作品概要/有翡
チャオ・リーインとワン・イーボーが共演し2020年度時代劇ドラマランキング一位を獲得した中国ロマンス時代劇
南北朝時代、四十八寨の当主の娘・周翡は固い守りを破って侵入した軽功の名手・謝允と出会う。下山する父親と離別を悲しみながらも修練を積んだ周翡はついに下山の機会を得ると宿敵である地煞山荘が勢力を伸ばし民を苦しめていた。正義感が強く最強の破雪刀の継承者である周翡は弁が立ち機転が利く謝允や弱者を守り、悪を打倒するため旅をしならが試練に立ち向かう。困難を乗り越えて成長し愛を育んでいく彼らに待ち受ける感動のラストは必見!!
全51話で紹介
ネタバレ感想/有翡
8話・犠牲となる者
周翡と呉楚楚は県令の妻妾が住む県衙内院に身を隠します。
地煞山荘の連中がうろつくなか、謝允(蕭川)は仲間の無事を確認するため白先生を連れて捜しに出ます。
地煞山荘の沈天庶と仇天晋が褒美を餌に情報を求めていたが二人がまったく会話をしないので不仲だという噂は本当なんだろ思います。
呉楚楚をその場に残し偵察に出ようとする周翡だが中庭で歌っていた女に行く手を阻まれます。
手刀で眠らせようとしたが受け止められたため仕方なく刀を抜くがそれでも歯が立ちませんでした。破雪刀を使えるとは誰に教わったのだと聞かれ家伝だと伝えると李徴との関係を聞かれたので祖父だと教えます。
「私はあなたのおばさんになる」と言われ嘘だと怒るが周翡は吐血して倒れてしまいます。
目を覚ますと呉楚楚から女の名前は段九娘だと教えられ、達人である枯栄手の継承者だと母・李瑾容から聞かされたことを思い出します。
謝允は痛ましい姿となった張晨飛が連行され拘束されたので我慢できず動こうとすると白先生に腕を掴まれます。
白先生が張晨飛の息の根を止めてしまったので、その場から離れる謝允は怒りを抑え霍家堡は江湖の一派で周辺の小門派を集めても多少勢いが増す程度なのに何で急に兵を置き私腹を肥やせるようになったのか聞きます。
霍連涛の背後に誰がいるかは吐かなかったが共通の敵である兪聞止に対抗するためだと分かります。
そして仇天晋が探しているのは呉将軍の子供だが沈天庶は人相書きと比べながら男を探しているようだと知り第3皇子・陳子琛だと見抜きます。
(第3皇子は貧しい民たちに食糧を配って守っていたのね。流民がやたら多いのはそうゆうこと、謝允はかなり頭が良い。そして段九娘は正気を失っているがかなりの達人のようだ。周翡は必ず誰かしらと出くわすね、こうして会得して強くなっていくのでしょう)
9話・枯栄手の伝授
段九娘が正気を失い県衙内院で暮らすようになったのは李徴が想いを受け止めてくれなかった事が原因だと知り周翡は同情します。
すると破雪刀を破ると木の枝で勝負を挑まれたので周翡は応じるが李徴の足元にも及ばないとあっさりと負けてしまいます。
華容を離れ四十八寨へ行こうと誘うと段九娘は何回も四十八寨を訪ね李徴と手合わせしたことを思い出します。地煞山荘によって毒針を刺されたときは李徴の内力によって救われました。
断る段九娘だが周翡の経脈が弱すぎるので枯栄手の気を注入すると衝撃の強さに周翡は倒れます。
謝允は沈天庶が一隊を率いて華容を出たと報告を受けると隊を離れた者を始末し町を出たように偽装するよう甲辰に命じます。
白先生は変化の術を使って沈天庶に成りすまし本物が町を出てから仇天晋の手下を始末し関係性をさらに悪化させます。
謝允は脱出できる機会を見逃すなと第3皇子・陳子琛に告げ「これからは江湖に関与せず朝廷に戻り父君の下で学べ」と忠告します。
李晟は地煞山荘の童天仰とすれ違うと父親を殺した奴だと察知するが衝動的な攻撃は危険だと王夫人に腕を掴まれます。
