作品概要/有翡
チャオ・リーインとワン・イーボーが共演し2020年度時代劇ドラマランキング一位を獲得した中国ロマンス時代劇
南北朝時代、四十八寨の当主の娘・周翡は固い守りを破って侵入した軽功の名手・謝允と出会う。下山する父親と離別を悲しみながらも修練を積んだ周翡はついに下山の機会を得ると宿敵である地煞山荘が勢力を伸ばし民を苦しめていた。正義感が強く最強の破雪刀の継承者である周翡は弁が立ち機転が利く謝允や弱者を守り、悪を打倒するため旅をしならが試練に立ち向かう。困難を乗り越えて成長し愛を育んでいく彼らに待ち受ける感動のラストは必見!!
全51話で紹介
ネタバレ感想/有翡
40話・剣譜を継ぐ者
地煞山荘の童天仰は山川剣の剣譜と鞘を狙い柳家荘から逃げだした殷沛を追います。
霓裳夫人から剣譜を託された呉楚楚は殷沛が邪道に走ってしまったいま残せば罪なき者が犠牲となるため燃やします。
すると殷沛が現れ殷聞嵐を供養するなら一緒に来いと殷家荘跡へと連れ去られます。
周翡は木小喬がいるのに気付き山林に入って行くと胡天瑛を殺したと聞かされます。慎独印を差しだしてきたので理由を聞くと吐血しだし胡天瑛を倒した代償だと言われます。
慎独印の保管をとりあえず任せると言われ毒に侵されたのだと察し受け取ります。すると鳳凰丹が出回っているらしいがそれで謝允を助けられるかもしれないと言われます。
服用したのち達人の内力を使って薬性が脈に封じれば命が蘇り体内は浄化されるが気が暴走して即死する場合もあると説明されます。
呉楚楚が殷沛に浚われたと知り四象山へ向かう李晟は彼女が打ち上げた花火を見逃さずすぐに発見します。
しかし逃げようとすると殷沛に見つかってしまい彼女が人質に取られたので攻撃ができません。殷沛は山川剣譜を完全に書き出して渡せと言い二人を閉じ込めます。
呉楚楚は順序を変えて山川剣譜を書くと先ほど打ち上げた花火を目にした地煞山荘の童天仰がやってきます。
呉家を襲ったものだと気付くと殷沛と戦いだしたので山川剣譜はここにあると差し出すと童天仰はドアを閉めて外で修練します。
苦しみながら戻ってきた童天仰に殷沛は鳳凰丹を与え捕らえます。
李晟は確かに二人の仇なのでその場を離れるが呉楚楚がやはり心配で戻ります。
呉楚楚は親の仇だと殷沛から手渡されたナイフを手に取ろうとしたら童天仰が「お前は殷聞嵐の子ではない」と口にしました。
「お前が柳家荘で霓裳夫人から命を狙われたのは自ら救ったお前が成長し武林の災いとなったため自責の念に駆られたからだ」
殷沛は信じられず怒りに任せて童天仰を倒し霓裳夫人のとこに案内しろと呉楚楚に訴えます。李晟は二人が馬で出て行くのを目撃し周翡たちと合流し霓裳夫人の元に向かいます。
呉楚楚は李徴と共に楽堂から赤子を救い殷聞嵐に託したのか霓裳夫人に聞くと外で聞いていた殷沛は真実なのかと頭にきて乗り込みます。
山川剣譜は殷家の血筋じゃないと威力を発揮できないと知り愕然とするが死んでいなかった童天仰がやってきます。
周翡たちは殷沛がやられそうになっていたので助太刀して童天仰を殺すが最後の鳳凰丹を童天仰に飲ませたと知り周翡は言葉を失います。
41話・母の決断
周翡は殷沛に「お前の出自は正統の名門だ」と告げてやり埋葬します。霓裳夫人は血縁関係などどうでもよく殷沛は殷聞嵐の息子で山川剣の継承者だと涙を流します。
殷沛が持っていた鞘を守ってくれと霓裳夫人から託された周翡は受け取り、謝允、呉楚楚、李晟と共に四十八寨に戻ります。
四十八寨の当主・李瑾容は内傷が悪化したことは誰にも言うなと阿丹に告げます。
楚天瑜を討って童天仰を殺し陸天曠と戦うとは大した活躍だと帰還した周翡たちを褒めると海天一色の品である沖霄道長の払子を渡されます。
地煞山荘が知れば総力をあげて攻めてくるため子供たちを巻き込みたくないと思う李瑾容は先手を打つため阿丹に探りを入れさせます。
そして李晟に四十八寨の防備図を託し、これからは弟子たちと共に防備を固めろと命じます。
地煞山荘を訪ねる柱国・兪聞止は周翡たちが四十八寨に戻ったことを伝えます。周以棠が安平軍を離れるはずだから今のうちに暗殺するべきと訴えるが断られてしまいます。
42話・皇子の恋
周以棠は李瑾容の誕辰を祝うために四十八寨に向かうが予想通り刺客が現れたので安平令を聞煜将軍に託します。
兪聞氏は病の床に伏している第三皇子・陳子琛のもとに神医に扮する胡天瑛を送り込みます。解毒して目覚めさせたあと恋煩いの原因を除くべきと訴え今すぐに求婚しにいくべきと進言します。
3皇子が求婚しにきたと知った李晟は用心棒にでもするつもりかと思いながら案内すると胡天瑛は体調が優れないと一隊から離れます。
盗み聞きしていた李妍から周翡を娶る気で3皇子が来ていると知った謝允は驚きます。駆け付けると周翡が結納品を目にして喜んでいたので困惑します。
しかし周翡は洗墨江の岩に花が咲いているから摘んでくれば嫁ぐと無理難題を押し付けます。謝允は本当に父君が賛成したのかと詰めると3皇子の独断だと分かり気性の激しい女を娶れるのは自分だけなんだと告げます。
43話・悪い夢
兪聞氏が地煞山荘へ行ったと密偵から情報を得た李瑾容は周翡が海天一色を持ち帰ったことを知っているんだと確信します。
沈天庶だと思い周以棠を刺してしまう悪い夢を見た李瑾容は、地煞山荘が周以棠を使って海天一色の品を奪おうとしているのではと心配すると刺客に襲われたあと消息不明だと阿丹から知らされます。
李瑾容は自身の病状を周囲に伏せ1人で地煞山荘へ向かい沈天庶を討とうと考えていると謝允が現れ海天一色の5品は永遠に憂いを絶つため葬るべきと言われます。
祖父が起こしたことで江湖に血が流れ、これ以上周翡を巻き込みたくないのだと言われるが先人たちの苦労を葬る資格はないと告げます。
求婚が叶わなかった3皇子は下山し、呉楚楚と侍女の話を耳にした周翡は李瑾容は重い怪我を負っているんだと知るが何で自分に隠すのかと困惑します。
李瑾容を訪ねると印章を託されて妙だと思い訪ねてきた李晟と鉢合わせます。李瑾容が謝允から捜魂鍼を借りたと知り地煞山荘と戦うつもりなんだと気付いて止めに行きます。
李瑾容は面紗をする医師がやってきたので隙を付いて奪うと李徴に毒を放った胡天佑だったので剣を抜きます。
しかし毒にやられ海天一色を奪われてしまい目撃した呉楚楚は花火を討ちあげます。