作品情報キャストの紹介
チェ・ジノクとAFTERSCHOOLのナナが共演した社会派サスペンス
司法試験に合格したテギョンは弟が命を落とした事件で復讐のために加害者を殺して人生を終えようとしたがボムジュン建設のソン・ウヨン会長が「復讐してやるから弁護士になってくれ」と提案してきました。7年後、上流階級専門の弁護士となったテギョンはソン会長から依頼されるさまざまな裁判を勝利に導き多額の報酬を得ていたが暴行事件の裁判で元恋人ヨナ検事と再会する。「この事件は弟の事件と会長に関わりがある」と告げられたテギョンは動揺し隠れて調査しだすが・・・
ネタバレあらすじ/9話から11話
第9話/食堂の正体
ヒョヌから電話を受けたテギョンはホテルに駆け付けるとソン会長もいたので「3人で会うのは久しぶりだな」と告げます。
テギョンは「ヨンミはどこだ、なんで電話した」と胸倉を掴むと「気が変わった」と言われたのでヨナに電話しようとするが検察が緊急逮捕しに現われます。
すぐにソン会長が手を回したのだと気付き「ジュドクと名乗る検事だ、時間稼ぎしてくれ」とヨナに電話して車を飛ばします。ヨナは医療ミスの裁判で裏取引をしたことなど多くの不正を持ち出して足止めしテギョンは弁護士だと偽って取調室に入ります。
「なんで拉致した。すべてはUSBを見たからだろ、俺も内容見たからとぼけても無駄だ」と偽ってみると「ナムウォン食堂か?なんで生きてるんだ?」と言われます。
その頃、ソン会長はヨナの上司である次長検事と会い「車は小さいしあてがわれた女にも飽きて」と言われ「近々総長などの人事があるが候補者に次長の名前を書こうか迷っている」と圧力をかけます。
USBとナムウォン食堂が何やら関係しているとテギョンとヨナは話し合うがヒョヌが釈放されたと知らされます。2人はナムウォン食堂に行き強引にこじ開けて侵入しているとヨナの携帯に消えたヨンミの日記の写真と「ヨンミを捜せ、出方を見て手掛かりを教える」とメールが入ります。
またソン会長のもとには「男たちの相手をさせられていたスジョンは殺された。ヨンミを解放しなければ日記を公開する」とメールが届きます。
テギョンは食堂にヨンミと一緒に行ったヘジンを呼ぶが予想通り何も知らないと言うので「気が変わったら連絡ください、謝礼は弾みます」と名刺を渡します。
ソン会長の息子テジンは資料の中から7年前の事件を発見し知り合いの配達員がテギョンの弟だと知り驚きます。足がおかしくなったときに何かと助けてくれた友達であり事故死したと知らされていたが殺しだと知ります。
「善良な少年を誰が殺したんだろう」と悲しむ息子を見てソン会長は思い悩みます。
ヨンミが監禁されていると思うとジッとしていられないテギョンは食堂に足を運ぶと同じ想いのヨナと出くわすが自分たちの姿を見て逃げ出す者がいたので捕まえるとチェン・エンタのマネージャーでした。
日記から食堂で監禁されているのかと思って探しに来たことが分かりメールを送ってきたのもマネージャーでした。日記を読ませてもらうとしたがヘジンに盗まれていたので鞄から消えていました。
ヘジンは自分を食堂に呼び出したソン会長を訪ねヨンミの日記を渡し「沈黙の代価を下さい」とテギョンの名刺を見せました。
テギョンは日記の内容を頼りに調べるとナムウォン食堂とは入り口が店なだけであって裏から出て性接待を女優はさせられていたのだと知ります。そして女優達は権力者達に弄ばれUSBに記録を収められ脅されていたのだろうと予想出来ます。
テギョンは「上り詰めるのに邪魔だから弟を殺したのか」とソン会長に聞きます。
あんなくだらない事を隠すために真面目にコツコツと働いていた弟を殺したのかとテギョンは何度も殴り「ヨンミを必ず救って悪事を暴くから覚悟しとけ」と言い放ちます。
その頃、監禁されているヨンミは目を覚ますと目の前にチョンジン副社長タクが笑みを浮かべていました。
「反抗している君が次第に諦め無気力になる、面白そうだ」
第10話/USB
テギョンは「連中を全員始末する」と弟の墓に誓うとソン会長とテジンがやってきます。
「よく来れたもんだな、早くヨンミを解放しろ」と言い放つと、父親が燃やしていた日記の燃えかすに書かれていた名前だとテジンは気付きます。
テギョンはヨナの捜査チームと手を組みターゲットを1人に絞ります。捜査妨害してくると予想されるのでまずは検事総長の不正の証拠を掴むと「総長は何も知らない、お前が傷付くことになるから止めろ」とソン会長に言われます。
