蒼蘭訣/作品情報
ワン・ホーディー&ユー・シューシン共演の魔王と仙女のロマンスファンタジー時代劇
あらすじ&キャスト
月族の首領・東方青蒼は暴虐の限りを尽くしていたが仙界との死闘の末にその身を封印されます。3万年後、無邪気で純真な仙女の小蘭花は憧れの戦神・長コウを救おうとして東方青蒼の封印を解いてしまう。唇が触れ合ったことで体が入れ替わってしまい心身ともに同期してしまいます。小蘭花の感情や肉体の痛みを感じるようになった東方青蒼は目障りな小蘭花を排除することもできず一緒に暮らすことになるが恋の感情が芽生える
全36話で紹介
ネタバレ鑑賞感想/蒼蘭訣
9話・仙族の系統
小蘭花によって船で流される東方青蒼は彼女が眠っている間に密かに戻り、自分がそばにいなくても守れるよう血液でできた骨蘭の腕輪を送ります。
長珩は海市の頭に会いに行き水雲天の仙女が祟気のために傷を負ったが関与しているのではと訴えると謎の人物が海市に祟気を持ち出し土台を揺るがしたのと言われます。
蝶衣の背中を傷を見せられると業火だったので東方青蒼だと気付くが蘭の精霊を連れていたと聞かされ驚きます。
仙族には乾、坤、震、巽、坎、離、良、兊の8つ系統があり試験に受かった者は元亀が真の姿に応じて職を決めます。
しかし任命式に向かった小蘭花はどの系統にも属さずその真の姿は誰も見た事がなかったために月族の間者だと疑われてしまいます。
雲中君の命令で衛兵に捕らわれそうになると東方青蒼が着けた指輪から業火が吹き出し奴はどこにいるんだと拷問にかけられます。
東方青蒼は長珩と一戦を交えていると容昊が加勢してきたので二人をまとめて相手してやるが小蘭花が危ないと察知します。
「私のもの、だれであろうと傷付けるの者は許さん」
東方青蒼は拷問を受ける小蘭花を救出すると凄まじい霊力を見せて仙族を吹き飛ばします。「行く手を拒めば水雲天を平らげ皆殺しにする」と言い放ち彼女を抱きかかえ去ると雲中君たちは力が抜け座り込みます。
長珩だけが立ち塞がるが小蘭花が袖を掴むので水源を破壊して去り、長珩は悔やみながらも修復しに向かいます。
10話・ホームシック
東方青蒼によって蒼鹽海に連れていかれた小蘭花は月尊がお戻りだと月族がひれ伏したので困惑しながら同じようにひれ伏します。
長珩は水源を守る四水宝珠を直して雲中君に謁見し蒼鹽海へ行かせてほしいと願い出るが勝手に動くなと命じられてしまいます。
東方青蒼は息蘭聖印は同心呪でつながる片方を承影剣で殺せば解けると知ります。承影剣は太古の戦で打ち砕かれ破片となって四方へ散ったが破片の痕跡を追うことは出来ると黒龍の觴闕は言います。
小蘭花は水雲天に帰りたいと訴えると間者扱いされているのだから帰る場所はないから留まって命簿を修繕するよう東方青蒼に言われます。
東方青蒼は弟・巽風から神器の幽玉戒を渡されるが無礼な態度は逆心があるのではと觴闕に言われます。最愛の父を殺して月尊になったので敵意を抱くのは当然、過ちを犯さぬうちは生かしておけば役には立つと告げます。
小蘭花が家を離れ心の傷のせいか霊力を消耗し命簿の修繕どころではないと報告を受け、最も腕の良い大工を呼び司命殿とそっくりに建設させます。
大はしゃぎして喜ぶ彼女の姿を見て安堵するが水雲天ではないことを知ると喜んでいないことを察知しがっかりします。望むものを何でも叶えてやるのになぜそんなに帰りたいのだと責めます。
そして司命殿に留まったのは情があるからではなく同心呪を解くためだと真実を打ち明けます。
今まで親切にしていたのは偽りだったのかと知る小蘭花は悲しみ、東方青蒼は同心呪を封じるために幽玉戒の指輪をはめます。
11話・弱々しい月尊
小蘭花は前と同じように東方青蒼に口づけすると再び体が入れ替わります。口づけを返されるが小蘭花は彼より早く稲光が必要だと気付いていたため元に戻れません。
觴闕に牢に閉じ込めておくよう命じる東方青蒼に成り済ます小蘭花は皆の前に姿を現すとひれ伏すので月尊はめっちゃ偉いのだと感心します。
儀式に出るために準備をしなければと觴闕に言われ、どこへ行っていいか分からないので先導するよう命じます。仙族の間者が捕らわれ差し出してきたので生贄なんかに出来ないと内心慌て、服従すれば命は助けると告げるが唾を吐かれてしまいます。
頭をフル回転し「主を裏切るような者なら切り捨ててた、三界に君臨する月尊が丸裸の勇者を殺したら笑いもんだ、水雲天にかえしてやれ」と命じます。
觴闕はいまの東方青蒼の霊力を知られたら巽風や霊王が謀反をしでかすと警戒します。そんな中、小蘭花になってしまった東方青蒼は牢を抜け出し私の体を乗っ取ったなら稲妻くらい呼べるはずと告げるが三日後に稲妻が発生すると読みそれまで言動を慎めと念を押します。
東方青蒼が命簿を身に着けていたと情報を得た容昊は元神を得て兵の封印を解いていないので何か問題が起きたはずと疑い巽風を唆します。
12話・偽りの姿
東方青蒼の振る舞いを嫌々頑張る小蘭花は自分に成りきる東方青蒼を連れて朝議に出ます。幽王から水雲天の攻略法を進言された小蘭花は草一本残してしないと言われ頭に来て奏状を燃やします。
そして父を殺した大罪を思い出すにつれて良心をとがめ悔やんでいるから残酷な殺生は二度としないと宣言します。
東方青蒼があまりにも小蘭花を寵愛し「三界の平和のために」とおかしなことを言い出すので巽風は疑念を抱きます。
雲中君に見張られている長珩は小蘭花は間者なわけないと思い協力を買ってくれた丹音と入れ替わり蒼鹽海へと向かいます。長珩に成りきる丹音は澧沅仙尊が訪ねてきたのでおもわず父上と呼んでしまうが何とか誤魔化します。
しかしその後にやってきた容昊にはあっさりバレてしまいます。
巽風から腕比べを申し込まれた東方青蒼は激しく動揺するが小蘭花の口の動きを読み觴闕に手合わせしてやれと命じます。うまく切り抜けたと思っていたが今の東方青蒼は何者かが成りすましていると巽風は見抜きます。
東方青蒼と小蘭花は稲妻が発生する場所に向かうと海市の者に襲撃を受けるがそこに長珩が助けに来る。