作品概要/キャスト
チャオ・リーイン主演・女スパイと身分を超えた2人の公子との劇的な愛の物語
諜紙天眼を率いる宇文玥は貴族の子息たちによる人狩りから生き残った記憶喪失の娘・小六に武芸の才を感じ星児と名を与えて厳しい訓練を課していく。彼女は、自分を楚喬と呼ぶ女の記憶を頼りに自身の出自を求めながら宇文玥から与えられる過酷な任務を遂行していく。楚喬は宇文玥と彼の親友・燕洵との間で揺れ動く思いを抱えながら国を揺るがす大乱へ身を投じていく。
楚喬/星児/荊小六(チャオ・リーイン)宇文玥(ケニー・リン)燕洵(ショーン・ドウ)元淳/淳公主(リー・チン)蕭策(ダン・ルン)元嵩/裕王(ニウ・ジュンフェン)月七(シン・ジャオリン)宇文壊(ワン・ヤンリン)など
全58話で紹介
ネタバレ感想/楚喬伝
47話・往生営での激闘
梁の太子・蕭策から往生営という暗殺組織があると聞いた宇文玥は楚喬(星児)を預けることにするが手を出すなと念を押します。
賢陽の水運の主・詹子瑜が往生営と何かしら関りがあると知り月七に捜索を命じると往生営の刺客を捕らえてきます。
刺客は定期的に解毒剤を飲まなければ死に至る毒を飲まされているため、解毒を与え離散した家族を捜してやると約束すると営主に会うから尾行してくれと言われます。
梁の公主・蕭玉は捕らえている夏虫という往生営の元刺客から洛河の娘の情報が欲しければ往生営の秘録を見れば分かると告げられます。
当時、営主は洛河を官府に捕縛させ夏虫は暗殺を命じられたが目から温もりと慈愛を感じ殺せませんでした。身を守れるように寒氷訣の一部を伝授され娘を罠から救ってくれと頼まれたのです。
往生営では3年に一度の涅槃殺が行われており蕭玉たちは蒼茫の学徒に紛れ込み秘録を捜します。また営主を尾行する宇文玥たちは解毒剤を手に入れるために襲撃をかけて斬りこみます。
営主や往生営の刺客は梁の間諜が潜入していると気付き、それぞれの勢力が一斉に激しく戦い始めます。
宇文玥は楚喬に毒を放った蒙楓を捕らえ毒消しをやるから隠し部屋に案内すよう要求し営主を始末するが偽物だと気付きます。
涅槃殺は終了だと告げて往生営の刺客に毒消しを渡し、得た能力を悪事に使うなと告げ自由の身とさせます。
48話・報われぬ思い
秘録を捜す蕭玉は仕掛けを目にし前に会ったことがある仕掛け術に通じた木彫りの鳥の贈り主が往生営に関与しているのだろうかと思います。
宇文玥はお前たちは梁の間諜だなと立ち塞がり剣を交えます。宇文玥の懐から木彫りの小鳥が落ちると蕭玉が気を取られたので肩に剣を突き刺すが逃走を許してしまいます。
宇文玥は蕭策の屋敷へ駆けつけると楚喬は燕洵がいる燕北に発ったと知らされます。
急いで出て行こうとすると楚喬は発つ前であり彼女を姿を目にした宇文玥は思わず抱きしめます。毒消しを与えると楚喬が燕北に行かなければと言うので宇文玥は口づけをしお前が必要なんだと抑えていた胸の内を打ち明けます。
悩む楚喬は宇文玥は自分で気持ちの整理を付けられるから自分の道を行けばいいと蕭策に背中を押されます。
そのころ、秀麗軍は燕北の裏切り者だとして監視のもと北関に護送すると強いられるが賀蕭が一撃をくらわせ撤退させ落ち着き先を探します。
燕北に帰還を果たした燕洵はこのままでは武器と食糧が不足するために解決方法を話し合います。父と共に戦っていた将軍から徹底抗戦を決意し北関の兵を撤退させ東の前線に回せば魏軍を撃退できる可能性が高まると進言されます。
草原八部が増援を拒否する理由にもなるので何の意見にもならないと程鳶が告げると各軍について編成の見直しを勝手にしていた事で口論となります。
