秋嫣と梁翊は秋家を再興するため玄女を装った秋玫を皇帝に謁見させようと計画を練ります。台詞は覚えられるものの練習するとオドオドしてしまい他の女子たちも嘘だと見破られたらその場で死罪と予想できるため怖がります。
そんな中、自分がやると秋珉が名乗り出たので秋嫣は小心者には向いていないと反対します。
君主を欺く行為は無理だと皆から反対されるが安全な生活を失いたくないのは分かるが汚名を着せられたままでいいのか、秋家の再興は女子に懸かっているんだと秋嫣は訴えます。
秋嫣は祖母から託された指輪を見せ女であろうと役目を果たそうと説得します。
元閬は梁翊が親の仇を再興してまでも家宝を得たのは皇帝に宝珠を献上したこと自体が計画だと疑い念のため秋家の侍女のピアスを入手します。
秋家の女子たちは秋玫を見送ると秋珉は自分も付き添うと言います。発つ直前に下剤を飲ませていた秋珉はお腹が痛くなった秋玫を介抱するよう宋錦に頼み自分が代わりに行くと告げます。
梁翊は秋珉が馬車から降りて来るのを目にし玄女は生娘なためにバレるのではないかと焦ります。
陛下に謁見する秋珉は自分は秋宜の娘だと告げ船が沈んだ時に「お前は私と同じ日に生まれた、今世で成すべきことを成せ」と声が聞こえ何者かに救出されたのだと話します。
秋珉は「皇帝の長命をかなえるため祥瑞を授ける、そのための開光の儀式をお前に託す」とも言われたと告げると国師は陛下を祝福しすぐに儀式の準備をするべきと言います。
梁翊は秋家に恩赦が施されたと報告を受け安堵しすぐに戻るが秋嫣は青黛のピアスと文で呼び出されており不在でした。
青黛に生きていたんですねと驚かれ、何か言う事はないかと元閬に聞かれる秋嫣は自分は蘇意婉だと名乗り「梁翊と敵対していても君子だと思っていたが卑劣男だったか」と言い放ちます。
梁翊はすぐに元閬の仕業だと察し急を要するので間者だと見抜いていた松蘿に剣を突き付けます。そして劈柴処を率いて突入し元閬をぶん殴って秋嫣を抱きかかえ引き返します。