華の出陣~麗将・阿麦の仇討~
チャン・ティエンアイ主演、男装の女将軍が家族を皆殺しにされた真相を追う愛と復讐の中国時代劇!
全36話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
美しい娘に成長した阿麦は男装して周囲を欺いて暮し父を亡き者にした義兄・陳起を捜すうちに定南侯・商維の子・易之と出会い刺客に襲われていたところを救う。
死を悟る商維は亡き前皇太子が実父であること、また皇帝・斉景に命を狙われているから急いで盛都を離れるよう易之に命じる。
皇位継承者・ 商易之との出会い、 敵将・常鈺青との攻防、仇である義兄・陳起との決着、死闘の果てに見たものとは?
ネタバレ感想|華の出陣
15話|
青豫連合軍の主将・商易之は北漠の侵攻を阻むために出陣するころ、石達春は商易之に帰還せよとの詔をもってやってきた特使をもてなし、いつ戻るか分からないから豫洲で気長に待つよう告げます。
部屋を出るが予想通り抜け出して陛下に伝えよと命じていたので妨害します。
商易之は進軍中の北漠軍が20里離れた場所で野営しているので予定通り野狼溝で足どりを乱すと告げます。敵の騎兵に対してはどのような策をとるのかと聞かれ阿麦が考えた策を伝えます。
阿麦はいざとなった時は背中を合わせながら戦う小隊を作ろうと王七と張二蛋に話すと、共に戦い共に生きて戻るんだと唐紹義に言われます。
常鈺青は野狼溝を通るのは危険だから考えを改めるよう進言するが平坦な地で伏兵など配せないだろうと陳起に言われます。
自然の要塞で東西の幅が狭く南北には高低差もあるので騎兵隊を先鋒に配するならば北側の高台から峡谷に下ることになり馬の歩みが乱れると訴えるが淮南軍ならともかく烏合の衆である青豫連合軍だから恐れる必要はないと受け入れられません。
このままでは南夏に負けるだろうと呆れる常鈺青は崔衍を連れて豫洲へ向かいます。
北漠軍の先鋒隊は野狼溝に南夏軍がいたと報告を受けるが元帥が烏合の衆だと言っていたので報告は不要だと偵察隊に告げ前進します。
石達春は常鈺青が豫洲に攻め込んできたので敵に殺されたことにするために特使を殺害します。投降しろと訴えてきたので1人たりとも民の命を奪わぬのなら喜んで裏切り者の汚名を着ると告げます。
誓ってくれたので開門しろと指示し常鈺青が率いる北漠軍を入城させます。
野狼溝にて北漠軍を迎撃していた青豫連合軍だったが阿麦は陳起の姿を捕らえると突進していきます。
商易之は包囲する合図を送ろうとすると阿麦が先頭きって突進しているのを目にします。
阿麦は「麦」の名札を投げつけると敵軍の旗に弓を放ちます。陳起は突き刺さった矢の先端にある「麦」の名札を目にし動揺するなか味方の背中を借りて高くジャンプする阿麦は弓を構えます。
商易之は軍令に背いた罰で射れと徐静に訴えられるが策を考えたのが阿麦であるため様子を見ると告げます。阿麦が足を射られたのを目にする商易之は兵権を徐静に預け出陣すると唐紹義は北漠軍の活路を断つために出陣します。
激しく動揺していた陳起は劣勢に立たされている事もあって全軍撤退を命じ、阿麦を介抱する商易之はすぐに軍医を呼ぶよう命じます。
商易之は豫洲が落ちたと知り石達春が民を守るために投降したと察するが豫洲兵の心を掴むためにもしばらく裏切り者となってもらい、南夏の兵ならば石達春の謀反と関係ないから任を解くこともない、共に戦おうと告げます。
青州と豫州の区別をなくし、我々家族は鎮北軍と改名すると告げます。
陳起が報告を受けて豫洲へ向かうと告げていたから作戦通りなのかな、だとしたら北漠の計画通りということになる。
だけど商易之も団結と信頼を得られたからオッケーですね
16話|
