楚喬伝/作品概要
チャオ・リーイン主演・女スパイと身分を超えた2人の公子との劇的な愛の物語
見所&キャスト
平穏な時が流れているかのような魏国だが覇権を巡る権力闘争が渦巻いていた。
諜紙天眼(諜報機関)を率いる宇文玥は貴族の子息たちによる残酷なゲームから生き残った記憶喪失の娘・小六に武芸の才を感じ星児と名を与えて厳しい訓練を課していく。
彼女は、自分を楚喬と呼ぶ女の淡い記憶を頼りに自身の出自を求めながら宇文玥から与えられる過酷な任務を遂行していく。楚喬は宇文玥と彼の親友・燕洵との間で揺れ動く思いを抱えながら国を揺るがす大乱へ身を投じていく。
楚喬/星児/荊小六(チャオ・リーイン)宇文玥(ケニー・リン)燕洵(ショーン・ドウ)元淳/淳公主(リー・チン)蕭策(ダン・ルン)元嵩/裕王(ニウ・ジュンフェン)月七(シン・ジャオリン)宇文壊(ワン・ヤンリン)など
ネタバレ感想/楚喬伝
1話・女戦士
中国、西魏の時代、
女奴婢の荊小六はどこかへ移送される檻の中で目覚めます。彼女は記憶を失っており「お前の名前は今日から荊小六だ」という断片的な記憶から名乗っているが「楚喬」と呼ぶ声がいつも頭に鳴り響いていました。
隣に座る少女がどこへ行くんだろうと怖がっていたので自分がいるから大丈夫だと告げるが行きついた先に衣を着せられ人間狩りだと察知します。
燕北の世子・燕洵は西魏の13皇子・裕王(元嵩)や宇文一族分家の庶孫・宇文懐たちと共に馬を走らせると街の女性たちから黄色い声援が飛び交います。
宇文懐に誘われて宴席に付く一同だが女奴婢と狼が放たれ奴婢が切る衣の背中には自分たちの名前が描かれていました。
多く残った方が勝ちだと言われるが燕洵は燕北の狼刀が斬るのは卑劣な奸臣と国境を侵す敵のみだと言い放ち、親友の元嵩も残忍すぎると軽蔑します。
女奴婢が宇文懐たちの矢と狼に襲われるなか燕洵と元嵩は奴婢を守るために狼を仕留めて行きます。
都では宇文家の若当主・宇文玥が襲われるが最初から見抜いていたため色仕掛けしてきた女刺客を返り討ちにします。
そして宇文懐が人間狩りをしていると知り急いで馬を走らせます。
狩場では荊小六が絶望的な状況で生きるために凄まじい戦闘力を見せ、燕洵は彼女を気に入り目撃した武勇月も天性の戦士だと思い宇文懐が放った矢を打ち落とし去ります。
狩場で唯一生き残った荊小六は宇文府に連れていかれ薪部屋に放り入れられると宇文玥の書童で中等の奴婢になっていた五兄(臨惜)が食事を持って駆け込んできました。
朱執事が自分が死にたくなるような扱いをしろと命じているのを耳にした五兄は汁湘姉さんに荊小六が酷いけがをしていると相談します。
(燕洵は宇文懐たちと馬を走らせて楽しんでいたから仲間かと思ったけどあの中では13皇子だけかな?なんか奇妙な関係だが形的には人質として魏西にいるようね、そして宇文玥と親友みたいだ。宇文府では本家と分家が敵対しているから宇文玥が氷の君主と噂されているが残忍な奴は宇文懐ねであり宇文玥に刺客を送ったやつも宇文懐なのでしょう。楚喬が本当の名前だと思うから五兄や小八や汁湘は兄弟であってもおそらく血縁関係はないのではないかな?と予想)
2話・謀りの宴
荊小六は宇文昊と戦い倒すものの海に沈んでいく悪夢を見て目を覚まします。これで記憶を失ったのではと考えていると姉の汁湘と妹・小八が薬をもってやってきました。
勝手に薬を手に入れ治療していたことで宗女将から叩かれている二人を目にしパチンコを利用し撃退します。
2人から宇文府は武門で奴婢の命なんて何とも思っていないから二度としては駄目だと忠告され、ようやく一家が揃うから協力して生きて行こうと言われます。
宇文玥は燕北の世子・燕洵の誕生祝いをすることを決め王侯貴族たちを招待し、働くことになった荊小六は不備や粗末があれば命を取ると執事に脅されます。