テギョンは息子に本性をバラされたくなければ早くヨンミを解放しろと告げると、ソン会長は沈静化をはかるために解放しましょうとタクに伝えます。
「今まで女を送ってきたのは会長ですよ。すべての真相がバレたら息子は終わりですね」
挑発されたソン会長は別の女を用意しようとするがヨンミがUSBを見たそうだとヒョヌから連絡を受けタクに伝えます。
タクはヨンミが大事にしている祖母の声を聞かせUSBは何処だと迫っていた頃、テギョンとヨナはマネージャーから日記の一部を収めていたスマホを見せられます。
7年前、スジョンが亡くなった翌日にスジョンの親友で失踪したジュヒョンに会いオルゴールを預かっていた事を知ります。USBの隠し場所だと気付くテギョンはヨンミの家に行くとチェ課長が飛び出してきたので捕まえてUSBを確保します。
USBは撮影していたものではなくスジョンが証拠のために隠し撮りしていたものでした。
ソン会長はUSBを奪われたから早く解放せねばと伝えるがタクは「気に入ったので嫌です」とニヤつきます。
元検事総長であるドンソクは多くの被害者が出るから娘ヨナをとめてくれと部長検事ナムシクにお願いします。
「7年前と同じ理由ですか」と聞かれ「7年前は疑いからであったが今は確信に変わっている」と言います。
ヨナはヘジンが告発したいと連絡してきたため話を聞くが「法務部長官候補のドンソクに性接待しました」と言われ動揺します。
第11話/1度の過ち
父親ドンソクが接待を受けていたと言われ動揺するソナは録音して詳しく聞くと時期は7年前で場所は食堂でした。
ヘジンは涙を流しながら最低だったと訴える演技を見せ、ヨナは耐えられなくなり取調室を出て行きます。突然言い出すのは明らかに妙なので真に受けるなと伝えたテギョンはどうせソン会長の家だろうと推測し向かうとヘジンが出てきました。
証拠の写真を治めたあと「女優の仕事でももらう約束でもしたのか」と声をかけます。
「7年前の映像は入手したからすべて証拠はある、お前は虚偽告訴罪で罰せられる。チャンスなのか罠なのか見極められる頭脳もないのか」
ヘジンは明らかに動揺し言葉を失います。
その頃、ヨナはナムウォン食堂を知っているか聞くと書類整理していた父親の手が止まります。録音したテープを聞かされた父親は「お前が聞いた事がすべてではないが1度だけ過ちを犯した」と認め、父親を尊敬して検事になったヨナは怒ります。
ソン会長は権力者の弱みを握るために接待をして映像におさめ、いざというときに脅し地位を守っているのです。
7年前、命じられて捜査を打ち切っていた部長検事ナムシクはドンソクが1度だけ深酔いしてしまいまったく覚えていないと言っていたので仕向けられただけではないかと思っています。ドンソクは法務部長官になったらナムシクと一緒に真相を突き止めようとしていたので娘には関わって欲しくなかったのです。
タクは「父親を嵌めるとは良いアイディアだ」と笑うがソン会長は「父親には弱点があるから良いが娘には弱点がない」と心配します。
ヨナは魅力的な女なんでずっとそばで監視していたいとタクはニヤつきます。
7年前の事件を打ち切ったのはナムシクだと知ったテギョンは会いに行きます。弟の事件の担当検事であり会うのはその時以来でした。
弟は事故死では7年前の事件と関わってしまったから殺された事を伝えると捜査を打ち切った理由を聞かされ「父親は7年前の事件を追っていたが接待を受けた翌日に捜査を打ち切った。真相は闇の中だから父親を信用してはどうだ」とヨナに伝えます。
ヨナは「脅して性接待を隠したいのでしょうが、父親の罪を暴いて罰することになったとしても真相を必ず暴く」とソン会長に言い放ちます。
ヨンミは監視しているヒョヌを誘惑して「ここから出て一緒に暮らそう」と告げると知恵を与えられます。
お腹が痛いフリをするとタクは「生きてもらわないと困るから内密に病院に運べ」と言います。ヒョヌに連れられ車に乗せられたヨンミはここから走って逃げろと言われ目隠しをされた状態で走り出すがヒョヌとタクがニヤついて立っていました。
テギョンはソン会長の名前を使って検事総長など権力者を呼び出しUSBの映像を見せると捜査チームを率いるヨナがやってきて逮捕しました。
ソン会長とタクはドンソクを呼び出し、性接待が明るみになると「娘は父親の罪を黙認」と記事が出回り検事ではいられなくなると脅します。
ドンソクに呼ばれたテギョンはタクの招待を聞かされヨナを守ってくれと言われます。ヨナと連絡が付かないのですぐに携帯を追跡するようドンヒョク刑事に伝えると・・・投身自殺した報せを受け急行します。