商易之は青州と豫州の区別をなくして連合軍の名称を鎮北軍と改名し烏蘭山の軍営に戻ります。
両親の仇を討つために突進して足を射られてしまった阿麦は戦いぶりが伝わって美貌の閻魔との噂がたっていることを知ります。
常鈺青は烏蘭山に入るのを阻止できなかったのかと陳起が将軍たちを責めていたので鼻で笑い、伏兵がいるのを予想すらできなかったのなら予測できずとも仕方ないだろうと告げます。
阿麦の噂を耳にした秀児は豫洲を離れると置手紙を残すが城門から出られずに困惑すると馬車でやってきた石達春の夫人から出してあげるから乗るよう言われ感謝します。
阿麦は歩兵第7営・第8班の幕営に戻り王七たちと再会を喜びます。杖を作った唐紹義がお見舞いに来てくれるが様子を見にやってきた商易之は二人の距離が近いので動揺します。
烏蘭山にやってきた秀児は阿麦の世話の許可を商易之から得ると急いで向かいます。
阿麦は女性だと見抜かれていると察していたが口を割らぬなら兵籍を取り消し斬首に処すと徐静から忠告されたので陳起は不俱戴天の敵なんだと告げます。
南夏で陳起に恨みを持つ者は一人しかいないと訴えられ認めると自分の勝手な行動で仲間の命が犠牲になったので今後は繰り返さないと誓います。
南夏では独断で鎮北軍と改称し新しい国を興すつもりだという意見と何の証拠もない言いがかりだという意見がぶつかります。林宰相は淮南軍が兵士を送れないなか北漠軍に対抗できるのは鎮北軍だけだと訴えます。
軍功を認めずに投獄すれば何をしでかすか分からないので北漠軍を撤退させたあとで恩賞と引き換えに兵権を奪えばいい、また兵の士気を下げないためにも定南侯府の包囲を解くべきだと進言し受け入れられます。
17話|
阿麦は夜番を命じられ商易之の幕舎にやってくるが、気兼ねなく湯浴みをでき快適に睡眠をとれる場所を提供するための彼の気遣いだと知り感謝します。
北漠軍の先鋒隊を指揮する常鈺青は烏蘭山へ到着し山谷への入り口を見つけると見張りがいるかを配下に探らせます。
商易之は阿麦と楽しく語り合っていると北漠兵を目撃し戻ります。徐静が不機嫌そうに待ち構えていたので、また先生を怒らせたのかと穆白を叱責します。
自分が戻るのがもう少し遅かったら首がとんていたぞと言い放つが、深夜の無断外出は重罪だと阿麦に対して不機嫌だったことを知ります。
商易之は北漠兵を見たと徐静に告げ将校を召集するよう穆白に命じると、陳起に関する場合は特にだが阿麦を軍の機密から遠ざけるべきだと徐静に言われます。
陳起の部下である周志忍は老練で臆病かつ慎重だが戦上手で策士でもある常鈺青がいるので警戒せねばなりません。
誰にも気付かれずに接近できたのでおそらく常鈺青の部隊だと推測し防御に有利な天然の要塞を探します。
隠れてこっそり軍会議を耳にしていた阿麦は出兵する第7営に紛れると今回の相手は常鈺青だと知ります。彼なら騎兵を連れており正面から戦えば勝ち目はないと思い馬が走れない密林に誘導すべきだと進言します。
商易之は第7営を守るよう唐紹義が率いる部隊に命じる頃、阿麦は常鈺青に奇襲をかけてから4班に分かれて退き誘導します。
作戦通りうまくいったと安堵するのも束の間、阿麦は全滅を知らせる花火が3カ所から上がったのを目にし愕然とします。
時が来たら必ず仇は討つからと皆を説得し無駄死を阻止しようとするが北漠兵に追われます。
阿麦は仲間たちを逃がすために橋を渡らせ戦うが、最後に渡ろうとするとボロい橋であるために足場が抜け落下してします。王七は仕方なく橋を切り落として先へ進み、現場を見に行く常鈺青は仲間の劉三の裏切りに遭い橋から落とされます。
商易之ってちょっと詰めが甘い、これまでの阿麦の行動から絶対に盗み聞きして勝手な行動を取ると予想できたよね