中国ドラマ「暴風眼」-作品情報
「斛珠夫人」のヤン・ミー&「花不棄」のチャン・ビンビン共演、脚本執筆に9年を費やした国際的犯罪組織に挑む捜査官を描いた全40話サスペンスアクション
双清空港の各所に鋭い視線を走らせる4人の男女、国安局捜査課・安静が率いる捜査官たちの標的はブラスターのコードネームで知られる産業スパイ、追跡を始めると尾行に気付かれたのか挑発とも取れる不可解な動きを見せる。大胆不敵さに安静は悪い予感を抱くとブラスターの乗る車はデパートの地下駐車場へ、現場に急行した捜査官たちは安静の指示のもと身柄を押さえるべく包囲網を張るのだが・・・
全40話で紹介します。
ネタバレ感想/暴風眼
31話・突破口
馬尚は捜査協力してくれた父・馬駿海を車で送っていくが国安に所属している事を黙っていたので気まずい空気が流れます。
付大勇の娘・付夢瑶が誘拐されていることが分かり救出せねばと思う特捜班だが敵の情報や監禁場所も不明であるため難しくありました。
龐一山は入院する林社長に喬西川の連合智造の資料を渡し母体はヘルメスだったと告げます。林社長が鼎華に来る前に苗煥陽が政策の穴を利用したDS鉱石の大量売却の取引をしていた相手だと告げると林社長は投資に裏があるはずだから今すぐ中止するよう言います。
龐一山は何者かが鼎華株を買い集めているので連合智造の本当の狙いはM&Aではないかと言い、鼎華を守るには国営企業との提携しかないと進言します。そして苗煥陽だけではなく自分にも罪があるのでこれから自首することを告げ別れます。
密輸団は港に功績を受領したので安静は税関に時間稼ぎするよう依頼します。付大勇が娘を見送った後に付夢瑶が再び空港に現れたので出国していないことが分かるが彼女を乗せた車は追跡が出来ませんでした。
龐一山が自首しても鼎華内の潜伏者も不明なままなのでリスクを抱えるなか突破口は喬西川と付大勇に話を持ち込んだ者しかないと思います。
退院する林社長は提携を持ち掛けたのがヘルメスだと知れば交渉に乗らなかったと喬西川に訴えるとそこにやってきた安静はわざと株価を暴落させた証拠を得たから捜査の際には協力してくれと訴えます。
32話・人質救出
喬西川は国安に監視されているのに気付き買収計画は勧められないとジェフリーに連絡します。鉱石は届くから問題ないと告げ納得してもらうがジェフリーは喬西川はもう用済みだとバットに連絡します。
馬尚と安静は付夢瑶を誘拐した車が発見されたと知り向かうと犯人は出所したばかりのウーと思われると所轄から言わるが居所はつかめないでいました。
局長と杜猛は情報が多いほど娘を助けられると訴えるが付大勇は情報を漏らせば娘は殺されると言います。もし娘が殺されたら復讐すると言い張るが黒幕にたどり着ける自信でもあるのかと杜猛は訴えると楊迅が一枚嚙んでいると知ります。
馬尚と安静は付夢瑶を誘拐したウーを捕らえるが今までとは違って簡単に突き止めたので引っ掛かります。
杜猛は楊迅を監視するなか彼は横領金を鉱石を出荷した日にすべて返済したことが分かります。局長は逮捕が外部に漏れないよう準備してから捕らえるよう許可を出します。
馬尚はウーのスマホに着信履歴がなくても無線LANに接続すればIPアドレスが記録されるので行動範囲が割り出せると告げます。
すると繁華街にしか記録はなく監禁場所には不向きだったが靴に泥が付着しているのに気付き場所を突き止め保護します。
捕らわれて脅える楊迅は採掘許可証は自分が渡したもの、そして付夢瑶の留学を斡旋したことを認めます。許可証が偽造されたのも彼女が誘拐されたのも知らない、自分も騙されたんだと訴えると喬西川の写真を見せられるが変装した彼の姿と対峙していたために何平という者で顔は違うと告げます。
特捜班は喬西川はヘルメスを介して10年前の事件と繋がるし、10年前に蒸発した徐鶴も出国記録とあうので喬西川が徐鶴の可能性があると思います。また何平になるのは徐鶴になるよりも簡単だと疑うころ、喬西川はバットに襲われていました。
天眼で分析した結果、何平が喬西川だと判明し特捜班は逮捕するため向かいます。
33話・鼎華に侵入する者は?
バットは特捜班が押し寄せてくるのに気付き停電を起して逃走します。安静がエレベーターに閉じ込められるなか階段で向かっていた老六たちが家に突入すると喬西川が浴室で自殺をはかっていました。
杜猛は喬西川の通話記録を復元し安静の父の命を奪った10年前の事件も喬西川が関与していた事が分かります。またパソコンの復元により楊迅と結託し技術窃盗及び鉱石の密輸を計画したと考えられます。
周恋との関係も明らかになり一連の件が繋がるが喬西川は脳に損傷を追い目覚めるか分からない状態でした。
馬尚は国安に所属している事を母親に打ち明け、安静は父親は事故死ではなく殺された事が明らかになったとは母親に告げます。
鼎華を辞職することになった馬尚は苗霏に告げると龐一山が会社を救うために自主、喩浩然がベンチャー企業に転職するなか長安はいったい誰に殺されたのかと聞かれます。
教授の助手に選ばれた程雷はジェフリーに電話すると技術を盗んで高飛びしろと言われ、あんたのせいで余計な雑務が増えたからとにかく邪魔するなと部下に伝えると訴えます。
34話・盗難防止
バットは喬西川が入院する病院に行き点滴に細工し心肺停止だと慌てふためく看護師を目にし出て行きます。
常に監視していた杜猛は小李に尾行するよう命じ、バットが脱ぎ捨てた手袋を指紋検証した結果、付大勇のスマホのものと一致しました。
安静は付大勇のスマホにバットが触ることはありえないので引きずり出すための喬西川の策略だろうと推測します。
安静と馬尚は辞職を決意した苗霏に会いに行き潜伏者を突き止めるためにも考え直してほしいと頼みます。
馬尚は朝議で辞職するので今日でお別れだと挨拶を済ますと苗霏は一連の事件は技術を盗むための者だったので最新技術に触れるものは教授のみとすると決定します。
すると馬尚は辞める前に何であんな提案をしたんだと程雷に責められ急に態度が変わったことに疑いの目を向けます。
程雷は国安かと疑っていた者が辞職したがDS素材の技術獲得に困難が生じたとジェフリーに電話します。
バットが出かけたあと杜猛は部屋に侵入しパスポートなどを写真に撮ると車を引き返したと安静から連絡を受けます。検知できない監視カメラを発見しメモリーをパソコンに移すが戻ってきてしまったのでベランダに隠れます。
そして左下の部屋が空席だと安静から連絡を受け飛び移るものの後頭部を強打してしまい意識を失います。