灼灼風流~宮中に咲く愛の華~
ジン・ティエン&ウィリアム・フォン共演、官職を目指すヒロインと深い傷を負った王が陰謀に巻き込まれながらも困難に立ち向かう中国時代劇
全40話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
江南一の富豪である慕家の七女・慕灼華は父親が18人目の側室を迎え入れる日を狙い侍女・郭巨力を連れて抜け出し科挙を受けるために定京に行く。
医術の才能を生かし生計を立て科挙に向けて準備していると偶然にも虎と恐れられる南宸定王の劉衍と出会う。
彼はかつて3万人の軍を率いて国のために戦い女子の科挙受験を実現させた張本人であったが裏切りによって多くの仲間を失い深い傷を負っていた。
全40話で紹介します。
ネタバレ感想|灼灼風流
15話|昨夜の記憶
定王・劉衍は耶沐憬の口の利けない護衛がかぎ爪状の器具を身に着けていたと慕灼華に言われ、執剣に追わせたが戻りが遅いから逃げられただろうと告げます。
狩りが終わり宴に誘われた劉衍は耶沐憬と飲み比べをしてフラフラとなり心配して待っていた慕灼華に抱き留められます。
介抱され屋敷まで送り届けられると慕灼華は執剣に託し逃げるように足早に帰ります。口づけを交わしたことで慕灼華は心が躍り寝付けませんでした。
翌朝、劉衍は耶沐憬の護衛を逃がしてしまったが奴の技は南宸槍法と似ていると執剣から報告を受け飛鷹小隊に捜索させるよう命じます。
慕灼華の態度が普段と違うことに気付き昨晩迷惑でもかけたかと聞くと慕灼華は覚えていないのだと肩を落とし、ただの寝不足だと告げます。
柔嘉公主・劉皎はやたら長い髪で顔を隠す者を目にし怪我をしていたので済善堂へ連れて行きます。
耶沐憬の護衛・薛笑棠は自分の姿絵がかけられていたので逃げるように出て行き、劉皎は薛将軍に似ているような感じを受けたが生きているわけないと流します。
耶沐憬は両国友好関係のためにも柔嘉公主を妻に迎えたいと南宸皇帝に告げます。劉衍は公主を妻にする事が和睦に必要なのかと訴えると、協議が必要だから急いで結論を出す必要もないだろうと陛下は言います。
耶沐憬は公主の男にふさわしいとアピールするために弓術を披露するが劉皎を慕う沈驚鴻が目隠しをして的に的中させる神業を見せます。
だけど、薛将軍は生きてますからね。
公主はロン毛になっているとはいえ顔を見ても気付かないのかね・・・
16話|心を隠して
劉衍と慕灼華は耶沐憬の弱みを握ると妓楼で楽しむ耶沐憬に会いに行きます。
淵羅の毒を食らって何で生きているのかと聞かれ、名医はたくさんいるから解毒は容易い、失望しただろうと告げます。
真相を全て話せばこの先10年は侵攻せぬと提案すると恐れると思っているのかと聞かれます。慕灼華は定王の体調は万全であり1皇子・劉琛は北涼への敵意が強いから恐れているはずと告げます。
劉衍は北涼の王室内で異変が起きているから帰国を焦っているだろうと告げると耶沐憬は取引に応じるが私に情報を流したのは薛笑棠だと言います。
劉衍と慕灼華は北涼との衝突を回避することに成功するが拒馬河の戦いで国を裏切ったのが薛笑棠だと聞き衝撃を受けます。
慕灼華は南宸の内政を混乱させる魂胆だと見抜き、劉衍も秘密を暴露して南宸を動揺させる気だと言います。
驃騎将軍で人望も厚かった薛笑棠は袁成明を脅して進軍図を手に入れ蒼梧軍を全滅させたのだろうと劉衍は悲しみます。
そんな劉衍を慕灼華は励ますが見つめられると胸が騒いで戸惑いを隠せずにいました。
耶沐憬は世継ぎを奪われないために急いで帰国し南宸に留まることになった耶沐憬の妹・耶沐蓁は神業を見せた沈驚鴻に一目惚れしていました。
沈驚鴻は正五品に昇格して戸部郎中に任じられ、慕灼華は礼部主事に任じられ笑みがこぼれます。
江南がイナゴの大群に襲われ1皇子・劉琛は救災に行くと名乗り出ると陛下から慕灼華と沈驚鴻を同行させると言われます。
慕灼華は江南に行くことになると家族と出くわすのでは?
