作品情報キャストの紹介
イム・スヒャンとイ・ジャンウが共演した韓国ミステリーラブロマンス。
大財閥MCグループ会長のひとり娘ソッキは15年前に母親を家政婦に殺されてからアメリカで生活していました。
名誉会長の祖父が危篤に陥ったという謎の人物からのメールを受けて韓国に帰国すると弁護士ユンドと出会いメールを送ってきた人物を捜すよう依頼し母親を殺した真犯人は別にいると考え事件について調べます。
グループのあらゆるトラブルをもみ消す危機管理チーム長はソッキへの監視を強め、ソッキの存在を疎ましく思う会長や義理の兄弟たちとの対立は深まっていく。
財閥家の裏に隠された悲劇とは、ソッキの母を殺した真犯人とは・・・
ネタバレあらすじ
第10話/和解申請
ナリの過去の生活をユンドが暴いたと勘違いしたソッキは真犯人を捕まえるための計画が台無しだとユンドに言い放ち口論になります。
ジェグクが長男モンスとの関係を告げずにナリは海外で暮らす事になったとチョルヒ会長に報告していたので誤解だったと分かり謝罪を込めて贈り物をするとユンドは受け入れてくれました。
会長夫人ヨンソはナリと息子のソジンをアメリカに送る準備をしていると知りラオスで生活させるよう言います。飛ばされることになったナリは恨みがまし必ず復讐する事を誓うがずっと母親と離れて生活していたソジンは内心喜んでいました。
次男ワンジュンが副会長に就任するとスジンはでっち上げの浮気の証拠を突き付けられ離婚するようTOPから迫られます。その時は財産をしっかりもらうと言い放つがそんな権利はないとジェグクに言われずっと不幸で苦しんでいたスジンは決別しようと思います。
仮面夫婦だったと知ったソッキはスジンに接近し産婦人科での診断書を持って行けとアドバイス。
彼女は浮気していないどころかまだ経験すらない証明書を持って財産を寄越せと言い放ちます。ジェグクは知っていた事ではあったが確認するためワンジュンを訪ね同性愛者なのかと聞きます。
ワンジュンはどうせ調べられていると思い自分に愛人がいるのは知っているでしょうと誤魔化すが「そのものはトランジェスターだ」とジェグクは言います。
第11話/1人の人間の歴史
ジェグクはワンジュンのある重大な秘密を握るがスジンから写真を提供されたソッキも調べて秘密を掴んでいた。暴露すれば犯人だと疑うヨンソに大打撃を与えられると喜ぶころ長男ワンスまでも秘密に気付いたのでさすがのTOPも慌ただしくなる。
一方、キム記者は15年間大事に保管していたアン・ジェリム殺人事件の重要な証拠をユンドらに提供する。監視カメラの映像を手にしたソッキは確認すると事件現場に長男ワンス以外の一族が足を運んでいたことを知ります。
ソッキは母親の遺品の中から女装するワンジュンの写真を発見すると犯人は秘密を隠したいワンジュンの可能性があると気付きます。また、もともと秘密を知っていたヨンソが暴露されたら後継者になれないと思い手をかけた動機も浮上することになります。
ワンジュンはバレるのも時間の問題だと観念し自ら同性愛者であると口にしました。
第12話/思わぬ訪問者
ワンピョ名誉会長の側近ユンジャがユンドの家を訪ねます。
ワンピョが亡くなってからTOPに追い出され監視されているユンジャだったがソッキに協力するためにアン・ジェリム殺人事件の捜査記録を提供するためやってきたのです。会長の側近ユンが事件を担当していた判事が見付からなかったのはアメリカにいたからだと突き止めておりコンタクトを取ったからまもなく帰国するとユンドは知ります。
ユンドは会いに行くと金を受け取って詳しく捜査しなかった事を知るが証拠がありません。
ソッキは汚職を働いた地検長に会いに行くがジェグクとの関係性は強いようで寝返りはしてくれませんでした。それによりソッキの行動やユンドの行動がTOPに筒抜けになり、TOPの情報保安チーム長ファンボはイム・スンの実の息子はユンドなんだと突き止めます。
ワンジュンの秘密を知った会長は後継者には相応しくない理由で長男ワンスを後継者にしようとするがジェグクは猛反発します。
第13話/甘い誘惑
ジェグクに横領の罪を着せられたユンドは逮捕され、ユンドの補佐していたオ刑事も飛ばされてしまいます。
ジェグクは「15年前の事件の再審請求を止めろ」とソッキ、そしてユンドの父ジャンスに警告します。
ソッキはジェグクの敵を作るために父親の意に反してジェグクがワンジュンを後継者にしようと動いていると会長に伝え、協力するから後継者になれるよう努力しろとワンスを唆します。
