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「清越坊の女たち」33話~36話ネタバレあらすじ&視聴私感

中国時代劇「清越坊の女たち」

乾隆帝の時代を舞台に伝統織物・緙絲の職人たちにスポットを当てた中国大河ドラマ

幼くして両親を亡くし江南きっての織物名家・任家を頼った沈翠喜は、

技術を受け継くと任雪堂と結婚し織物工房・清越坊を切り盛りしていました。

しかし、任雪堂は名家の令嬢で官妓に身を落とした曽宝琴を愛し続け子供を作ると汚職官僚の不正事件に巻き込まれ行方不明に・・・。

任家を守るため曽宝琴が産んだ秀山を引き取り女主人として汚職官僚と闘う道を選ぶが余命わずかな青年・魏良弓と出会うと・・・

「清越坊の女たち~当家主母~」全40話あらすじ一覧

 

オリジナル全40話(テレビ放送だと35話)で紹介します。

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ネタバレ私感/清越坊の女たち

沈翠喜(ジアン・チンチン)曽宝琴(ヤン・ロン)魏良弓(マオ・ズージュン)任雪堂(シュー・ハイチャオ)林舒芳(ジャン・フイウェン)李昭(ワン・ユー)巧児(リー・インイン)任小蘭(オーヤン・ディーディー)など

 

33話・秘めた想い

林舒芳はいつも優しくしてくれた事に感謝するが出て行くと決めたのだと任如風に告げます。

忙しくしていたのに手伝うどころか商いを学ぼうともしないので失望したんだと言い離縁を迫ります。抜け殻のような日々を送る任如風に沈翠喜は「林舒芳を継がせたのは若旦那だからではなく、清越坊と任家を支えてくれたからだ」と告げます。

「任雪堂が戻ったら何で働きもせず遊びまわるのだ、張颷がいなくても李昭たちに狙われていたんだし誰も恨んでいない、人生は自分のものだ」

叱咤激励を受け止める任如風はそろばんの打ち方から始めます。

 

蘇州織染業組合の発足7周年を記念する会合に招かれた任雪堂は沈翠喜や組合、蘇州の織元が経験したことを文章にしたためてほしいとお願いされます。

沈翠喜は魏良弓と過ごした日々を思い出していると後ろから任雪堂に驚かされます。曽宝琴に逃げ道を残した事に感謝されたので掟や礼儀に拘らないから私たちをわがままにしたがそれが優しさだと分かっていると告げます。

「女の人生には支えになる実子が要るから子を作り育てながら任家を守ってくれ。私は曽宝琴と秀山を連れて遠くで役人になる」

秘めた想いを口にせず涙を流す沈翠喜は離縁しようと告げます。

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任雪堂は魏良弓のことを教えてくれと任如風に頼むと「噂を信じるな、2人は清らかな関係だ」と言われます。

借りがあるために返したいと思っていた任雪堂だが魏良弓の墓参りをする沈翠喜を目にし望むものは違うのだと気付きます。

(辛かった時期に任雪堂は何もしていないもんな、文章にしたためる権利などないでしょうよ。曽宝琴は沈翠喜が離縁すれば自分の地位がぐっと上がるのに彼女は任家に必要だから想ってくれているだけでいいと・・・最初の頃とはうって変わりいい人だ)

 

34話・思うままに生きるため

沈翠喜は任雪堂と曽宝琴を誘い、行方不明の任雪堂を捜しに杭州へ行った時に出会った十娘が営む麺を食べに行きます。

十娘は杭州で結婚したが相手には都に妻子がいて嫁荷が目的だったと知り不義の証拠を集めて牢にぶち込みました。十娘は強い子なんだと笑いながら説明し麺をすする沈翠喜だったが二人が困惑した表情を浮かべていたので二人のために離縁するのではないと告げます。

大奥様や任雪堂に認められたくて生きる人生だったが、ここからは自分のため、思うままに生きたいのだと訴えると任雪堂は離縁状を書くと聞き入れます。

 

沈翠喜は新たな技法と模様を記して曽宝琴に渡し清越坊を託します。いつでも会いに来てと秀山を抱きしめると任雪堂と離縁し任家を離れます。

任雪堂と曽宝琴は心に穴があいたような気分になり任家から離れても家族だと思います。

沈翠喜は任小蘭を連れて錦渓坊を開くために弟子をとることにすると林舒芳が手伝いに来ます。林舒芳が錦渓坊に移れないのは任家と組合が手放さないためであり沈翠喜はそんな事は百も承知であり、忙しいからさっさと帰るよう告げます。

