中国ドラマ/千古の愛、天上の詩
シュー・カイ&チョウ・ドンユィ共演、中国ロマンス史劇
あらすじ
神界、仙界、妖界から成る天界は4人の真神が治めており、
最も若い女神で、未来の混沌主神になる上古は生まれながらに霊力は弱いものの、同じ真神の天啓、炙陽、そして親友の月弥に囲まれ幸せに暮らしていました。
試練が迫る中、摩尊が封印された結界が弱まった事から隠居のように暮らす真神・白玦を呼び戻す。
上故は師匠となった白玦と対立するが徐々に惹かれていくことに・・・そんな中、神界に危機が!!
キャスト/シュー・カイ&チョウ・ドンユィ共演
白玦/清穆/柏玄(シュー・カイ)
天啓/浄淵(リウ・シュエイー)
炙陽(リー・ザーフォン)
古君(ライ・イー)
蕪浣/天后(チャン・ジアニー)
月弥/星月女神(ルオ・チウユン)
暮光/天帝(フー・シンボー)など
ネタバレ私感/千古の愛、天上の詩
46話・魔神
上古は「元啓の父親は北海上君の清穆だと告げる、あなたは父親失格」と白玦に告げ去ります。
清池宮に戻り白玦と会っていた理由を天啓に問い詰めると神界再開のために古帝剣を渡しただけだと言われます。古君は亡くなっているし月弥と炙陽が神界にいるという話も嘘なんでしょうと訴え涙します。
そして誕生時、自分の神識は後池の中にあったから母親だと思ってくれるかと聞くと元啓は母上と涙します。
魔力を完成させ雷劫を得て魔神となった天后・蕪浣は玄一の二の舞にならないよう真神3人を1人ずつ倒せば三界を掌握できると笑みを見せます。
天帝・暮光は霊力が上神の最高域に達せば魔力を隠せると東華上君から知らされ、蕪浣は今に至るまで改めてなかったのだと気付き肩を落とします。白玦や天帝の協力を得て妖族を復活させた森羽は妖后として迎えたいと常沁に想いを伝えます。
難を乗り越えうまくいっている景澗と鳳染が訪ねてくるが霊脈の吸い取られた仙族の死体を発見し鳳族の犠牲者と同じだと鳳染は言います。
羅刹の地で戦を起こすのが目的ではないかと常沁は疑うと景澗は天宮に急いで戻り天帝に報告します。
蕪浣から家族の宴に誘われるが景澗は羅刹の地が心配だからと戻ります。天帝は景陽と景昭が気付きながらも見て見ぬふりをするので今回も庇うなら天帝失格だと言い白玦のもとに蕪浣を連れて行こうとします。
神界が再開し上古が君臨したら下っ端になってしまうと蕪浣に魔気を放たれ倒れます。
天啓が月弥に化けた蕪浣に殺されると天候が悪化し上古は胸騒ぎを覚えます。魔気を察知した白玦は魔神は玄一並だと思うが蕪浣の唆された景昭に毒を飲まされてしまいます。
47話・正邪決戦
仙族と妖族は羅刹の地で対峙していると現れた鳳女に攻撃を受けます。
上古は三界を統べる天后の身で魔に落ちるとは失望したと蕪浣に訴えると6万年前に劫で死なず期待外れだと言われます。
意味が解らなかったが羅刹の地の戦はお前の仕業だろうと訴えると太蒼槍を投げ捨てられたので白玦に何があったんだと動揺します。
鳳女から羅刹の地を離れよと訴えられる景澗は魔神は母親だったのかと気付き、己を犠牲にして鳳女を倒します。
上古と対決する蕪浣は不敵な笑みを浮かべるが殺したはずの白玦と天啓が現れたので驚きます。炙陽がいない3人なら何とかなると思い戦うも白玦は清穆を出現させ、上古、天啓、白玦、清穆の4人に敗北します。
上古はあれが清穆かと思うが戦いが終わると白玦の体内に吸収されます。上古は火鳳に気付き鳳染のもとに駆け付けると景澗を抱き抱え涙していました。
天宮に蕪浣を連行し尋問を始めると上古は月弥が殺され天啓がある者にされたことを初めて知ります。白玦は上古は鳳焔と梧夕を逃がし長老に返した鳳焔の元神も偽物だからお前は鳳皇の代わりなどではないと蕪浣に言い放ちます。
三つ首火龍が仙族妖族の戦は蕪浣が私欲で引き起こしたものだと証言すると上古は青龍台にて処刑すると宣告し監禁します。
白玦が後池の件の過ちを認め真神失格だから神界には戻らない言い、上古はそれでも構わないが記憶を返してくれと訴えると抜き取った覚えはないと言われます。
