作品情報/キャスト
マオ・シャオフイとカイ・シュエン共演、乱世に生きる双子姉妹の愛憎渦巻く激動のラブ史劇
原家と竇家が皇位の座をめぐって争う時代。原家の当主・原青江は聖人から6人の子供たちが国を守るという予言を聞き子供たちを集めるとその中に頭脳派・花木槿と武術派・花錦繍の双子姉妹がいました。原青江の息子で足が不自由な三番目の公子・原非白に姉妹は惹かれていくと、原非白の双子の兄で身を隠して暗宮を管理する司馬遽は花錦繍に想いを募らせる。天下と皇位をめぐる権力争いに巻き込まれ恋も立場も行き違っていく姉妹の運命は?
全60話で紹介
ネタバレ感想/双花伝
第41話・最後の希望
南国太子・段月容はぶどう酒の取引をするため君莫問を名乗って酒荘を訪問しすべて買い取ると告げるが既に君莫問が買い取ったと言われます。
他の店でも同じことを言われ困惑していると君莫問を名乗る原非白を見つけ偽物だと訴えるがお前もだろうと言われ言葉に詰まります。
明鳳卿は原青江に宗明磊が呼び戻されたと知り精鋭を送って始末するよう命じます。
肱月が砂漠に埋もれるのを阻止したい花木槿と原非白は中原の耕土を運んで砂と混ぜ適応する苗を植えればいいと思うが費用が莫大にかかるので現実的ではありません。
原非白は無憂城にあるとされる「大地の心」を発見できればと告げ二人で探しに行きます。
そのころ、同じ目的で姚碧瑩は無憂城にいました。姚碧瑩を心配して尾行していた原非珏は何で彼女がこの場所を知っているのかと不思議に思います。
原非珏と花木槿は無憂城に到着すると尾行していた段月容がやってきます。姚碧瑩と原非珏は別の場所から花木槿たちの様子を伺うと「大地の心」を解読して手に入れたので驚くが明鳳卿に奪われてしまいます。
原非珏が隙をついて奪うと肱月女皇・阿史那古麗雅原非珏も駆け付け明家と衝突します。明鳳卿は姚碧瑩が大地の心を手にしていたので後で奪えると思い逃走します。
どんな場所でも育つ種(大地の心)を植え、防護林となり永遠に肱月は守られると女皇は喜びます。
大地の心を見つけた石室で祭祀を執り行うと意見が出たので花木槿は石室は無憂城につながり明家の拠点になっているから危険と告げると通路はすべて封じたから安心だと言われます。
第42話・散りゆく花の初心
祭祀を任されることになっていた花木槿は肱月女皇に生生不離の毒に当たっていることを気付かれます。
原家が強情な女子を手懐けるためにつくったもので女皇も飲まされていたのです。肱月を救ってくれたお礼だと解毒薬を贈られた花木槿は原非白に一緒に慣れないなら不要だと思います。
段月容の愛を受け取れないのでせめてもの償いだと解毒剤を飲ませました。
宗明磊が現れ祭祀の日に明鳳卿が動くはずと教えられた花木槿は中原に帰っても肱月のことは内密にするから仇討ちは止めてと告げます。
原非白を害さないか心配なんだろうとトゲのある言い方をされ困惑すると目の前で家族が殺され復讐心の中で生きてきた苦しみが分かるのかと訴えられ言葉を失います。
花木槿は明家がやってくるから危険と女皇に伝えるが予定通り行うというので宗明磊を心配し参加したいと願い出ます。
原非珏はケジメをつけるために過去と決別し姚碧瑩を大事にしようと思います。花木槿は祭壇が出来上がったと伝え姚碧瑩と一緒に見に行こうとしたが子供が「人形そっくりな人」と口にしたことで原非珏はまだ花木槿が好きなんだと思い関係がまたこじれてしまいます。
遠くから見ていた宗明磊は姚碧瑩に中原に帰ろうと誘い毒を計算して盛っていたのはすぐに回復したら明家の道具にされるからだと弁明します。
第43話・罪の償い
花錦繍は匪賊や反乱民が多い西都城外へ毎日出かけて原青江の耳に入れさせ奉徳軍の訓練を見せつけます。
花錦繍が率いる奉徳軍が西都付近の流民と反乱軍を制圧したと報告を受けた原青江は于飛燕が行方不明なこともあり実力を試そうと思います。
明鳳卿の襲撃が予想されるなか肱月で祭祀が始まります。参加しないはずだった姚碧瑩は肱月女皇も母・明鳳卿も命を落としてほしくないので姿を現します。
明家の襲撃が始まると姚碧瑩が明家の密偵だったと知る原非珏は幻滅するが明鳳卿に殺されそうになると身を挺して姚碧瑩に守られます。
自分の娘に短剣を突き刺してしまった明鳳卿は目を離し守らなかった香芹の首をへし折ります。
花木槿は姚碧瑩のもとに駆け付けると「あなたと一緒にいた日々が一番輝いてた。成りすました罪は命を持って償う」」と言われます。姚碧瑩は原非珏の胸に抱かれたまま息を引き取りました。
明鳳卿を殺す目的だった宗明磊は遠くから口元を抑えて涙を流し女皇も悲しみます。花木槿は敵を取るため襲い掛かるが逆に明鳳卿に捕らわれ人質とされます。
明家のほとんどを掌握していた宗明磊は明鳳卿の手下を全員始末します。娘を失った明鳳卿は戦う気力すらなかったが原非白と段月容が見ているのに気付き宗明磊を攻撃してわざと殺されます。
原非白と段月容は花木槿を連れて逃走するが、段月容は強引に花木槿に無憂城の外に逃がされ原非白は宗明磊の矢に射られます。
第44話・壊れた心
原非白が矢に射られるのを目にしていた花木槿は目を覚ますと看病していた宋明磊のことを原非白だと思い込むほど精神を病んでいました。
斉放は侵入して花木槿を助けようとしたが精神が崩壊していたので手刀で眠らせ薬を飲ませます。今は連れて帰れないと思い、いつか必ず救い出すと心に決め去ります。
100人だった奉徳軍を8千人にまで増やす花錦繍は私兵を募り兵士を増やそうとするも3千ほどしか集まらず更に私財をつぎ込むことにします。
宗明磊に矢を射抜かれた原非白は駆け付けた果璽仁によって救われ必死に花木槿を探していました。
回復して精神を病むフリをしていた花木槿は斉放と逃げようとすると包囲されてしまうが原非煙が現れ解放されます。
「原非白の女なのに恥ずかしいと思わないのか、この3年間、自分への愛はないと知りつつ尽くしてきたけどやっぱり無駄だったようね。これからは景官城打破を足場に原非清の世子の座奪取を助け権力を握って。その後に花木槿を娶りたければすればいい」