17話|一路 江南へ
江南の地で蝗害が発生し第一皇子・劉琛は救災のために江南へ向かい、慕灼華や沈驚鴻も同行します。
倉庫なのに穀物がすっからかん、更に皇子が来たのに救済の対応に追われ疲弊しているという理由で県令すら姿を見せません。
故郷である慕灼華は県令が荘という者なら疲弊という話は信用できないと訴えると県丞は明らかに動揺していました。また官吏たちが恰幅がよく飢えているように見えないと指摘すると1皇子は皆を集めるよう県丞に命じます。
柔嘉公主・劉皎が普段から慈善活動していたこともあり済善堂の備蓄で急場をしのぐ事にすると沈驚鴻は1皇子がわずかに用意した食糧を済善堂へ運びます。
慕灼華は有力者が食糧の大部分を独占しているようだと1皇子に話すころ、定王・劉衍は行方が分からない薛笑棠は劉皎を追って江南へ行ったはずと思い出発します。
劉衍が薛笑棠を捜していると報告を受けた皇太后は劉衍より先に見つけだして禍根を断てと命じます。
被害の大きい淮州の永定県の済善堂には民たちが押し寄せ、劉皎は全員分あるから大丈夫だと告げお粥にして配ります。劉皎は前に傷の手当てをした男がまた様子を伺っていたのでやはり薛笑棠ではないかと思い彼の後を追うが見失ってしまいます。
沈驚鴻は薛将軍の名を口にしていたので驚くと劉皎は見間違いではないと確信し生きてたんだと思うが何で逃げるのだと困惑します。
慕灼華はどうやって食糧を調達すればいいのかと悩み劉衍だったらどうするだろうかと考えます。頭を押さえればいいのだと気付くと民たちを集め、朝廷の救済米では足りなかったが幸いにも淮州の商人が寄付を申し出たので危機的状況を乗り切れそうだと告げます。
寄付の内容を公開すると民たちはこれっぽっちしか出さない富豪のもとへ押し寄せ怒りをぶつけます。
慕灼華は実家である慕家を訪ねると蔵を開けて食糧を放出するよう告げます。先人をきって名誉を守り続けるか他の商人と同様に軽蔑され信用を失うか選んだらいいと下がります。
慕家当主・慕栄は誰かに似ているなと口にすると、実の娘にも気付かないのかと夫人は呆れます。
慕灼華がうまくやったようだと感心する劉衍は被災民に紛れていたら捕まえるのは至難の業だと思い「薛将軍そこにいたか」と鎌をかけ逃げ出した者を追います。
今では慕灼華が一番偉くなっていますね
18話|追い詰められて
蝗害の被害が落ち着いてきたので慕灼華は一息つき、救災に奔走した劉皎は民から感謝されます。我が道を追求してきた慕灼華も今後は民のために道を切り開こうと決意します。
荘文峰は流産した上に母の看病もできない慕玐に暴力を振るっていると慕琦が戻ったようだと報告を受けます。
慕灼華は妹・慕玐に声をかけられると自分の代わりに県令に嫁いだことを知るが差し出されたお茶を飲むと気を失ってしまいます。
慕灼華は意識が戻ると荘文峰がいたので驚くが機転を利かせ、やっとあなたに会えたと従順なフリをします。本当に逃げたかったら戻ってこない、連れ去られたんだと訴え逃げたと思われるだろうから定京で生きるしかないと思ったのだと告げます。
誰に連れ去られたんだと訴えられ恐らく荘文峰に嫁ぎたかった慕玐ではないかと思うと告げ騙した妹に仕返しをします。
窓を開けると執剣がいるのに気付き、荘文峰が救済米紛失に関与しているはずと疑い証拠を探します。企てがバレて執剣と共に逃走すると危機に陥るが劉衍に助けられ駆け寄って抱き着きます。
1皇子・劉琛は救済米を盗んでいた荘文峰を捕らえると慕灼華は陛下がじきじきに任命した六品の官吏だと分かっているのかと言い放ちます。
慕灼華は劉衍が倒れたので部屋を借りたいと慕家を訪ねます。「慕琦、自由に好きな部屋を使いないさい」と夫人が口にした事で慕灼華に頭を下げていた当主の慕栄は耳を疑います。
慕灼華の看病で目を覚ます劉衍は慕灼華の母親は掌院を務めた傅聖傅の一人娘で名前は傅音だと教えます。母・雲妃が自分を産む時に難産で亡くなり治療に関わった者が罪に問われてしまい傅聖傅が自害したあと家族が巻き込まれたのだと伝えます。
雲妃の死を利用して口封じした黒幕は5年前の件の黒幕と同じだと告げます。
しかも慕琦が帰ってきたと報告を受けたときも県令に嫁いだはずだと口にしていたし間違いだらけじゃないかww
よくあんなんで当主が務まりますね、お奥様が賢いのかもしれない