 

任家の長老衆は沈翠喜の技法が広まるのは任家の秘技が広まるのも同然だと思い弟子にするなら任家の者だけにするよう説得しろと任雪堂を責めます。

錦渓坊の開店日に沈翠喜は丁栄の二人の娘を弟子に迎え入れます。

(丁栄はほんと許してもらって良かったですね。まぁ~丁栄の娘というより巧児の娘の存在が大きいでしょうね。そしてまた長老衆たち、私が任家の者だったらもう文句しか言わない長老衆なんてひっぱたきそうよ、笑。)

 

35話・和解

清越坊と錦渓坊を行き来して疲れがたまる林舒芳はいつの間にか寝てしまい慌てるが任如風が帳簿を完璧に終わらせてくれていました。

家の仕事は二人で分担し互いに助け合ってやっていこうと言われ、やっと分かったのかと耳をつねり上げます。

沈翠喜は任小蘭と共に弟子に読み書きを教えていると母親に捨てられた少女が弟子にしてくれとやってきます。沈翠喜は少女に名前がなかったので沈元と名付け快く受け入れます。

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任小蘭は父・任福から借金返済のために売るから嫁に行けと言われ、口答えすると殴られる母親は脅えて助けてくれないので悩みます。

三叔父の息子たちを引き連れ任福が錦渓坊に嫌がらせをするために押し掛けてきたので任小蘭は嫁がないと決めたのは自分だと訴えます。

錦渓坊を破壊しようとしたので見兼ねた沈翠喜は立ち塞がり、不法侵入者は杖刑100回流刑3年の罪だと言い放ちます。

そこに沈氏に指一本触れたら承知しないと任雪堂が現れます。小蘭はもともと借金の形で同族のよしみから証文を交わさなかったが清算をきちんとするために身売り証文に拇印させ撤退させます。

任家当主の名で招請状を出すと手を差し伸べてくれるが沈翠喜は離縁したし任家に迷惑かかると思い気持ちだけ受け入れます。

(まただよ・・・なんでクズ男ばっかり出てくるのかね。自分は働かず妻には暴力、娘を借金返済のために妾にしようとするとは呆れる。林舒芳と任如風はやっと仲直りですね、ってゆうか離縁状を持っているのに掴まないで持っていた時点で任如風が変わるのを信じて待っていたのでしょう)

 

36話・子に罪はないはず

曽宝琴の散歩に同行する如意は川で魚を釣ろうとする際に眉目秀麗な知識人と出会います。

翁は先ほど任家の如意という者に会ったが知っているかと師兄たちに聞くと楽戸を母親にもつ卑しい女で娶る男などいないと言われます。

小蘭は実家を除きに行くと心配していた通り母親が暴力を振るわれていました。自分が稼げれば父親は暴力を振るわなくなるのではと考え緙絲の技法を習得するために真剣に取り組みます。

しかし、父親が雇ったならず者が嫌がらせにやってきたので小蘭は箒を手にします。報告を受けた任雪堂は助けに向かうと沈翠喜が呉巡撫に助けを求めていたことで、ならず者たちが棒打ちの刑に処されていました。

呉巡撫の揮毫を得ていたので、もう錦渓坊は大丈夫だなと思います。

小蘭は実家を訪ねて母親に包丁を研ぐよう促すと、父親に暴力を振るわれ傷だらけの母親が怒りを爆発させ父親の腕を切り落とした話を父親に聞こえるように話します。

妻がいなければ自分の看病なんて誰もしてくれないのだと気付く父親が反省するのでした。

 

大赦により釈放され蘇州に戻った曹文彬は官妓にされた幼娘を探しに行院に侵入します。自分に気付いた娘が機転を利かした事で再会を果たすが曹家代々の名誉と娘の貞節を守る名目で幺娘に刀を渡します。

どんな顔に変わっても大事するから大丈夫だと告げると自分の顔を傷付けろとでも言うのかと幼娘は涙を流します。

(曹文彬、おぬしが道理など語るなよ。おぬしの行いのせいで何で娘が被害に遭わなければならないのだ。小蘭もこんなクズな父親のために頑張るとは・・・。足が悪くて動けないらしいが痛がらせするときだけ必死にやってくるではないか)

最終話までのネタバレ

 

 

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