13皇子・元嵩の妹・元淳公主は燕洵に好意があるので自分が執り行おうと思っていたが宇文玥に先越され盛り上がるはずないと不貞腐れます。
そのころ、密書が届いたことで宇文玥は車椅子に乗る祖父・宇文灼を連れて行くと女刺客が使った毒は西域のものだと分かり先日使いを出していたのでやはり宇文懐の仕業かと思います。
青山院を滅ぼし忠臣を排除するために諜紙天眼が奴の狙いだろうと宇文玥は告げます。
燕洵の宴が行われると荊小六は到着した元淳公主の踏み台にさせられます。
そんな中、宇文懐は宇文玥の毒殺を企て公主の酒で燕洵の宴の場で怪しまれないからと酒に毒を仕込むよう執事に伝えます。
宇文懐の話を耳にしていた荊小六は誰を殺害するのかと思い様子を伺っていると汁湘が運ぼうとする酒に毒を入れているのを目にします。
汁湘が殺人の罪を着せられると動揺するが酒をにする宇文玥はやたら勧められたので警戒し酒は遠慮すると言います。
しかし酔っ払う宇文懐が美女が運んできた酒を飲まないなら奴婢を打ち首にするぞと言い出したため人の命を何だと思っているのかと頭に来た荊小六はパチンコで杯を弾き飛ばします。
姉の命を弄ぶなと言い放つと殺されそうになるが燕洵が宴の席なんだから殺生は止めてくれと助けてくれます。
目を覚ます荊小六は五兄が付き添ってくれていたので宇文懐が仕込んだのは西域の広寒散という毒で寒疾を患う人に効きそれ以外には効かないと告げます。
いつ知ったのか覚えていないが楚喬と呼ばれる夢を見るので自分には他の名前があるのではと聞くと外で産ませた子だと聞いていると言われます。
宇文玥から信頼を得る五兄は宇文懐の間者である錦燭から取り寄せた算木を宇文灼に渡してほしいと頼まれます。
宇文懐を怒らせ以上このままでは殺されると逃がされる荊小六は残ってても兄妹たちに迷惑かけると思い必ず助けに来るから生きてと告げます。
しかし、夜中に馬車を見かけると「宇文灼も臨惜もうまくいった」と話しているのが耳に届き五兄に何か遭ったのだと気付き引き返すと五兄が宇文玥から処刑されるのを目にします。
(荊家の兄妹たちはみんな仲が良いですね。荊小六が幼いころに母親を追いかけているときは楚喬と呼ばれていたし、ん~まだ分からないな。そもそも両親が誰なのかも分からない。燕洵は人質だけど母親と魏帝は幼馴染で父親と魏帝は義兄弟だからうまくいってるのね)
全58話あらすじ一覧を最終回まで
1話~2話
1話2話(ページ内にジャンプします)
女奴婢の荊小六(楚喬)は人間狩りから唯一生き残り宇文府で働かされる。宇文府で燕北の世子・燕洵の誕生祝いの宴が行われるが宇文懐が何者かを毒殺するようだと察知する。姉の汁湘が酒を運ばされていたので濡れ衣を着せられると警戒しパチンコを使って杯を弾き飛ばす
3話~14話
3話4話5話6話
毒殺した罪を着せられた五兄、宇文席の屋敷に行かされた汁湘姉さんが亡き者にされてしまう。荊小六は宇文煜が夜伽役を捜すと知り青山院に行けば宇文懐から妹たちを守り復讐できると思います。見事に勝利するとなぜか訓練を受け・・・
7話8話9話10話
寒疾患う宇文玥は養生していると部屋に毒蛇が放たれ宇文懐の企てにより暗殺組織の刺客が青山院を襲います。星児は毒蛇から宇文玥を守るが毒蛇を放ったのが兄の仇を討ちたい妹だと知り証拠がないことを訴え錦燭が雪玉狗を運び込んだことを暴く。そして頭脳戦に持ち込み錦燭が寝返ったように宇文懐を騙し・・・
11話12話13話14話
宗の遺体が発見されるのも時間の問題だと悟った星児は妹を連れて脱出を図るが予定外のことが起こり青山院に戻る。すべてを把握する宇文玥に助けられ指間刃という珍しい武器を贈られる。裳着の儀式に参加していた踊り子が怪しいと疑う星児は尾行すると諜紙天眼の本部まで足を踏み入れてしまい・・・
15話~26話
15話16話17話18話
