双燕秘抄(そうえんひしょう) 乱世を舞う二羽の絆
「尚食」「瓔珞」「コウラン伝」などの制作陣がジャン・ナン&ワン・ユーウェン共演に姉妹の絆と成長を描いたシスターフッド時代劇
こちらの作品は「U-NEXT」で視聴し、
見所キャスト、全37話あらすじ一覧、最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
実生活でも大の仲良し、ジャン・ナン&ワン・ユーウェン共演
実の姉妹のように絆を深め合う2人が数々の試練や予期せぬ災難、つらい恋を経て成長してゆく!!
白文泰は宰相夫人の誕生日を祝うために家族と共に呉宰相の屋敷を訪ねます。こっそり屋敷に入り込んでいた茉喜は実の姉のように慕う文泰の娘・鳳瑶が政略結婚の駒として利用されると知り驚く。
物音を立ててしまい屋敷の中を逃げ回ると背後から黒ずくめの覆面の男が現れ・・・
ネタバレ感想|双燕秘抄
23話・鉄鋼を守るため
罄州を掌握する陳文徳は潜伏する万嘉桂を捕らえるために飲み水を断とうと企てたが北朔軍の兵士たちが毒で倒れたと連絡を受けます。
命に別状はないが900名の兵士が倒れたと知り万嘉桂が井戸に毒を入れたのだと気付くと、万嘉桂は襲撃をかけ北西から脱出に成功していました。
寒い小屋に閉じ込められていた茉喜は鳳瑶の体調が悪化しているので大きな声で助けを呼び、衣類や食糧を運ばせ医師を呼ばせます。
万嘉桂は茉喜と鳳瑶が捕らわれたと知るが妻だとバレているようなので自分への牽制のために生かされるはずと思います。
陳文徳は尭州の蕭刺史から要求通り鍛造工程が書かれた秘伝書がとといたので本当に同盟を結びたいようだと思います。尭州、夏州、岫州の刺史が使者を送ってきたので一気に会うために宴を開きます。
なにげなく軍事力を見せつけてから、友軍は打たず敵だけを攻撃するのが鉄則だが友を演じているものは手加減しないと遠回しに脅します。
朝廷と決着をつけるつもりだが兵糧は三州から出すよう要求すると龍襄軍の面目を潰すためにも鳳瑶を娶るべき、そうすれば我らも安心して同盟を組めると言われます。
三州が結託して今すぐ攻められたら殲滅してしまうため、朝廷のため鉄鋼を守るには軍を養わなければならず要求に応えるしかないと思います。
三州は結託するのはいいが、利益になるほうに加担するつもりなだけなのよね。だから要求に応じて安心させてやるしかないのでしょうけど・・・
24話・本当の妻は?
陳文徳は鳳瑶を娶ると言い要求に応じないなら命令するしかないと告げます。
文句を訴えてくる茉喜を連れ出すと話せないが娶るには理由があるのだと言います。何を言おうと万嘉桂の妻だから娶るのだと告げると万嘉桂がそんなに憎いのかと責め立てられます。
鳳瑶への嫉妬心があるから怒るのだろうと告げ強引に口づけすると、鳳瑶に興味ないから安心しろ、好むのはお前のようなじゃじゃ馬だと告げその場を離れます。
鳳瑶は逆賊に嫁いで辱めを受けるぐらいなら死んだ方がマシだと決意すると、察した茉喜は陳文徳には何か考えがあるようだから冷静になって生きなければと説得します。
陳文徳が鳳瑶を娶るために婚礼の準備中だと報告を受ける万嘉桂は何としてでも阻止して鳳瑶と茉喜を救出せねばと思います。
万嘉桂たちは果物売りの商人に扮して向かう頃、鳳瑶は陳文徳を殺す決意をして簪を隠し持ち婚礼に向かいます。
茉喜は婚礼に駆け付けると本当の万嘉桂の妻は私だと訴えます。京州から脱走させたのは私であり漠北から帰ったら娶ると誓ってくれていたが朝廷が戦死を信じ玉佩を見て鳳瑶と勘違いしたのだと説明します。
当時、鳳瑶が宰相家からの縁談を強いられていたから助けるために譲ったが万嘉桂が生きて戻ってきたのだと告げると、2人の関係を知らなかった鳳瑶は涙を流します。
知っていたら万嘉桂の妻になってないと謝罪されるが嫁いだら鳳瑶が自害してしまうので私の夫を奪ったんだと冷たく言い放ちます。
ただ、何も知らなかったのにあんなに冷たくしたら鳳瑶は大丈夫か?
25話・将軍夫人
茉喜は鳳瑶が嫁がされると自害する危険があるために自分が本当の万嘉桂の妻だと陳文徳に訴えます。
鳳瑶と共に死ぬと決意し己に対する好意に賭け、2人の死体か生きている私を娶るかどちらかを選ぶよう訴え自分の首に簪をあてます。
陳文徳は鉄鋼の眠る罄州を狙い同盟を望む一方で朝廷と和議をさせないように鳳瑶を娶らせるよう訴えて来るとは三州の使者たちは恥知らずだと思います。しかし兵糧確保と万嘉桂を誘き出すためには仕方ないと己に言い聞かせ、鳳瑶を介抱し茉喜を娶る事にします。
婚礼を挙げる茉喜は初夜を迎え接近されないように距離を置きます。茉喜が自分の代わりに汚されることに耐えられない鳳瑶は自分のせいだと己を責め自害するが監視の者にすぐに気付かれます。
茉喜は枕の下にハサミを隠していたがバレてしまい初夜に夫を殺す気かと陳文徳に責められます。
それ以上責められることもなく一人で眠り朝を迎えるが将軍夫人の務めはしっかり果たせなければ外出は禁止だと強いられます。
茉喜、嫁ぎ損になってしまうし何のために身代わりになったのかって話よ。未遂に終わったからいいけども。
26話・女性に自由はない
4人の侍女が付き屋敷を管理することになった茉喜は、娶らなかったら恐らく戦になっていたと陳文徳に言われ真相を知らされます。
ただ娶る相手を茉喜の名前に変えたのは本心だと言われ私に本当に惚れているのだと知るが万嘉桂は元気でいるのかと心配します。
茉喜は「一歩遅ければ危ないところだった」と陳文徳の腹心・小武が話しているのを耳にし鳳瑶に何かあったのかと問い詰めます。
元気でいると言われるが先ほど危ないところだったと言っていたので嘘だと言い放ち鳳瑶のもとへ向かうが女には自由はなく誰かの手中にあると言葉を聞いて引き返します。
鳳瑶を万嘉桂のもとへ送ったら一生側にいると訴えると二人を守るのに必死なんだと陳文徳は激怒します。
隗州の使者が将軍府にやってきたので陳文徳は宴を開いて尭州、夏州、岫州の使者も同席させます。呉吟は茉喜を見張るよう命じていたのに陳文徳に嫁がせる羽目になったので鞭で打ち軍を集結させるよう命じます。
明徳侯が5万の兵を送ったと報告を受ける陳文徳は武器の準備をしつつ様子をみることにすると、隗州の使者から茉喜と離縁するか妾にして曹刺史の娘を娶れと進言され困惑します。
尭州、夏州、岫州と同盟を結んでいた陳文徳は隗州からの姻戚関係を要求され、いろいろと面倒になってきましたね。明徳侯も陳文徳に勢力が集まっていくのでそろそろ慌ててもいいころかと・・・