中国ドラマ/千古の愛、天上の詩
シュー・カイ&チョウ・ドンユィ共演、中国ロマンス史劇
神界、仙界、妖界から成る天界は4人の真神が治めており、
最も若い女神で、未来の混沌主神になる上古は生まれながらに霊力は弱いものの、同じ真神の天啓、炙陽、そして親友の月弥に囲まれ幸せに暮らしていました。
試練が迫る中、摩尊が封印された結界が弱まった事から隠居のように暮らす真神・白玦を呼び戻す。
上故は師匠となった白玦と対立するが徐々に惹かれていくことに・・・そんな中、神界に危機が!!
ネタバレ私感/千古の愛、天上の詩
34話・三界の3つの宝
後池は柏玄を救うために必要な3つの宝のうちの1つ、鎮魂塔を手に入れるために人間界へ行きます。
羅刹の地での戦から帝北城を守ったことで早めに返すことを条件に地下宮の守り人である碧璽から授かります。
後池の行動を察した鳳染は妖界の聚妖幡を、清穆は天后が保有する聚霊珠を獲得するためそれぞれ向かいます。
鳳染は妖界に侵入すると常沁と森羽がすれ違った縁について会話していました。二人がその場からいなくなったのを目にすると簡単に結界を破り聚妖幡を手にするが天啓が裏で手を回してくれていた事を知ります。
後池は鳳染から聚妖幡を渡されるが清穆が天宮に向かったと知り連れ戻しに向かいます。侵入する清穆は太蒼槍を使って聚霊珠を入手するが天后に見付かってしまいます。
後池は天宮に到着するや否や大層なお出迎えを受けたので蹴散らして清穆のもとに向かいます。日月戟を差し出せと訴えられていたので三つ首火龍に奪いに行かせたくせに在処を天后が知らないのかと訴えます。
「天后でありながら両族の対立をあおり清池宮も陥れるとは何を企んでいるんだ」
後池は攻撃すると命を守るために天后はおもわず日月戟を使ってしまい、後池は天宮に渡った事が明らかになっただろうと天帝に訴えます。
天帝は策を巡らし他者を陥れたのは天道に背く行為だと責め百年の九幽行を命じました。
後池は鎮魂塔を持ち出したことを天帝に責められるが自分の修為を差し出し地下宮の封印を補強し人間界を百年で浄化すると訴えます。なにゆえすぐに返さないのかと聞かれ天劫で霊識を失った旧友を救うためだと告げると天帝は認めます。
九幽行を命じられた蕪浣は後池が押さえ込む前に人間界に邪気を放てと景陽に命じます。人間界は大混乱に陥ると訴えられるがたたきのめしておかないと清池宮がのさばる日が来ると告げます。
35話・放たれた邪気
聚妖幡が鳳染に盗まれたと妖皇から叱責される森羽は奪還するために急いで同行します。
鳳染は景澗の軍営を訪ね楽しんでいると妖皇が軍を率いてやってきます。景澗は妖族の宝を持ち去ったのだから当然だが守るから大丈夫だと言います。
両族が対峙するなか鳳染は人助けのために聚妖幡を借りただけだと訴えます。そこに邪気を浄化した途端に戦をするつもりかと古君が駆け付けます。
柏玄を救うために妖神が貸してくれたんだと知る古君は悪いようにはしないから帰るよう告げると清池宮の顔を立てて妖皇は撤退します。
後池と清穆は地下宮に行くと邪気が漏れだしていたので後池は鎮魂塔を持ち出した己を責めるが清穆は想定内だったため蕪浣の企みだと言います。
清穆に邪気の浄化を託し後池は結界を張って封印を試みるが清穆が邪気を体内に取り込んだので驚きます。邪気を地下宮に戻すから天宮に行くよう言われた後池は従います。
そのころ、天宮では妖皇が兵を率いて攻撃してきたと上奏を受け天帝は上神を欺けば罪は重いと忠告すると、「後池から指示された鳳染が聚妖幡を盗んで景澗の軍営に潜伏していたために奪還するため攻めてきた」と景陽は言います。