燕世城の配下・仲羽は武器商人・左宝倉の店へ向かうと燕北に謀反の罪を着せようとする梁の間諜と戦います。梁の間諜を尾行していた星児は宇文玥に助けられるが店の地下に閉じ込められる。寒疾の病で宇文玥が深い眠りに入るなか星児は祝由術によって自分の名前は楚喬で母親は洛河だと知る。木珠には危険な時は燕北の烏先生を訪ねてと書かれており・・・
19話20話21話22話
生きていた宇文灼の話を盗み聞きした星児は自分はただの駒なのかとショックを受け宇文席を殺害し宇文玥に罪を着せる。また梁の公主と手を組んだ宇文懐は燕北に謀反の濡れ衣を着せ魏皇帝を動かす。星児と燕洵は投獄され・・・
23話24話25話26話
皇室の刑場・九幽台に引き出された燕洵は一族の首を目にしそこで初めて母を除く一族全員が皇帝に誅殺されたのだと把握する。矢を受けながらも立ち上がる燕洵に宇文玥は聖旨を受けよと促すが首実検は自分が見届けると白笙がやってきます。赦免する旨の聖旨が届き牢に戻される燕洵は母親も自死してしまい復讐を誓う
27話~38話
27話28話29話30話
宇文懐から尋問を受ける星児を助けるために宇文玥は仮死状態にして騙すが陛下に呼ばれ急いで戻ると既に無縁墓地に運ばれていました。仲羽に助けられていた星児は鶯歌苑に軟禁される燕洵に同行し、解放予定の3年後に燕北へ帰る日を夢見つつ力を蓄えるべく水面下で着々と準備を進めます。
31話32話33話34話
狩りの夜宴で趙西風と魏舒游から命を狙われる燕洵だが前もって備えており趙西風を殺して姉の仇を討ち魏舒游に罪を着せて処刑させる。皇陵での盗掘の捜査を命じられた宇文玥は魏光の大罪を暴くがこのままでは一族が滅びるので魏舒燁が陛下に謁見し魏光を告発するしかないと告げる
35話36話37話38話
梁の太子・蕭策に嫁がされると知った元淳公主は魏皇帝に謁見し結婚相手は燕洵と決めていると訴えます。公主を嫁ぐことになった燕洵は長安脱出の策戦を練り直し蕭玉と手を組むが蕭玉と政敵相手である蕭策から長安城外の防備図を渡され謀反の旗を掲げさせ皇帝との死闘に追い込んで漁夫の利を得るつもりかと言います。
39話~50話
39話40話41話42話
婚礼の日、3年間耐え忍んでいた燕洵は謀反を起こし城外に脱出するが楚喬は秀麗軍が見捨てられたと知り単身で戻り宇文懐を討つ。元淳公主は燕洵を追っていたが兵に変装して部隊に潜んでいた元嵩が腕を斬り落とされるのを目にし駆け付ける。燕洵は二人を送り返せと命じるが・・・
43話44話45話46話
逆恨みする淳公主は楚喬を殺すために魏舒燁を唆す。田の屋敷に潜入した楚喬は宇文玥と再会するが書生・梁少卿を救出するものの刺客の毒鍼を受けてしまう。魏舒燁に狙われた楚喬は蕭策に助けられ、蕭策から連絡を受けた宇文玥は・・・
47話48話49話50話
宇文玥は往生営で毒消しを手に入れ蒙楓を配下にする。宇文玥から想いを告げられる楚喬だが燕洵に過ちを重ねさせたくないと思い燕北に向かう。秀麗軍と合流して紅川城に向かうが燕洵の復讐の邪魔になると考える程鳶によって拒絶される。燕洵は故郷を捨てて長安まで破竹の勢いで進撃するが・・・
51話~最終話(58話)
51話52話53話54話
元淳公主と魏舒燁の大軍から猛攻撃を受ける楚喬はついに倒れるが宇文玥救い戻ってきた燕洵に引き渡す。勝手に虎符を盗んで禁軍を動かした元淳は毒酒を賜るが魏貴妃が身代わりに飲んだことで蟄居処分となる。宇文玥は燕北王として美林関へ向かう元嵩に同行すると元淳は皇位の行方に野心を持つ
55話56話57話58話(最終話)
魏皇帝を狙った罪を毒朱を賜る元淳だが土壇場で魏舒燁に救われ逃がされる。楚喬はついに烏道涯と会い洛河と自分の関係を聞き出す。和議の準備中だったのに襄王が燕北に進軍したので元嵩は止めに入る。そんな中、燕洵は楚喬を餌にして宇文玥を誘き出し命を狙う