そしてユンドの面会に行くと事件の担当者がテヒョン検事だと知らされるがユンドは彼を見方に付けるよう進めます。
オ刑事とキム記者は当時の担当刑事を見付けて説得し消えていた調査報告書をゲットします。それを手にしたソッキが証拠を突き付けに行くと地検長は息子テヒョンに釈放するよう言いました。
第14話/突然の逮捕
いきなり逮捕されたジェグク。会長は15年前の事件を葬るためにも逮捕は好機だとしユンチーム長を呼びTOPを刷新するよう告げます。
ユンは逮捕の裏に地検長と会長がいるのではと疑うがジェグクは地検長を動かしたのはソッキだと見抜きます。
ジェグクに忠実なユンチーム長は再審を阻止するために動き「ユンドは実の息子、ソッキに騙されたんだ」と検事長に伝えジェグクを釈放させます。
必ず母親の無実を証明すると誓うユンドは記者会見を開き15年前に家政婦の母親が検事長とMCグループによって罪を着せられ服役していることを話します。
会見を見ていた会長はなんとかしろとジェグクに命じ、そんな会長に真犯人は別にいるのではないかとソッキは訪ねるが否定されます。
TOPは話をそらすために検事長のスキャンダルをマスコミに流し検事長だけでなく息子も賄賂を受け取っていた事を暴露します。検事長は息子を守るために自ら命を絶ち、それによりユンドの再審請求も棄却されてしまいました。
第15話/大逆転
会長が倒れて意識不明になりジェグクはMCグループのためにもワンジュンの会長就任を急ぎます。
急に会長が倒れた事に不審を感じるソッキはユンドと父親である地検長の命を追いやりジェグクに恨みを持つテヒョンと手を組みます。
ソッキの父親がDNA鑑定の結果ワンピョだと知ったジェグクは娘を嫌い後継者にしたくなかったのは妹だからかと尋ねたところ会長は倒れてしまったのです。ジェグクは再審の件で精神の疲労がたまったせいだとソッキを責めたあと、TOPにソッキの出生を話し遺産を渡さないよう命じます。
その頃、ソッキは父親だと思っていたチョルヒが兄であること、そして父親はワンピョだったこと、15年前に亡くなったのは育ての母親だとユンジャに知らされ衝撃を受けます。
家族の前でソッキは自分はワンピョの娘であること告げ証拠はジェグクが処分したと伝えます。ワンスは我々が手を結ぶ方法もあるのではないかとジェグクに話しを持って行くが「後継者はあり得ない、殺人を隠蔽する事は協力出来てもそれはできない」と言われます。
その頃、テヒョンから受け取った検視報告書をもとに調査していたユンドは死亡推定時刻から母親のアリバイが成立することに気付く
結末・第16話/運命の日
15年前、大好きだった母親ヨンソから「失敗作」と言われショックを受けていた長男ワンスは母親が愛人でいることに不満を抱えていた事を知っていたので気に入られるためにアン・ジェリムを訪ねました。
そして母親をMCグループの一員にするためにも離婚して欲しいとお願いされると激怒されます。アン・ジェリムは絵を描くのが趣味であり「失敗作ね」と口にすると母親からの酷い言葉を思い出したワンスはカッとなり殺害したのです。
チョルヒ会長は身内の犯行だと気付きジェグクを呼んで権力者たちを買収し家政婦だったイム・スンを犯人に仕立て上げたのでした。
ヨンソは離婚を願っていたが手を下す勇気も考えもなくワンジュンは秘密を守ってくれていた事に感謝していました。
株主総会でジェグクはワンジュンの会長就任を決定付けようとしたところ、そこに前にソッキと手を組んだミルク魔女と呼ばれるキムが現われワンピョの娘だという証拠を持って現われました。
これにより大株主となったソッキ。
アン・ジェリムの作品を自分のもとして売っていたヨンソは逮捕され、ワンジュンも横領の罪で逮捕されます。
違法行為をしてきたジェグクは厳重に保管していた証拠を自ら提供するからMCグループTOPではなく1人の人間として逮捕して欲しいとテヒョン検事と話を付け刑務所行きとなります。
またワンスはキム記者の取材ですべて自供したあと自ら命を絶ちました。
ソッキは意識不明の会長に別れを告げアメリカに飛び立つが数年後、オ刑事に呼ばれ駆け付けたユンドは何やらやらかしたソッキと再会するのでした。
(感想)
面白かったですがジェグクは徹底的に不幸になるべきだ。なんかかっこつけて綺麗に治めそんな彼女を待ち構えるTOPも意味が分からない。そこさえ潰してくれれば満足だった作品。
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