「上古の名において祖神に誓う、永遠にあなたを愛さない、赤の他人だ、二度と会わない」
48話・神界の再開
上古に叱責された暮光は天帝でいながら悪行を重ねる蕪浣を放置したことを恥じ石龍と化して余の平和を守ることにします。
鳳皇の鳳染は公明正大ゆえ天帝に最もふさわしいと思い三界を守るよう託します。罪を重ねたことを反省する景陽も「選べるなら父上の息子と景澗の兄だけでありたい」と蕪浣に別れを告げ天宮を去ります。
上古は蕪浣を青龍台に呼びつけると万死をもっても償えぬ罪として煉獄行きにも死刑にもしないと告げます。そして神力を奪い鳳族の血統も取り上げ不死身として人間妖族仙族魔族のいずれでもない永遠に輪廻できぬまま病苦にあえぎ孤独を味わい続けろと命じます。
元啓が自分だけの方器を欲しがっていると天啓から聞かされる白玦は会いに行き、冷たい態度を取っていたのは蕪浣に息子だと知られないためだったと説明します。
父子でしばらく楽しいひと時を過ごし、半世分の修為で完成させた桃の木の法器・剣を贈ります。
「混沌の力を持っているからいずれは主神を継ぐことになる、自分の力で歩め」と告げると後ろ髪惹かれる想いで去ります。
元啓を連れる上古と天啓は4つの神器で神界を再開させ乾坤台に向かいます。すると炙陽ふくむ絶命しなかったものたちが神界を守っており待っててくれたのだと気付きます。
49話/最終話・上古の祈り
上古の夢に入り込んで別れを告げた白玦は混沌の劫に身を投じてこの世を去ります。
父上からもらった腕輪が割れてしまったと元啓に言われる上古はいつの間に父上と呼ぶようになっていたのかと思うが腕輪を手に取ると失われていた記憶が蘇ります。
天下の衆生を守るために白玦に別れを告げ主神になって混沌の劫に身を投じた事を思い出すと、力が瞬時に高まる腕輪をくれた柏玄、婚礼を挙げた清穆、本源の力と尊厳の全てを返した古君、すべてが繋がり分かったような感覚になります。
そして父上はどこにいるのか元啓に聞くと旅に出ると告げ別れた事、そして「愛する人たちのために死ぬのは幸せなこと」と言っていた事を知らされ涙します。
天啓は上古は6万年前に死んだが白玦が数万年を費やして残魂を集めると柏玄として育てあげ北海で消えたのだと告げます。上古は清穆は混沌の力のために白玦が生んだ分身であり、白玦は再来した混沌の劫で自分の身代わりとして自らを犠牲にしたのねと確認を取ります。
「それが白玦の愛だ、上古が悲しまないように苦しみながら騙し続けたんだ」
~3年後、炙陽と天啓は手に負えない元啓の師に天界の東華はどうかと考えるがまだ神に昇格していないので悩みます。
三界は白玦の死後、火神の座が空白になり毎日大雪で降りやむことはありませんでした。乾坤台で新たな誕生を待つしかないと元啓に告げ淵嶺湿地で白玦の復活を願い続ける上古のもとに連れて行きます。
炙陽は悲しんでばかりでは白玦の6万年の計画が台無し、鳳染が梧桐林で宴を催すから行ってみたらどうだと上古に勧め、東華が神になったら弟子入りし力を付けて母親を迎えに行けと元啓に告げます。
上古は梧桐林で鳳染と再会すると兵解の術を使って生き返った話は聞いたことがなかったが景澗の神識を体内に秘める少年を目撃したので景澗は戻ってきたと告げます。
月華殿で月弥が埋めた酒を紅日が見つけると天啓は遺言を思い出すが月弥に借りが多すぎて返しきれないので炙陽のもとに酒を運ぶよう指示します。
上古は紅日から「3年前に白玦の命で原体が育ったら渡せと指示されていた」と塔を渡されると古君だと気付きます。紅日が復活を信じていたので上古は混沌台で祖神に自分の命を差し出すから白玦を返してくれと願います。
~500年後、東華に弟子入りするから見送ってくれと元啓に言われる上古だが白玦の復活を願い座り続けているので怠けたらダメだと告げ行くよう命じます。
三界に振り続ける雪がやむと混沌台に火神が誕生します。その姿は白玦であり天啓と炙陽が驚くなか上古は駆け寄り抱き合います。
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