作品情報/キャスト
グアン・シャオトンとホウ・ミンハオ共演の中国宮廷ロマンスラブ史劇
何不自由なく暮らす班家の長女・班婳は家族が不幸に見舞われる予知夢を見る。武術が得意で正義感強い班婳は悲劇を回避するため行動を起こすと名声高い貴公子・容瑕と出会う。自分にまったくなびかない彼に興味を持つが容瑕は両親の仇を討つために復讐計画を進めていた。班婳は皇帝や高官に対しても物怖じせず発言しライバルであっても冤罪と分かれば無実の証拠を探し出し自身が間違っていた時には潔く謝る強さも持つ。次第に宮廷の覇権争いに巻き込まれていくが運命を切り開いて生きる姿に共感すること間違いなし。
完全版で紹介しています
ネタバレ感想/夢織姫
第29話・
雲慶帝は宮中で容瑕の婚儀を挙げ皇子に封じると決めます。
容瑕が雲慶帝の落胤であるとの噂が都中に広まります。班恒が賭場で捕まったと報告を受けた班婳は容瑕を連れて捜しに行くと賭け事に皇族を持ち出していたので言語道断だと店の者を叱責します。
蒋洛と謝重錦の手先である浮徳楼の襲撃を受けた容瑕は離れにいる班婳を守るよう杜九に命じます。容瑕は敵を引き付け一人で戦うが鞭を手に班婳が駆け付けます。
刺客を退けるが、負傷していた班婳は倒れ昏睡状態に陥ってしまいます。
謝婉瑜は雷嫌いな石飛仙のために一緒に寝ようと枕を持って蒋洛の別邸に向かうが蒋洛が抱こうとしていたのでひっぱたきます。
そして石飛仙に逃げてと告げるが蒋洛と恋仲で言えなかったと謝罪され、恥知らずで嘘つきと言い放ち出て行きます。
蒋洛からの愛情は最初からなく信頼していた石飛仙に裏切られた謝婉瑜は都に未練はないと馬を走らせます。
第30話・
班恒は家出した謝婉瑜を洞穴で匿いびしょ濡れになっていたので班婳のために用意していた婚礼服を貸してあげると美しさに目を奪われます。
班恒に励まされた謝婉瑜は自分の道は自分で切り開くと決心し馬を走らせます。
容瑕は皇太子を訪ねて江湖の者に命を狙われたが犯人の見当はついていると伝え皇帝に就く気はあるかと聞きます。
蒋洛が犯人だと薄々気付いているはずだと訴えるが目を背けるので話はなかったことにと出て行きます。すると手を組もうと謝重錦が訪ねてきて石飛仙が蒋洛のもとにいることを知らされます。
皇太子が実の弟を罰することが出来ないので蒋洛と謝重錦の均衡を保つためには石飛仙の存在が必要と考え居場所を石晋に伝えます。
石晋はすぐに会いに行くが身内に見捨てられ流刑となった石飛仙は軟弱な皇太子についているからこうなるんだと言い石家とは絶縁すると冷たく当たります。
皇太子妃・素月も心配で駆け付けるが妹の冷たい態度に驚きまるで別人だと愕然とします。
屋敷に戻った謝婉瑜は離縁する、受け入れられないなら皇后に掛け合うと言い放つと閉じ込められてしまいます。
第31話・
家族たちの献身的な看病により班婳は意識を取り戻すと班恒に郊外の洞穴に案内されます。
容瑕との婚礼の準備をしていたのだと知る班婳だが髪の毛を発見し誰かが着たあとだと班恒に詰め寄ります。
ついに容瑕の妻に慣れるのだと満足する班婳だが悪夢を見てしまい求婚を拒みます。しかし一生で最も難しいのは心通じ合える人に出会うこと、互いに大切な人だと思っているのに拒む必要があるのかと母親に言われ立ち去ろうとする容瑕を呼び止め求婚を受け入れます。
容瑕は班家を絶対に巻き込むなと命じ調査するが、班婳は容瑕を襲った者は許さないと刺客の正体を調べ始めます。
班婳は謝重錦が率いる浮徳楼の仕業だと予想し偵察するために班恒と深夜に侵入するが石晋と出くわしたので驚きます。
寝室に呼び入れ事情を説明するが容瑕がやってきたので班恒は急いで石晋を隠します。隠した場所が班婳の寝床だったために班淮から厳しく叱責を受ける羽目になってしまいます。
容瑕は二人に何もないのは分かっているが浮徳楼を調べていたのだと分かりこうなったら協力しようと告げます。
第32話・
石飛仙は謝婉瑜が監禁されていると知り姉妹のような仲なので自分のせいで冷遇しないでほしいと蒋洛に願います。
自分はただ蒋洛の側にいられればいいのだと訴え謝婉瑜を利用して寵愛を引き付けます。しかし飲んでいたお茶が浣花草で飲み続ければ一生懐妊できないものだと知り謝重錦の仕業だと恨みます。
班婳と班恒は浮徳楼と関係があると疑う昱真楼に行きお茶の味にいちゃもんを付けて様子を伺うと店の者も客も全員刺客だと気付きます。
容瑕と石晋が軍を率いて突入するが全員が自死したので雇い主のためにここまでするのかと驚きます。
浮徳楼が全滅したと知る蒋洛は驚くが浮徳楼を動かす謝重錦が刺客に遭い重傷だと知らされます。困惑していると石飛仙から皇太子の仕業だと言われ納得します。
謝婉瑜は兄が怪我を負ったと知りお見舞いに向かうと班家の于先生のおかげで命は助かったと知ります。
石飛仙は謝重錦に笑みを浮かべて会いに行き蒋洛を帝位に付けるか道連れに死ぬかどりたの選択をとっても付き合うと言い放ちます。薬を届けにきた謝婉瑜は何しにきたんだと訴え帰らせます。
しかし、早く帰れと謝重錦に言われ、石飛仙がいる屋敷で頭を下げて暮らせというのかと怒ります。
第33話・
一族の命運は親王妃にかかっていると謝重錦に言われた謝婉瑜は憂鬱な気持ちで街を歩いていると班恒に出くわし好物の杏仁の焼き菓子を班家の厨房で焼かせてもらいます。
石飛仙は自分が飲まされていた浣花草のお茶をわざと謝婉瑜に届けさせタイミングを見計らって飲んではいけないと止めます。
自分が懐妊しないために飲むものであり蒋洛に仕えするのみならず子まで産んだら申し訳なくてと訴えます。依然と変わらず姉妹のように思っていると言い好物の杏仁の焼き菓子を置いて帰ります。
そして皇太子が即位した時に子がいなければ辺境に追いやられるらしいと苛立つ蒋洛に拒めばいいだけのことと話します。
五穀豊穣を祝う祭事が皇太子の主催で行われることになり、いつも何もしない蒋洛がやたら準備に張り切るのでまた悪事でも企てているのではと恐れます。
班婳は容瑕の妻として夫婦として参加するが何か蒋洛が仕掛けてくるはずと警戒します。