深い孤独と失望をかみしめていた燕洵は魏の皇子・元斉率いる20万の魏軍が美林関に到着したと報告を受け迎え撃つと立ち上がります。
地図を広げる宇文玥は燕洵の狙いを察知して長安に向かい襄王に文で知らせると元淳公主が虎符を盗んで失踪したと返事があります。
49話・決戦の時
楚喬は賀蕭たち秀麗軍と再会するともはや紅川城に居場所はないと言われます。
魏の大軍が燕北を目指し軍を指揮する燕洵が迎撃のために出発したいま、1人では力不足であるため力を貸してほしいお願いします。
しかし、死守するために紅川城に戻ると城門は閉ざされ民が締め出されていました。城門を開けるよう要求するが燕洵の復讐の邪魔になると考える程鳶によって拒絶され攻撃を受けます。
あれは楚喬だから攻撃を止めろと風眠たちが訴えたことで開門されるが楚喬を殺す気だと気付く風眠は罠だから戻れと叫びます。
楚喬たちは風眠が殺されたのを目に退くが魏軍が迫ると程鳶たちは撤退したので入城します。
燕洵は美林関の守備軍は数千人で魏舒燁の大軍は赤源渡を超え紅川城へ向かっていると報告を受けると紅川城を餌に長安を攻めると告げます。
紅川が落ちれば北朔や藍城どころか燕北全土が危険だと言われるが魏が手に入るなら燕北などに用はないと言い放ちます。
この苦境に草原八部からの協力はなく父は民を愛したが燕家の祖廟に訪れる者もいない、故郷などないのだと告げます。
紅川城に入城した秀麗軍は楚喬の指揮のもと迫り来る魏軍を迎え撃つ態勢を整え、燕洵は大軍を率いて長安を目指します。
楚喬は輸送部隊に襲撃をかけて全滅させると元斉が手にする旗に矢を放ちます。そして火攻めを行うと秀麗軍と共に城から出て行き速攻で元斉の首を刎ね撃退させるが多くの犠牲者を出し跪きます。
50話・紅川城防衛
宇文玥は襄王の軍勢に合流すると燕洵は美林関を突破したと報せが入り往生営を率いて元淳公主を都へ引きずって来いと命じられます。
その前に都が落ちてしまうと告げると殺せと言われるが魏皇帝が元嵩を派遣したから何とかなるはずと告げます。
元嵩は無知な元淳の尻馬になんで乗ったのだと魏舒燁を責めます。今から戻って詫びを入れるしかないと元淳に告げるが紅川を撃破して楚喬を殺したら首ぐらい父上にあげると言われます。
燕洵が攻めてきて長安は無防備なんだと訴えると燕洵が燕北を捨てたのかと激しく動揺するが公主が楚喬を殺してから戻ると言い張ります。
破竹の勢いで進撃する燕洵は楚喬が逃げずに秀麗軍を率いて紅川を防衛中だと報告を受けます。二日以内に紅川城から楚喬を連れ出せと仲羽に伝令を送ります。
楚喬は仲羽がやってきたので紅川がどんなに乱れた状況か知っていたはずだと訴えます。紅川が攻められたことも程鳶が避難民たちを殺したのもすべて知っていたと知り激怒すると燕北に軍人は残っていないのだと言われます。
燕洵が復讐を優先し燕北の民と兵100万人を餌にしたのかと激しく反発し皆が助けてくると信じて戦っていたんだと言い放ちます。
民から裏切り者と罵られる秀麗軍が戻って命がけで戦っているのに見捨てて何をやってるんだと怒りがおさまらない楚喬は紅川防衛に戻ります。
魏軍の猛攻撃を受ける楚喬は落ちるのは時間の問題だとして抜け穴から民を逃がします。
燕洵は楚喬が紅川の者と生死を共にするつもりだと報告を受けます。
「今からでも遅くない。紅川で待っている」と楚喬の伝言を受け撤兵を命じが到着した程鳶から長安は目の前、今逃せば好機は二度と訪れないと跪かれます。
失った城は奪い返し離散した軍は再建すればいいが唯一の存在は死んだら戻らないと全軍撤兵を命じます。