様子を伺い尾行すると持病に苦しみだしたので敵を討つ好機だと思うが芝居を打たれており危険な状況に陥ります。また勝手な行動を取ったと気付き捜しに行く王夫人は危ないところ救出し童天仰と戦うと華容からやってきた沈天庶と出くわしてしまいます。
王夫人は自分の命もここまでかと観念し李晟を逃がすことに専念します。
(李晟、君の勝手な行動で王夫人が亡くなってしまったではないか。どこまでわがままなんだか。そして段九娘は正気を失う前と大して変わっていないようだが、笑)
10話・祖父の手ほどき
王夫人が沈天庶に殺されてしまい激しく動揺する李晟は急に現れた斉門道長・沖霄に救出されます。
王夫人を埋葬して弔い四十八寨に戻って罰を受けねばと思おうが強引的に付き合わされ霍家堡へ向かいます。
仇天晋の配下がまだ捜索していると知った謝允は探しものがまだ発見できていないのだと把握し長く身を隠すには達人の助けがいるはずと思います。
段九娘から枯栄手の気を注入され苦しむ周翡は沖霄から贈られた「道徳経」を読むと陣法と技が表されていることに気付きます。
霍家堡の大堡主・霍長風が胡天瑛の毒に侵されるなか霍連涛は慎独印を渡してくれと迫ります。
盟主になったら天下の解毒薬を求めると訴えると愚か者が武林の盟主になれるわけないと言われ頭にきて目の前にあった鉢植えを蹴り倒すがそこから慎独印が出てきたので笑います。
霍家堡に到着すると沖霄と李晟は霍長風が倒れていたので介抱するが慎独印を取り返してくれと言い残すと亡くなってしまいます。
霍家堡にやってきた沈天庶はもぬけの殻となっていたので困惑すると華容に残してきた配下が全員、仇天晋に殺されたと報告を受け戻ります。
謝允は白先生に呉楚楚に変化の術で扮してもらい地煞山荘から逃げて路地裏に誘導しながら始末させます。
地煞山荘に扮する謝允は仇天晋と行動を共にしていると目撃情報が次々と入るが県令の息子・宝山が自分の屋敷にいると密告しに来たので先に本物の呉楚楚を見つけ出し周翡のもとに案内させます。
(県令の息子アホっぽいわぁ、あれが達人である段九娘の姉が残した子供だとはwただ段九娘が正気を失っているので泥棒だと捕らえたのは面白いwなにわともあれやっと再会できましたね)
11話・託された思い
謝允は周翡を連れて逃げ出そうとしたが彼女は段九娘に気を入れられたことで枯栄手が体内で暴れて身動きが取れません。
県令の息子・宝山が仇天晋に密告したことで地煞山荘が向かっていると報告を受けた段九娘は李徴の孫なら助けると告げ連れ出し謝允と呉楚楚は後に続きます。
段九娘によって逃がされた周翡だが彼女一人では無理だとして路地裏に入り気をコントールします。謝允は白先生がやってきたので呉楚楚を連れて西門から出るよう命じると周翡は呉楚楚が身に着けている長命鎖を預かります。
仇天晋を簡単にあしらう段九娘だが地煞山荘が毒水を噴射してきます。動けるようになった周翡は師兄たちの仇をとるため駆け付け謝允と共に攻撃します。
破雪刀と枯栄手を融合した圧倒的な強さを目にした段九娘はやっと一ついなったと喜びます。周翡は逃げる仇天晋を追い詰め涙をこぼしながら仇を取ると西門に吊られる呉楚楚と白先生を目にします。
表れた沈天庶と段九娘が戦うなか、周翡と謝允は二人の救出に向かいます。
段九娘は20年前に亡くなった李徴の死因が自分にあることを思い出し周翡たちに後で追いかけるからと先に行けと逃がします。
呉楚楚を連れて聞煜がいる陣営に到着した白先生は若君は華容を北へ逃げたから衡山にいるはずと告げます。
(明らかに段九娘の方が強いがおそらく沈天庶に殺されたのでしょう。周翡はいろんなところの継承者になっていきますね。そして沖霄は何で李晟を離さないのかしらねw)