作品情報/運命の桃花 宸汐縁
「レッドクリフ」で孫権を演じたチャン・チェンと中国若手4大女優の1人ニー・ニーの共演、一途な愛を貫く大ヒットラブ史劇。
第4回金骨朶網絡影視盛典で「今年の優秀作品賞」を受賞し2020年愛奇芸尖叫之夜では最優秀ドラマ男優賞、最優秀ドラマ女優賞を受賞した作品。
夸父山桃林で父親の医仙・楽伯から桃林の外に出ないようにと言われて育った無邪気な丹鳥族の少女・霊汐は天界を魔君から救った戦神・九宸の武勇伝を読んでは胸をときめかせていました。桃林を抜け出して天宮へ行った彼女は天兵に追われ不思議な場所に迷い込むと偶然にも5万年前に天界を救い長い眠りについていた九宸を目覚めさせることに・・・。九宸に仕える侍女として天宮に住むことになった霊汐だったが彼女には封印された魔君を呼び覚ます魔の力が宿っていたのだった。
ネタバレあらすじ
第40話/凶禍の兆し
人間界に妖獣が出現し街は大混乱となります。
九宸は仙術を使って妖獣をはじき飛ばすと目撃していた者が今のは神仙ではないかと騒ぎはじめます。山林まで追い詰め撃退する九宸だったが体への負担が大きく胸を押さえて倒れてしまいます。
清風観38代目で仙人になるべく修行中の朱自在とその弟子・包鎖柱が弟子にしてもらうため追いかけてきており助けられた九宸は林黙が働く薬舗に運ばれます。
一方、景休は玄鳥がいるのに気付き出て行くと宝青公主が深手を負い危篤だと赤鷩から知らされ鉢植えの世話と置き手紙を残し去ります。
3日振りに目を覚ました九宸は心配してくれたかと林黙に迫るが助けてくれた朱自在と包鎖柱がやってきて弟子にしてほしいと懇願され仕方なく受け入れます。
初めて弟子をとった九宸は天尊に伝えると天尊山で雷が鳴り響きます。天宮に戻り十数年前に白帝によって西方の窮桑樹に封印された檮杌が人間を襲った事を天君に知らせます。
檮杌は小物だが凶事の前兆かもしれないと告げると魔君の覚醒と関係があるなら危険なため天君は調査をするよう皆に伝えました。
日取りも決まってしまい雲風と結婚する事になってしまう玉梨は青瑶を捕まえ好きなくせに何で縁談を邪魔しないのだと言います。
協力して欲しいとお願いするが青瑶は頑なに認めず自分で天君にお願いしたらどうかと告げます。雲風はどうしたらいいのかと司命や将軍たちに相談するが十三はあれだけ拒否していた弟子を九宸が取ったことでふて腐れていました。
真面目に考えないと十三を娶らせるぞと言われた司命は慌てて策を考えるが思い付きません。その時、開陽と含章の両将軍に「人間界に下り檮杌の行いが魔君と関わるか調べろ」と命が下ります。
それを聞いていた雲風は手柄を立てて縁談を取り消してもらおうと思うが結婚が近いのだから天宮から出るなと言われてしまいます。
魔君が六界を平らげるために仲昊は縛霊淵を開け放つ準備に入り赤い月を待ちます。
九宸は霊汐の隣にいた男が景休だと雲風に伝え、国主・翎月の言動が伴わず景休が人間界に居座るのは山霊界に異変が起きたはずだと考えを述べます。
身内の争いなら問題ないが魔君が関わっているとやっかいなので下界の小仙を山霊界へ送り内密に探らせるよう雲風に命じます。体を残し元神だけ天宮にやってきていた事で林黙が呼ぶ声を聞いた九宸はすぐに元神を体に戻します。
林黙が自分の衣作るためにもの差しを捜していたので九宸は自分の体を触らせて測らせ大胆にせめます。
第41話/突然の災難
雲風は檮杌が幽都山に入ったと知り天君から恩賞を頂戴するため自分が捕獲すると名乗り出ると受け入れられます。青瑶は魔君がいる場所に討伐しに行くと知り心配になって薬を持って後を追います。
戦う雲風は肩を斬られ負傷すると青瑶が現われ薬で檮杌を眠らせました。
安堵するのもつかの間、遠くから見ていた元瞳が仙力で檮杌を呼び起こしたので青瑶に向かってくる檮杌を退治するものの彼女を守って負傷してしまいます。
雲風は愛する青瑶の手を握れることをいいことにもう自分は助からないと重傷のフリをするがすぐにバレてしまい激怒されます。
天君に呼ばれた青瑶は雲風と玉梨の縁談をどう思うか聞かれ・・・・
雲風は青瑶が天君に謁見してから縁談の命が取り下げられたのでやっぱり自分の事が好きなんだと調子に乗り嫉妬していたんだなと伝えると殴られ階段から落ちます。
景休は宝青を己の命珠で治療するが一時しか持たないので危険ではあるが仲昊が占拠した天息宮にある続霊丹を取りに向かいます。
檮杌と戦って気を損ない火精で命を保つ九宸は霊汐が劫を終えるまで戦ってはいけないと思います。
林黙は薬舗で働きながら桃林小築で九宸の世話をしながら過ごしていたがゴロツキの徐海に目をつけられ拉致されてしまいます。
林黙が街から消えたと朱自在から報告を受けた九宸は怒りのあまり仙力を使ってゴロツキを凍らせてしまいます。人間を攻撃したり運命を変えたりすると己の身に跳ね返ると司命から警告されていたので嫌な予感を抱きます。
林黙が「あなたは人間なの」と不安がっていたので九宸は自分が何者でも絶対に傷付けたりしないと伝えます。そして中秋節なので贈り物はないが林黙が一生幸せになるよう祈ると伝えキスしました。
第42話/愛の形見
霊汐(林黙)が劫を終えるまでどんなに辛い日々を送ろうとも最終的には笑顔で戻ってくる事を信じそばで見守ろうと九宸は決意します。
九宸は林黙のために顔中粉だらけになりながら一生懸命に麺を作ります。
優しさに惹かれていく林黙は仕事まで送ってくれた九宸の背中をいつまでも見とれていると関おばさんにからかわれます。
九宸は「南平州にある紫燕山へ行き青松上人の教えを受けよ、苦行の末成果を収めたら会いに来い」と弟子の朱自在に命じます。
桑南星君が人間界で修練して5万年経つのにまだ戻らないのかと天君は気に掛けます。
司命は情劫を乗り越えていないためだと説明するが何とかせよと命じられ十三と共に桃林にいる青瑶を訪ねます。
人間で渭県の方駿が重い病に冒され絶望的だから救ってあげて欲しいお願いします。天寿を全うするはずだったが青瑶と人間界で会った事で運命が変わってしまったのです。
体の病は薬で治るが恋の病を治す手助けをしてほしいと言われ青瑶は思いでの品である櫛を渡しました。