景澗が動揺するなか冷静な古君は妖神が貸したことを知らずに妖皇が攻めてきたのだと事情を話すと紫涵が現れ聚妖幡は後池に貸したものだと妖神の伝言を告げます。
古君は帰ろうとすると人間界の地下宮から邪気が漏れていると訴えがあります。後池を罰するべきと天兵が口をそろえて言い出したので清池宮のことに口を出すな、決着した鎮魂塔の件を蒸し返すとは天界がどうなろうと構わないのかと古君は叱咤します。
そこに駆け付けた後池は上神の位を捨て百年間、神隠山に入り邪気を清めることで償うと告げると天帝は聞き入れます。
後池は三つの宝を持ち帰り百年後に会いましょうと柏玄に話しかけると清穆は心の中でずっと寝ててくれと願います。
36話・婚礼
後池に背中を押された鳳染は景澗に会いに行き想いを告白すると付き合うには乗り越えない事が多々あるので景澗は翌日に答えを出して返事すると言います。
古君から結婚するまで会うことを禁じられた清穆だが、ケガに効く丹薬、太蒼槍の神息で作った霊符、柴犬を届けに後池に会いに行きます。
そして人間界の帝北城に連れて行き後池が助けた少女・白爍の元気な姿を見せます。
天帝は東華上君を呼び、人間界に邪気が漏れたのは後池の犯行がきっかけではあるが鎮魂塔なしでも碧璽の力で数日間は抑え込めるはず、疑念を消すためにも調べてくれと頼みます。
それを見ていた景昭公主は天后が口封じを命じていたのを聞いていたので罪を償うべきだと景陽に訴えます。
人間界で後池と清穆の結婚式が挙げられるが婚礼服を身にまとった浄淵(天啓)もやってきたので、後池は今まで守ってくれたことに感謝しているが自分は上古ではないのだと告げます。
後池は晴れて清穆の妻となるが駆け付けた景昭が何やら景澗に耳打ちしていました。何があったんだと訴えると景澗は碧璽の証言は天后の指示で景陽が天帝に知られないように口封じに向かったと知らされます。
地下宮に駆け付け景陽の攻撃を阻止するが時すでにおそく、景陽を追いかけ償わせようとしていた景澗は「天帝に知られたら母上も兄上も死罪になってしまう」と公主に遮られます。
37話・百年の別れ
景陽の攻撃を受けた碧璽は邪気の浄化を後池と清穆に託し息を引き取ります。鳳染は返事を聞きに景澗に会いに行くが大罪を犯した兄に家族の情もあって告発できないと言われます。
「天宮の皇子で衆生と三界を守るのが務めなのに衆生を守れば家族を失い、家族を守れば衆生を苦しめる、君まで苦しめてしまう」
釣り合わないと言われた鳳染はどんな苦労も共にすると告げていたためにショックを受けその場を去ります。
清穆から景陽の罪を天帝に告げようと言われる後池だが碧璽のために息子を罰することなどしないだろうと思います。
三界を守るためにも邪気の浄化が先決だと告げ婚礼で出来なかった杯を酌み交わします。そして神隠山行きの前夜でもある初夜に清穆と後池は夫婦の契りを交わします。
百年経ったら迎えに来てねと告げ後池は神隠山に入ると6万年前の神印なのに強い神力が残っていたので驚きます。
庵を発見し向かうと柏玄が住んでいた庵だと気付くが突如、浄淵がやってくると自分のために作ってくれたのだと知ります。
天帝は邪気が漏れたのは調査が必要だがおそらく景陽の仕業だと東華上君から報告を受け驚きます。また羅刹の地の戦のあと天宮による妖族虐殺の噂が流れたが事実であり魔によるものだと聞かされます。
天帝が景澗を梧桐林に行かせたと報告を受けた天后は秘密を隠しているので息子に知られたくないと鳳女に告げ、神識を添えた令羽を渡し丹鳳長老に手わすよう命じます。